10/11〜10/17のSANFRECCE Diary


<09.10.17> 中国新聞によると、ストヤノフは「両脚の内転筋に痛みがあり、4試合続けて欠場が濃厚」だそうで、昨日の練習では横竹がストッパーに起用されていたようです。2007年のナビスコ杯やリーグ最終戦など、G大阪戦は若手が起用されて活躍する、というイメージがあるので、今日は横竹のプレーがポイントになるのではないでしょうか。
 今日の試合会場は広島ビッグアーチで、午後2時キックオフ。試合前イベントとしては「サンフレッチェカップ」のU-10が9時半から、U-12は9時から。「Jリーグ介護予防事業 グラウンドゴルフ大会」が8時50分から、「フォリアチャレンジ」が12時15分から行われます。おまつり広場では10時から「乳がん&がん予防啓発キャンペーン」「広島中央ライオンズクラブ 特設ブース」「フレンドリータウン 竹原市 特設ブース」が、10時40分から「TSS 情熱PRESS ピンスポ 生中継」が、「フェイスペイント」が11時から行われます。また場内の賑わいイベント広場では「カルビーパーク2009 〜北海道の新じゃがをつかみ取ろう!〜」が11時から、B6スタンド下では「メッセージ記入コーナー」が開催されます。
 先着プレゼントは「J1ホーム通算400ゴール記念ステッカー」を20,000名様に、「世界の子どもの命と健康を守るチャリティストラップ」を500名様に配布します。サンフレッチェクラブ会員限定のプレミアム選手カードは、今日は平繁選手です。試合会場限定グルメは「いか焼き」500円を10時から300食限定で販売します。
 テレビ放送は、NHK広島放送局とJ sports Plus(スカパーch308とch605、スカパーe2のch253)で生中継が予定されています。今日もブログでの速報を行いますので、スタジアムに行けない&テレビを見れない方はそちらをどうぞ。
<09.10.16> 明日は「対上位3番勝負」の第2戦。G大阪をホームに迎えます。
 第12節から第17節の戦績は1勝1分け5敗。絶不調に陥って順位も8位まで落ちましたが、後半に入って立て直して首位との勝ち点差1まで迫っています。後半戦の戦績は次の通り。
18A ○2-0 柏   【G】レアンドロ2
19H ○1-0 大分  【G】佐々木
NQF2 ○2-1 横浜FM 【G】明神、レアンドロ、【横】長谷川
20A △1-1 山形  【G】明神、【山】長谷川
21H ○1-0 浦和  【G】播戸
22A ○2-1 新潟  【G】ルーカス、二川、【新】ペドロ・ジュニオール
23H ●2-3 名古屋 【G】遠藤、ルーカス、【名】巻、玉田、マギヌン
24A ○3-1 磐田  【G】山口、チョ・ジェジン、山崎、【磐】イ・グノ
25H ○3-2 神戸  【G】二川2、ルーカス、【神】茂木、大久保
26A △0-0 FC東京
27H ○2-1 川崎F 【G】遠藤2、【川】谷口
28H ○4-1 大宮  【G】ペドロ・ジュニオール、橋本、山口、山崎、【新】冨田
天2 ○5-2 流経大 【G】佐々木、明神、ペドロ・ジュニオール、播戸、ルーカス、【流】細貝、船山
 天皇杯2回戦では大学生の速い出足とパス回しに思わぬ苦戦をしましたが、ここぞというところで決めるべき人が決めて貫禄を見せました。レアンドロの代役として獲得したペドロ・ジュニオールがフィットしてきているのも好材料。一時は19もあった首位との勝ち点差が逆転可能なところまで来ているだけに、ここで負けるわけにはいかない、という気持ちでしょう。
 対するサンフレッチェですが、中国新聞によるとストヤノフが復調してきたそうで昨日は主力組でプレーしていた、とのこと。森崎和も復帰していますが、ただその一方で森脇が出場停止。最終ラインの構成がポイントとなりそうです。
        中林

