6/29〜7/5のSANFRECCE Diary


<08.7.5> 全部で42試合戦う今年のJ2リーグ戦で、前節がちょうど折り返しの21試合目。明日の第24節は後半戦のスタートとなります。
 前回の対戦以降の熊本の成績は次の通り。
9H ●1-2 広島  【熊】OG、【広】平繁、服部
10H ○2-1 甲府  【熊】小森田、矢野、【甲】藤田
11A ●0-5 横浜FC 【横】アンデルソン3、難波、チョ
12A ○4-2 福岡  【熊】高橋3、小森田、【福】大久保、グリフィス
13H ●0-2 岐阜  【岐】梅田、片桐
14A ●0-2 徳島  【徳】大島、ドゥンビア
15H △2-2 仙台  【熊】高橋2、【仙】菅井、中原
16A ●1-3 山形  【熊】高橋、【山】北村2、宮沢
17A ●0-2 草津  【草】後藤、山崎
18H ●1-2 福岡  【熊】中山、【福】中村、タレイ
19A △0-0 岐阜
21H ●0-1 鳥栖  【鳥】藤田
22A △0-0 仙台
23H ○3-2 C大阪 【熊】木島2、山内、【C】小松、森島
 開幕当初はそれなりに頑張っていた熊本ですが、しかしやはり「昇格1年目」の壁は高く第17節以降は最下位に沈んでいます。そして前節も立ち上がりはC大阪にボールを回され先制点も奪われましたが、しかしすぐに同点に追いつくと1点リードされて迎えた後半終了間際に驚異的な粘りを見せて、逆転勝利を挙げました。J's GOALのレポートによると「成長した部分があることを感じられた一方で、大きな課題を露呈した」とのことですが、10試合ぶりの勝利、しかも上位チーム相手と言うことで大きな自信をつけたのは間違いないところ。広島には2試合連続のアップセットを狙って、勝ちにくるに違いありません。
 一方の広島ですが、前節は今シーズン3回目の敗戦を喫し、ストヤノフが4枚目のイエローカードをもらってしまいました。またこれまでの怪我人に加えて柏木、高萩、森崎浩らが別メニューとなっているそうで、明日の試合の出場が微妙と、今季最大の危機とも言うべき状況になっています。と言うことで先発メンバーは全く読めないのですが、仮に現状で出れない可能性のある選手を全て外すと次のようになります。
        佐藤昭

