8/15〜8/21のSANFRECCE Diary


<04.8.21> ファンクラブからのメールによると、今日のC大阪戦は中山、茂木のツートップに高萩、木村のサイドハーフと言うフレッシュなメンバーで戦う可能性が高く、チアゴはベンチからのスタートとなりそうです。小野監督も言っているとおり「コンビネーションなどは、厳しい試合を経ないとなかなか構築できないところがある」ので初めての組み合わせがどれだけ機能するかは少々不安ですが、チャンスを得た選手達は味方を信じて自分の良さを出してほしいと思います。
 今日の試合会場は広島ビッグアーチで、午後6時半キックオフ。試合前イベントとして12時40分から「ひろしんサッカー大会」、3時より「島根県物産展」が行われます。「選手サイン会」は盛田選手と青山選手。整理券は4時半からビッグアーチ正面広場で100名様に配布します。また小中学生限定の「選手とハイタッチ」への整理券は5時からの配布です。先着プレゼントは広島信用金庫の「特製応援うちわ」と「島根カードガイドブック」を2,000名様に、カルビー提供のスナックを4,000名様に配布します。ファンクラブ・後援会員限定のプレゼントは、高木選手のユニフォーム型携帯アクセサリー(先着2,000名様)と、大木選手のサイン入り昨年型ユニフォーム(抽選で5名様)です。更にハーフタイムプレゼントは、五輪メンバーの森崎浩、駒野両選手のサイン入りレプリカユニフォームなどとなっています。ホーム開幕戦で夏休み唯一のホームゲームと言うことで混雑が予想されますので、なるべくアストラムラインやバスなどの公共の交通機関をご利用ください。
 なおテレビ放送ですが、今日も生放送、同日録画ともに予定はなく、録画放送の初回は月曜日となっています。スタジアムに行けない方は、ネットやtssの携帯サイトの速報などで経過をチェックするしか無さそうです。
<04.8.20> 明日はJリーグ2nd stage第2節、C大阪戦が行われます。
 監督交代を繰り返し、チームの方向性が定まらなかったセレッソでしたが、1st stage終了後に小林監督を招聘。ナビスコ杯は広島戦、横浜FM戦ともに無得点で敗れたものの、2nd stage開幕戦は4-3と言う激しい撃ち合いの末に、FC東京に逆転勝ちしています。これまで堅い守りのチームを作る事で定評のあった小林監督が、セレッソに合ったチーム作りをすることができたのか。それともいかにもセレッソらしい戦い方で、たまたま勝ちに持って行ったのかは試合を見ていないので何とも言えないのですが、しかし少なくとも1つ勝った事でチーム全体に「行ける」と言う気持ちが出てきている事は間違いないでしょう。予想メンバーは、GK:羽田、DF:下村、柳本、千葉、斎藤、MF:久藤、森島、濱田、徳重、FW:西澤、古澤。今季のサンフはセレッソに3戦して3勝と相性は良いのですが、これまでのチームと同じだと甘く見てはいけないと思います。
 対するサンフですが、市原戦のメンバーのうち盛田が怪我のため出場できません。また五輪組の帰国が間に合うはずですが、しかし駒野は骨折。森崎浩も3試合に出場して疲れが溜まっているのは間違いないので、いきなり起用するとは考えにくいでしょう。しかしその一方で、チアゴが昨日の練習では全てのメニューに参加していて、先発から行く可能性が高まっているとのこと。市原戦はFWの差が大きく出たことを考えると、チアゴを先発から使って行けるところまで行く可能性が高そうです。
      下田