   槙野  ストヤノフ  盛田

      青山 森崎和

ミキッチ            服部

     柏木    高柳

        佐藤寿

SUB:佐藤昭、中島、横竹、李漢宰、高萩、李忠成、平繁
 G大阪との勝ち点差は4なので、勝てば優勝争いに生き残ることができますが、負ければそのまま脱落、という大事な試合。相手のガンバはリーグ戦では11試合勝っていない苦手の一つではありますが、しかし2年前にはナビスコ杯と天皇杯で勝っています。前半戦のアウェイゲームでは不可解なPK判定で引き分けに持ち込まれただけに、その借りも返したいところ。明日はサンフレッチェらしいサッカーで、上位争いを楽しんでほしいと思います。
<09.10.15> 日本代表は昨日トーゴと親善試合を行い、岡崎のハットトリックなどで5-0で勝ちました。W杯予選敗退が決まったばかりのトーゴはメンバーを落としていてやる気も無さそうでしたが、それでも日本代表は気持ちを入れた戦いぶり。しっかりと動き、またボールも動かして90分間を通して圧倒しました。W杯に向けての強化試合という意味では今ひとつだったかもしれませんが、しかし代表生き残りを賭ける選手たちにとっては大事な真剣勝負。その緊張感が、良い内容となって現れていたのではないでしょうか。
 なお佐藤寿人選手は香港戦と同様に15分ほどの出場で、得点なしに終わりました。チャンスがあったとすれば後半44分の本田のクロスに飛び込んだシーンぐらいでしたが、ただ岡田監督は「寿人も久々でしたけど、点は取れなかったですが、ラスト15分に仕事ができる選手になってほしいという要求をしていましたけど、彼はそれをしてくれた」とコメントしています。今回は岡崎の大活躍と初代表でゴールを決めた森本の陰に隠れてしまった感じですが、しかし本番では経験豊富な選手は絶対に必要です。このままクラブで頑張れば、またチャンスはやってくるのではないでしょうか。
<09.10.15> 先週発売の「紫熊倶楽部」11月号(Vol. 141)を紹介します。
 巻頭のカラーページで取り上げられているのはミキッチ選手。初めて体験する日本の夏と股関節の痛みに苦しみながら、右サイドで相手に脅威を与え続けている彼が、Jリーグとサンフレッチェについて、そして今後の目標について語っています。また「SIGMA REPORT」では「ここまで闘えるとは、思ってもみなかった」というサンフレッチェの今季の戦いについて、いろいろなジャーナリストの声をまとめています。
 マッチレポートは横浜FM戦、柏戦、新潟戦、清水戦。「私たちは、サンフレッチェのサポーターです」では、ファミリーマートの障害者スタジアム招待事業を取り上げています。下部組織のレポートで最初に取り上げられているのは、ユースの高円宮杯の戦いについて。ジュニアユースも高円宮杯に向けてで、ジュニアは元気いっぱいの子供たちの姿を、スクールでは雨でも濡れずにプレーできるPIVOXを紹介しています。
 「紫熊短信」と「Reader's Area」を挟んで、後ろのインタビュー記事は森脇選手。柏戦の同点ゴールと新潟戦の2失点を中心に、自分のプレーを分析しています。これに続くのは、森崎和幸選手の復活についての記事。引退も覚悟した、という「慢性疲労症候群」の発症から、清水戦での公式戦復帰までのミニストーリーとなっています。そして最後のページでは、4種類もある「サンフレッチェ公認弁当」を紹介しています。
 サンフレッチェオフィシャルマガジン「紫熊倶楽部」は定価350円。ホームゲーム会場とV-POINT、広島県内大手書店、広島ゆめてらす、ジュンク堂池袋店などで発売中です。また通販のお申し込みはe-VPOINTでどうぞ。
<09.10.13> 昨日福岡との練習試合がアウェイで行われ、広島が2-1で勝ちました。サンフレッチェのメンバーは、GK:下田、DF:篠原、横竹、柳川、MF:楽山(→川森45分)、丸谷、岡本、越智(→亀島75分)、清水、平繁(→森保圭80分)、FW:久保。対する福岡は、GK:笠川、DF:山形、練習生、山口、釘崎、MF:アレックス、練習生、大山(→吉原67分)、練習生、岡本(→孫70分)、FW:高橋。得点は前半14分に高橋、後半7分に丸谷、17分に平繁(PK)でした。
<09.10.12> 昨日、広島スタジアムで行われた天皇杯2回戦JAPANサッカーカレッジ戦は、序盤から着々と加点して5-0で快勝し、3回戦進出を決めました。
 清水戦で出場停止だった中島が復帰。また李忠成を移籍後初めて先発起用して、次の布陣で戦いました。
        佐藤昭

