11/16〜11/22のサンフレッチェ日記


<97.11.22> 神戸戦で左膝を痛めていた森保選手が、昨日の練習からチームに合流したそうです。左足首をねんざしてもう3ケ月になる久保選手とともに、天皇杯の初戦(3回戦)へは出場できそうです。一方、15日の練習試合で右ふくらはぎを肉離れしたクルークと、ここ半年ほどリハビリを続けているポポビッチは、4回戦からの出場になりそう、とのことです。15日の練習試合って、マツダSCとのゲームのことでしょうか?クルークが出た、とは聞いていませんでしたけど。


<97.11.21> 本日夜24:55からのRCC「KEN-JIN」に、盧選手が出演するそうです。世界レベルのサッカーを語ってもらい、更に私生活までも公開する、とのこと。と言うことは、もう日本に帰ってきてチームに合流している、と言うことでしょうか?因みに高木選手は、昨日の練習からチームに合流しているそうです。


<97.11.21> サンフレッチェのプレスリリースからの情報ですが、明日、明後日の2日間、北九州市立本城陸上競技場で行われる「第2回北九州市長杯争奪北九州招待サッカー大会」にサンフレッチェのサテライトチームが参加します。参加チームは他にアビスパ福岡、サガン鳥栖の各サテライトにニューウェーブ北九州(北九州市選抜チーム)の4チーム。22日12:00より一回戦の鳥栖×福岡、14:00より北九州×広島の対戦が行われ、23日12:00より三位決定戦、14:00より決勝となります。サンフの遠征メンバーは今日決定され、明日北九州へ移動する、とのこと。たぶん、このところマツダSC、ジェラソン・フッツーロFCと対戦したメンバーが中心になるのではないでしょうか?


<97.11.20> 今日はサンフ関係の情報が何も無いので、フランスへ代表を応援に行きたい方へのアドバイス。自力で渡仏して自力でチケットを取るのは、いろいろと難しい面が多いので、多くの方は旅行代理店のツアーに申し込むことになると思われますが、こちらも競争率は高そうです。日程が決まるのは12月4日の組み合わせ抽選会なので、ツアーの詳細もその後に決定、と言うことになります。ある旅行代理店関係者によりますと、広告はその後打つことになるそうで、特にサッカー関係の雑誌に要注意、とのこと。ただ、広島などの地方では発売日が遅れるので不利は否めません。その場合は、前もって代理店に問い合わせをかけておくと、広告が出る前にダイレクトメールを送ってくれるところもあるそうです。それから、大手代理店では「どの支店がツアーを扱うか」の情報を得ることが大事で、そこに直接申し込みをしておけば、キャンセル待ちの場合でも優先的に回してもらえる、と言うことでした。


<97.11.19> 昨日まで、JリーグやJFLの6選手が広島入団を目指してテストを受けていたそうです。この6人が誰なのか、ですが中国新聞によれば元韓国代表の皇甫官(大分)と広島工出身の皆本(C大阪)がいるらしい。その他元日本代表の神田(C大阪)や元サンフの森山(横浜F)も居る、と言うウワサです。採用されるかどうか、は1、2週間後に連絡されるとのこと。これら名前の挙がっている選手は、皆実績も十分にある選手達ですから、採用されれば活躍してくれるものと思われますが、しかしそうなると当然押し出される選手も出てくるわけです。経営の苦しい広島も、選手のリストラを行う、と言う話もありますし、どの選手が新しく契約されるのかとともに、誰が放出されるのか、も心配なところです。


<97.11.19> 昨日行われたジェラソン・フッツーロFCとのトレーニングマッチには、サテライトとユースの合同チームで臨み1対0で勝ったそうです。得点者は秋元選手でした。


<97.11.19> このところ、W杯に臨むにあたって岡田監督で行くべきかどうか、と言う事が話題になっていますが、これについて思うことを書きます。
私はまず、監督を選ぶにあたって「フランス大会での獲得目標は何か」と言うことを明確にすべきだと思います。そしてそれは、「日本人監督かどうか」とか、「ベスト16入り(最近はベスト4!だそうですが)を目指すかどうか」、ではなく、「今の日本サッカーがどこまで世界の壁に通用するか確かめる」と言う事だと思います。この間のW杯予選で分かったことをばっさり一言で言ってしまうとすれば、「いわゆる『ゾーンプレス』がアジアで通用するか」と言う事だったと思うのです。「ゾーンプレス」と言う言葉がもはや流行らない、とすれば、「中盤をコンパクトにして攻め続けるサッカー」と言ってもいい。加茂前監督はそれを追求して昨年一応の完成を見、アジア杯で弱点を指摘されて弱気になり後退したが、しかし岡田監督がもう一度原点に帰って攻撃サッカーを取り戻した、というのがこの間の流れだ、と思います。イラン戦で最初から4バックを採用し、1試合を通じて「攻め続ける」と言う姿勢を保ったことで、結果的に日本代表選手達の力を最大限に引き出すことができ、アジアの壁を突破することに繋がった、と言えると思うのです。となると、次に試すべきなのはこのやり方が世界に通用するかどうか、確かめること、でしょう。今思うに、アトランタでのブラジル戦での勝利は日本サッカーには何も残さなかった。あのように守って守ってワンチャンスに賭ける、と言う戦術は、世界でも限られた国相手にしか使わないでしょう。いまだ「これが我々のサッカーだ」と言うスタイルが確立していない日本が、みんなで目指すべき戦術では無いはず。だったら、次はアジアを突破したやり方が世界相手でも通用するかどうか試してみないと。でないと、これまで積み上げてきたものとの整合がとれません。ドーハでの経験が「ジョホール・バルの歓喜」を生んだように、いちど壁に本気でぶつかってはねかえてみないと、それをどう打ち破っていくか、は分からないと思います。
と言うことで、フランス行きの監督の第一条件は、これまでの代表のサッカーを受け継いでくれる人だと思います。でその前提の上で、今の代表の現状を岡田さん以上に良く理解していて、岡田さん以上に良く指導できる人がいる、というのであればそれが外国人であろうと日本人であろうとOKです。でも、そんな人って居るんでしょうか?特に、これから(既に?)Jリーグはオフシーズンに入るのに。てなことを考えると、私は岡田監督に一票。初出場なんだから、W杯で惨敗しようがどうしようが恥でも何でも無いと思います。むしろ思い切ってぶつかって潔く負けてらっしゃい。間違っても、相手が強豪だからって言って引いて守ったりしないこと。岡田さんなら、そのてんについては大丈夫だと思います。