高柳 リカルド 小村  吉田

   ベット  森崎和
高萩          服部

    木村 チアゴ

SUB:上野、外池、李、中山、大木
 システムや選手起用も重要ですが、それよりも「絶対に勝つ」と言う気持ちをチーム全体から発散するような戦いができるかどうか、ではないでしょうか。明日は夏休み中唯一のホームゲーム。たくさんのホームのサポーターのために、何としてでも勝ちと言う結果を出して欲しいものです。
<04.8.20> アテネ五輪ガーナ戦で負傷のため途中退場した駒野ですが、結局左鎖骨骨折と診断されたとのことです。全治がどれくらいになるかは不明ですが、プレーに関係する下半身の怪我では無かったのが不幸中の幸いでしょうか。昨年の大怪我からスケールアップして戻ってきた駒野の事ですから、戻ってからきっとまた素晴らしいプレーを見せてくれるのではないか、と思うのですが...
<04.8.19> 広島ビッグアーチで行っているスタジアムFM「The Road to Champ」をお聞きの方を対象に、オリジナル携帯ストラップを毎試合100名様に抽選でプレゼントする事になりました。このストラップは通称を「石橋ストラップ」と呼ぶそうで、スタジアムFMの実況を行っている中国放送の石橋アナウンサーをモチーフにしたもの。スタジアムへの入場の際にお渡しするハーフタイム抽選券の抽選番号から、当選者を番組内で発表します。ホームゲームにお越しの際はぜひFMラジオをご持参の上、90.0MHzに合わせてください。
<04.8.19> 広島フットボールによると、昨日の紅白戦からチアゴが練習に復帰し、10分程度のプレーだったもののブランクを感じさせないパフォーマンスを見せてくれたそうです。前線でのキープ力と視野の広さは相変わらずで、ベットとのコンビネーションも問題無さそうだ、とのこと。3ヶ月間のリハビリでチームに迷惑をかけた事に対する責任感も感じているようで、土曜日の出場に向けて意欲的な姿勢を示している様子。先発になるか控えになるかは分かりませんが、ベンチ入りはあるのではないでしょうか。
 また、プロ契約以来腰の怪我や病気、更に足の怪我でプレーできなかった高萩も復活してきたとのこと。昨日の練習では右MFとしてプレーしていたそうで、正確なサイドチェンジやクロスでチャンスを量産していたとのことです。また市原戦で狙われた右サイドですが、小野監督の分析によると高柳の責任と言うよりもグループで守備が出来ていなかった事が問題だった、とのことで、ユース時代から気心の知れている高萩とのコンビならば大丈夫だ、と言う見込みがあるようです。C大阪戦で高萩、高柳の右サイドが実現するかどうかは、今日の練習で決まるのではないでしょうか。
<04.8.18> 今日から土曜日まで香港に行ってきます。現地でネットに接続する努力はしますが繋がらない可能性があるので、その場合は更新できなくなると思いますが、ご了承下さい。
<04.8.17> 市原戦で怪我のため途中退場した盛田選手は、左足のハムストリング(太腿の裏側)の肉離れで全治2週間と診断されました。これで次節のC大阪戦はもちろん欠場で、第3節の柏戦も微妙となりました。
<04.8.17> 先週発売の「紫熊倶楽部」9月号(Vol. 79)は、「Battle for the Future」と題して転機にある3人のストーリーがメインです。最初に登場するのは、五輪に出場中の森崎浩司選手。双子の兄・和幸と比較されながら、また度重なる怪我と戦いながらどのように成長してきたのか。「浩司はスターになる」と言うヴァレリー元監督の言葉どおりになろうとしている彼の軌跡を追っています。続く記事で登場するのは、新米コーチとして頑張る森保一氏です。サンフレッチェの下部組織のコーチとして、更にU-18代表コーチなど協会のスタッフとして「教えることの難しさ」に直面しながら頑張っている彼の姿を描いています。後ろのカラーページに登場するのは、服部公太選手。今やキャプテンとしてチームを引っ張る立場となった彼のこれまでの成長を、インタビューの中から浮き彫りにしようとしています。
 コラム「戦え!紫熊の戦士たち」で、中国新聞の佐藤記者は中山選手を取り上げています。また日刊スポーツの奈島記者は木村選手。「ひしゃく」のフリーライター川端暁彦氏は、初の制覇を期待される高円宮杯のサンフレッチェユースとそのライバルたちについて書いています。広島ホームテレビの望月ディレクターによる「月曜日のファンタジスタ」は、怪我から復帰してグレードアップしてきた駒野選手。私のコラムは「若手選手に期待すること」と言う内容です。そして、最終ページはいつものようにtssの石井百恵アナウンサーの「大好き!サンフレッチェ」で、アテネ五輪をきっかけに成長しようとしている森崎浩司選手を取り上げています。
 サンフレッチェオフィシャルマガジン「紫熊倶楽部」は定価350円。ファンクラブ・後援会員は、ホームゲーム会場とV-POINTでは割引価格で購入できます。また遠隔地の方には通信販売もありますので、紫熊倶楽部ホームページからどうぞ。
<04.8.17> 先日のU-23代表のDVDプレゼントですが、たくさんの方からご応募いただきました。できれば全員に差し上げたいところですが、残念ながら2枚しかないので泣く泣く?厳正に抽選して当選者の方を決定させていただきました。(どうも申し訳ありません>差し上げることのできなかった方。)なお、今回は当選の方にのみ通知を差し上げて個別に返答はしませんでしたが、多くの方から励ましの言葉を頂き感謝してます。今後とも、SANFRECCE Diaryをよろしくお願いします。
<04.8.16> 昨日サテライトの神戸戦が行われ、1-1で引き分けました。サンフレッチェのメンバーは、GK:上野、DF:八田、大久保、西河、MF:松浦、青山、高木、佐藤一、FW:木村、田中、茂木(→田村65分)。対する神戸は、GK:不老、DF:高木、西嶋、坪内、MF:菅原、岸田、朴、薮田、森、FW:吉田(→青野64分→安里86分)、村瀬。得点経過は前半3分に松浦が先制したものの、33分に朴に決められて追いつかれ、そのまま引き分けています。記録には無いのですが、前半途中に西河がイエローを2枚もらって退場したと言う噂もあります。ユースの主力が国体の中国ブロック予選のため?不在だったため、サブに2人しか入れない苦しい状況での戦いだった模様です。
<04.8.15> 昨日のJリーグ2nd stage第1節市原戦は、前半早々に先制したものの逆転され黒星スタートとなりました。
 小野監督は4-4-2を採用し、新戦力のベット、盛田を先発から起用して次のメンバーでスタートしました。
      下田