    森脇  中島  槙野

      高柳  森崎和(→平繁60分)
      (→岡本55分)
李漢宰             服部
(→楽山HT)
     柏木    高萩

        李忠成

SUB:下田、盛田、横竹、丸谷
 対するJAPANサッカーカレッジは、GK:小林大、DF:長谷部、又川、黒永、渡邊、MF:蒲谷(→澤田HT)、本田、麻生、池川(→山本74分)、FW:宇野沢、上田、と言うメンバーでした。先制点は9分で、森崎和からのクサビのパスを受けた李忠成が左サイドへパス。ここに走り込んだ服部が弾丸のような左足シュートを突き刺しました。25分には柏木のパスに走り込んだ服部が粘ってクロス。高柳のヘディングをGKが弾き、これを高萩が押し込みました。続いて37分には李漢宰のクロスを服部が戻し、柏木がダイビングヘッドで3点目。その後も森崎和の惜しいヘッド等でチャンスを作りつつ、3点リードで前半を折り返しました。
 4点目は後半8分で、高萩の突破からのクロスを高柳が頭で決めます。そして最後は後半35分で、平繁が2度パスをカットされながらもその度に拾って、最後は見事なミドルシュートを決めて試合を締めました。
 昨日の天皇杯2回戦では浦和が北信越リーグの松本山雅に敗れるなど波乱が相次ぎましたが、アマチュア相手の一発勝負と言うものは難しいもの。実力差があるからと言って勝てるとは限りません。実際、試合では危ないシーンもあったそうですが、それでもしっかりと点を取るべきところで取り、勝利を収めたことは評価して良いと思います。広島に移籍して初めて90分間プレーした李忠成もゴールは無かったものの持ち味を見せたそうですし、久々出場の佐藤昭も無難なプレーを見せました。そして5ヶ月ぶりにホームに登場した森崎和も、「病気の症状も出ていないし、精神面も充実している。試合をやるごとに良くなっている」と前向きのコメントを残しています。この試合は3回戦に進めたと言う以上の収穫があった試合だった、と言って良いのではないでしょうか?

公式記録
中国新聞戦評
J's GOALゲームサマリー

<09.10.11> 「ホットニュース」と中国新聞によると、膝の靭帯断裂で4/18の新潟戦以来戦列を離れていた佐藤昭が、今日のJAPANサッカーカレッジ戦に先発することになりそうです。8月にチーム練習に合流し、先週から実戦練習で主力組に入った佐藤昭は「右膝の不安を全く感じさせ」なかった、とのこと。シーズンを通して出場するのは初めての中林は疲れがたまっており、膝の状態も悪いらしいので、今日の結果次第ではリーグ戦でもプレーのチャンスが出てくるかも知れません。
 今日の試合会場はコカ・コーラウェスト広島スタジアムで、午後1時キックオフ。先着850名様への限定ハンカチのプレゼントがあるほか、湯来南高校和太鼓部による前座イベントが予定されています。会場近くには駐車場が用意されていますが、収容台数が少ないのでなるべく公共交通機関(バスなど)をご利用下さい。またテレビ放送はありませんので、スタジアムに行けない方は携帯サイトの速報をご覧下さい。
<09.10.11> 昨日、国立競技場で行われた高円宮杯の準決勝で、サンフレッチェユースはPK戦の末に磐田ユースに敗れ、決勝進出を逃しました。
 サンフレッチェユースのメンバーは、GK:田村、DF:宗近、元田、森保翔、MF:浅田、中山、茶島、早瀬(→川森88分)、FW:大崎、砂川(→越智73分)、井波(→玉田79分)。立ち上がりから両チームとも激しい攻め合いで、5分に磐田が決定的なシュートを放ったものの田村が好セーブ。7分には大崎が抜け出してシュートを放ったものの枠を外し、19分にも決定的なシーンを外してしまいます。しかし20分、その大崎がドリブルで右サイドから中に切れ込んでシュート。これがものの見事にネットに突き刺さり、リードを奪いました。その後も広島はボールを支配して攻撃を構築するものの、パスが引っかかって決定機を作れず、逆に43分に磐田の海田に見事なループを決められて同点で折り返しました。
 後半に入ってもサンフレッチェユースは攻め続け、30分には井波が見事なワンツーからシュートを決めて再びリードを奪います。そして終盤には3ヶ月ぶりに戻ってきた玉田を投入して逃げ切りを図ります。しかしロスタイムに入った直後にCKから永井に決められて同点。延長は両チームとも足を攣る選手が続出する死闘となったもののどちらも譲らず、PK戦となりました。そして田村が2人止める活躍を見せたものの7人目の玉田が枠を外してしまい、大喜びの磐田の選手の横で泣き崩れました。
 試合後の森山監督によると、この高円宮杯は「気持ちは充実していた。最高のコンディションだった」とのこと。インフルエンザに襲われながらチームをしっかりと作ってきて、ここまで見事な攻撃サッカーで勝ち上がってきたことは誇って良いと思います。前半、後半とも終了間際に追いつかれると言う展開で残念な結果でしたが、しかしそれもサッカー。気持ちを切り替えて、次のJユース杯に臨んで欲しいと思います。
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