<97.11.18> 先週土曜日に行われたマツダSCとのトレーニングマッチは、サンフレッチェが2-1で勝ちました。サンフのメンバーは、GK:上田、DF:秋満、村木、荒木(→内田)、岩村、行友、MF:川島(→石川)、若井、廣池、FW:松永、松岡(→秋元)。得点は39分に松永、64分に秋元でした。メンバーは、ほとんどがサテライトですが村木、内田、行友、石川がユースの選手。来年、この中から1人でも2人でもトップで活躍するようになってくれると良いのですが。


<97.11.18> いよいよ最後に1つの枠だけが残ったW杯への出場権を得るために、豪州代表に合流のためアーノルド選手が一昨日、オーストラリアに帰国しました。アーノルド選手は「日本、イランのどちらのチームが出てきても頑張るだけだ。どちらのチームとやっても勝つ自信があるが、できればイランチームに出てきて欲しい」とコメントしています。日本とぎりぎりまで死闘し、アジジ、マハダビキアの2人を累積警告で欠くイランと、ようやく1週間前に集合する、休養十分ながらコンビネーションと試合勘に問題がありそうなオーストラリア。同じアジアの仲間としてイランには頑張って欲しいけど、アーノルドにもフランスに行って欲しい、と悩ましい限りです。NHKはこのプレーオフをBSで放送するかどうか検討中だそうですが、ぜひ見てみたいもの。NHKに電話しようかな〜。


<97.11.17> 日本代表、ついに決めました、W杯出場。昨日のイラン戦は胃が痛くなるような、苦しいゲームでしたが、最後にVゴールでの劇的な幕切れでした。先制しながら追いつかれ、更に勝ち越しを許し、しかし同点に追いつきぎりぎりのところで決める、と言うまるで最終予選の過程を1試合に凝縮したような展開でした。イランは、やはり強かった。ボールに対する寄せの速さや一瞬の隙を突くスピード、巧妙な時間稼ぎなど、中東らしいゲームの進め方で日本を追い詰めた。しかし、昨日の日本代表は慌てず、騒がず、落ち着いて自分達のサッカーを貫きました。同点に追いついた後完全に引いてカウンター狙いになったイランに対し、ラインをしっかりコントロールして中盤でボールを良く繋ぎ、幾度となくゴールに迫りました。延長に入ってから1度危うい場面はありましたが、しかしゲームは完全に支配していましたし、Vゴールは当然の流れだったように見えました。本当に、本当に苦しいW杯予選でしたが、しかしだからこそ、勝ち取った喜びは大きい。今朝のラジオなどでも、「スポーツは野球と相撲しか見ないんだけど、昨日は初めてサッカーを本気で見た。あんなに面白いものだとは思わなかった」と言う投書が紹介されていましたが、これが日本のサッカー文化の大きなステップになることを、信じたいと思います。


<97.11.17> 全日本大学選手権に中国地区代表として出場した広島大学は、1回戦で関西一位の関大と対戦し、1-4(前半0-3)で敗れました。


<97.11.16> いよいよ今日はイラン戦。今朝の中国新聞によると、高木選手も調整具合は順調のようで、「思ったよりもいいグラウンドで安心した。体調も問題ない」と語っていたそうです。ミニゲームでは、中山の左からのパスをカザフ戦と同様に右足外側で決めるなど良い動きをしていた、とのこと。先発FWはカズと中山が有力視されていますが、「やるべきこと、できることは全てやったつもり。チャンスを貰えればそれを最大限に生かしたい」「30代最初の試合。いい30代にするためにも、自分のプレーを出したい」と笑顔を見せていたそうです。イランのDFは高さもスピードも無いので、競ったゲームになれば必ずやチャンスがあると思います。またイランゲームを2回観戦し、他のゲームもビデオで見た、と言う小野コーチも、「どんな状況でも対応できる対策は考えている」と自信を見せました。


<97.11.16> 全国高校サッカー選手権広島県大会決勝が昨日広島スタジアムで行われ、沼田が2対0(前半0-0)で山陽を下し、2年ぶり3度目の優勝を飾りました。沼田は後半、中央に3人を置いて中盤を厚くする作戦を取り、48分にCKからの池本のヘディングシュートで先制した6分後に、中央での鮮やかなパスワークから作田がゴールを決めました。その後は山陽の反撃を凌いで逃げ切りました。山陽はこれまで県内無敗を誇ってきましたが最後に力尽き、昨年に続いての決勝での敗退となりました。


<97.11.16> 地域リーグのアルビレックス新潟にレンタルされている玉田真人選手ですが、ずっと情報が無かったのですがようやく先発出場を果たしたようです。昨日から神奈川県で行われている「第33回全国社会人サッカー選手権」で、1回戦の日立清水との対戦です。詳細については良く分かりませんが、新潟は2-0で勝利を収めた、とのことで、玉田選手も無失点で責任を果たした模様です。


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