高柳 リカルド 小村  吉田(→茂木76分)

   ベット  森崎和
李(→木村63分)    服部

    中山  盛田(→大木16分)

SUB:上野、外池
 対する市原は、GK:櫛野、DF:斎藤、ミリノビッチ、茶野、MF:村井、佐藤、坂本、中島(→林59分)、山岸(→工藤26分)、FW:サンドロ、マルキーニョス(→巻84分)。立ち上がりはサンフレッチェのペースだったそうで、広島フットボールによると「素晴らしいパスワークとプレッシングが功を奏し、チャンスをいくつも」作り、3分にはベットのCKを森崎和がヘッドで押し込んで先制しました。しかしその後市原は、高柳のサイドを狙った攻撃を徹底。11分には山岸のクロスからマルキーニョスが高柳の裏を取り、冷静にシュートを決めて同点に追いつかれてしまいます。更にその直後、森崎和のスルーパスに追いつこうとした盛田が太腿を痛めて大木に交代。サンフはベットと森崎和がゲームを作り、ボールは支配するもののなかなか前線にボールが収まらず、逆に市原にカウンターから攻められると言う展開が続いたようです。そして後半15分、市原はまたもや右サイド、村井からのクロスをミリノビッチが折り返し、ここに飛び込んだマルキーニョスが決めて勝ち越し。その後サンフは木村を投入し、ベットをトップ下に入れて中盤をダイヤモンド型に変え、更に吉田が痛んだことにより4-3-3に変更して何とか点を取ろうとしたもののシュートも打てない展開が続きます。オシム監督の言葉によると市原側にとっても「頭が痛くなるほどの苦しい試合」で「もしも相手がもっといいチームだったら、絶対最後に市原に追いついていた」ゲームだったようですが残念ながら追いつくことはできず、そのまま敗れました。
 敗因ですが、いろいろと情報を総合するとやはり右サイドを攻められてそこを抑えられなかったのが問題だった模様です。初めてリーグ戦に出場した高柳は「こんなにチンチンにやられたのは、初めてです」と何度も「悔しい」と語ってます。良いシュートやクロスのシーンもあったようですが、「いいプレーをしたと言う気持ちは全くない」と反省の言葉だけが口から出て来ていて、苦い思いだけが残ったデビュー戦となってしまいました。またチームとしては早い時間帯に盛田が下がってしまったのも大きかったようで、「マイボールになった時もっと押し上げたかったが、前がキープしてくれないとそれも難しい」(森崎和)「もっとFWが動かないと、中盤は苦しくなる。カウンターにしても、パスが出しにくい」(ベット)と、前線に問題があった事をうかがわせるコメントを残しています。右サイドとFWの2か所に抱えていた問題をチーム全体でカバーしきれなかった。そう言うゲームだったのではないでしょうか。
 オシム監督は「市原というチームは誰か一人が抜けるだけで大変なチームなんです。そのなかで阿部や羽生が抜けていた。だから、ものすごく厳しい状態だった」と語っていますが、サンフレッチェも事情は同じかそれ以上に厳しかった、と言わざるを得ないでしょう。チアゴ、森崎浩、駒野がいないとチーム力が落ちてしまうのは以前から分かっていたことで、1st stageを通して克服できていない課題です。この1ヶ月、そこを何とかするために個人の力のレベルアップを目標に練習を重ねていたわけですが、その道はまだまだ遥かであることを露呈してしまった、と言うことなのかも知れません。しかしその一方で、やはりリーグ戦初出場だった木村は最初は右のMF、続いてボランチに入りながら「どちらも違和感なくできた」(広島フットボールによる)と言うことで、まずまずのプレーが出来ていたようです。チームに穴があるということは、ポジションを狙う選手にとってはチャンスだと言うこと。次も森崎浩、駒野は欠場でチアゴも盛田も微妙ですが、若手選手達はここでポジションを取るつもりで頑張ってほしい、と思います。
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