    結城  森崎和  槙野

      青山  高柳

李               服部
        桑田

     平繁   佐藤寿

SUB:原、内田、岡本、清水、久保
 携帯サイトによると昨日の練習では佐藤寿が「今、チャンスが目の前にあるんだ」と若手に訴えていたそうで、10対11で行われたゲーム形式の練習でもサテライトがトップを上回るパフォーマンスを見せていたそうです。またここまでなかなか調子が上がらなかった久保も、昨日は豊富な運動量とキレのある動きから「豪快なシュートを3発叩き込んだ」とのこと。途中出場で結果を出している平繁を含め、「代役」が予想される選手の力は決してレギュラーには劣っていないはずです。暑い中での苦しい3連戦となりますが、ぜひ全員の力で乗り切って欲しい、と思います。
<08.7.4> 携帯サイトと中国新聞によると、怪我人の続出で紅白戦もできない事態になっているそうです。長期離脱が決まっている木寺だけでなく、6/11に膝を痛めた森脇もボール回しには参加しているものの本格復帰はまだまだ。トレーニングマッチには出場している盛田も、まだ感覚が戻っていないそうです。また下田はゴールマウスの前には立っているものの、膝の痛みがぶり返す不安との戦い。前節足の違和感を感じて途中交代した高萩は昨日の練習から復帰したそうですが、柏木は太もも裏に痛みを感じて別メニューになっているとのことです。次節はストヤノフが出場停止。その上、1週間に3試合戦う過密日程が待っています。こういう時こそ、若手から救世主が現れて欲しいものです。
<08.7.3> 7/19(土)に行われるセレッソ大阪戦の応援バスツアーの募集が既に始まっています。日程は7/19の10時45分に広島西飛行場、11時15分に広島駅新幹線口に集合し、長居スタジアムで観戦したあと深夜1時に広島駅、1時半に広島西飛行場に戻ってくる、と言うスケジュールです。料金はチケット代を含めて大人11,000円、小中高生10,300円。サンフレッチェクラブ会員はいつものように2,000円割引となっています。募集人数は250名で、〆切は7/10(木)です。お申し込み、お問い合わせはデオデオ旅行社「サンフレッチェ広島セレッソ大阪戦応援バスツアー」係(082-240-3447)までどうぞ。
 またサポーターグループのURSUSINFSも応援ツアーを企画しています。こちらの料金はチケット代別で3,000円〜5,500円で、〆切は7/12。詳しくはそれぞれのホームページを御覧下さい。
<08.7.2> このところ自宅の引っ越しでバタバタしていて、山形戦も荷造りをしながら流して見ただけ。「衝撃の失点シーン〜敗戦」でも、「ああ、やられたか」「ああ、負けたか」ぐらいしか感じないままに過ぎてしまいました。そんなわけで山形戦について語れることは多くないのですが、思ったのは「この敗戦は必然だったのではないか」ということです。
 前回の対戦で山形は極端に引いて守る、と言う作戦を取ってきました。その結果サンフレッチェはボールを支配できたもののなかなか相手を突き崩すことができない、と言う形になりました。しかしこの日の山形は違いました。DFラインを上げて全体をコンパクトにし、高い位置からプレスをかけてきました。また広島の攻撃のスイッチのオン・オフを上手に見極めて前線の選手の動き出しを封じるとともに、攻撃にかかった時に一気に数的優位を作って来ていました。失点シーンはどちらもこちらのミス絡みでしたが、そこを見逃さずに点を取ったところ、特に武器である左サイドからのクロスを生かした、と言うところに、彼らの準備の質の高さがうかがえました。サンフレッチェに先制点を許しながら、そしてボールを回される時間帯が長くなりながらしっかりと集中し、前半と終盤のここぞと言うところで点を取って勝った、というのは、山形がチームとして機能していた証拠です。このところ勝ちを積み重ねて順位を上げてきたのが決してフロックではないと言うことを、結果で示したと言えるでしょう。
 しかし、だからと言ってサンフレッチェが勝てないゲームだったかと言うと、それも違うと言えます。雨が降って水が溜まったピッチ、しかもアウェイと言う条件ながら、サンフレッチェはしっかりとボールを回しすことはできていました。それは選手一人一人の基本技術の高さのおかげであるし、またチームがある程度完成しているおかげでもある、と思います。本来の力を発揮できれば勝つことは可能だった試合だし、むしろ勝たなければならない試合だった、と思います。単にボールを回すだけでなく、もっと積極的にシュートを打っていたら。ここぞと言うところでもっと強引に行けていたら。してはいけない場面でのパスミスやマークミスを防ぐことができていたら。そして、チーム全体が勝ちたいと言う気持ちをもっと強く出していたら。結局のところそう言うトータルでのチームでの戦い方の点で負けていたからこそ、山形に後れを取ったのではないかと思います。
 何度も書いているように、いくら勝ち点差を離して「独走」していてもいつのまにか追いつかれてしまうことがあるのが、J2と言うリーグです。サンフレッチェが勝ち点を稼いでいるとは言え、まだたったの48。昇格の目安と考えられる80まで、まだ32も足りません。山形に負けたのはたった一つの敗戦ですが、ここから何かが始まる可能性もある、と思います。J1昇格のため、そして来年以降のためを考えれば、ここで足踏みしているわけにはいかないのです。この敗戦を単に「運が悪かった」で片づけるのではなく、しっかりと反省して次の戦いに生かして欲しいし、そうしてもらわなければ困るのです。
<08.7.1> 日本サッカー協会は北京五輪に向けてのU-23代表候補のメンバーを発表し、広島からは誰も選ばれませんでした。
 今回選ばれたのは次の20人。
【GK】山本海(清水)、西川(大分)
【DF】水本(京都)、細貝(浦和)、青山直(清水)、森重(大分)、
    安田(G大阪)、内田(鹿島)、吉田(名古屋)
【MF】遠藤(G大阪)、本田拓(清水)、谷口(川崎F)、梶山(FC東京)、
    本田圭(VVVヘンロ)、梅崎(浦和)
【FW】豊田(山形)、李(柏)、岡崎(清水)、興梠(鹿島)、
    森本(カターニャ)
 カメルーン戦のメンバーから伊野波(鹿島)、田中裕(横浜FM)、水野(セルティック)、青山敏(広島)、上田(磐田)、エスクデロ(浦和)が外れ、安田、内田、遠藤、豊田、岡崎が選ばれています。オーバーエイジの遠藤が加わり、A代表に選ばれていた安田、内田が合流したと言うことでいよいよ五輪本番に向けてのメンバー確定か、と言う感じですが、ただこれまで散々メンバーをいじってきた反町監督のこと。このメンバーで戦ってみて機能しなければ、選手を入れ替えてまた試す、と言う事は十分にあるように思います。五輪を目標にしてきた青山敏と柏木にとっては残念な選考結果かも知れませんが、ここで気持ちを切らさずにチームで精一杯頑張って欲しい、と思います。
<08.7.1> 昨日サテライトが神戸との練習試合を行い、1-2で敗れました。広島のメンバーは、GK:原、DF:遊佐、横竹、盛田、内田、MF:桑田、丸谷、高柳、清水、FW:平繁、久保(→大崎45分)。対する神戸は、GK:徳重(→紀氏45分)、DF:近藤岳、河本、柳川、内山、MF:馬場(→伊藤72分)、坂井(→曽我部72分)、松岡(→三原45分→三澤77分)、岸田(→豊満60分)、FW:吉田(→松橋45分)、須藤(→上谷83分)。得点は46分に平繁、57分に馬場、78分に松橋でした。
<08.6.30> 昨日の山形戦はストヤノフのゴールで先制したものの逆転負け。仙台戦以来10試合ぶりの敗戦を喫しました。
 結城を先発起用し柏木をベンチスタートとして、次の布陣で戦いました。
        佐藤昭

    結城 ストヤノフ 槙野

      青山 森崎和

李(→平繁86分)        服部
     高萩   森崎浩
     (→柏木74分)
        佐藤寿

SUB:原、高柳、岡本
 対する山形のメンバーは、GK:清水、DF:木村、レオナルド、石川、石井、MF:宮沢(→渡辺81分)、宮本、北村(→豊田75分)、秋葉、FW:財前(→宮崎45分)、長谷川。先制点は前半5分で、ゴール前正面からのFKをストヤノフが直接決めました。しかし前半終了間際、カウンターから石川のクロスを長谷川に決められ同点に追いつかれると、後半39分にまたもやカウンターから石川がクロス。これが逆サイドに流れたところを長谷川に叩き込まれてしまいました。
 今日は時間がないので、詳細はあとで改めて書きます。

速報ブログ 前半 後半
日刊スポーツスコア
中国新聞戦評
J's GOALゲームサマリー

<08.6.29> ホットニュースと中国新聞によると、今日は槙野、ストヤノフ、結城の3バックに森崎兄弟のドイスボランチの布陣で戦う模様です。選手たちには全体的に疲れがたまっており、特に柏木についてペトロヴィッチ監督は「復帰したばかりだし、コンディションはきついと思う。状態を見て、他の選手と入れ替えることも考えています」と語っているので、選手の状態や流れを見ながら、早めに交代カードを使いつつ試合を進めることになりそうです。
 今日の試合会場はNDソフトスタジアムで午後6時キックオフ。テレビはスカパーch182で生放送が予定されています。今日は都合がつけば(可能性は50%ぐらい)久々にブログでの速報をやりたいと思いますので、スタジアムに行けない&テレビを見れない方はそちらをどうぞ。
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