11/15〜11/21のSANFRECCE Diary


<15.11.21> 明日はJ1リーグ2nd stage最終節。サンフレッチェはホームエディオンスタジアム広島に湘南ベルマーレを迎えます。
 1st stageは10位ながら勝点22を取った湘南は、2nd stageも大崩れすることなく着々と勝点を積み重ね、3試合を残してJ1残留を確定させました。そしてその後も鹿島、新潟相手に連勝して、勢いをつけて最終節に臨みます。2nd stage開幕以降の公式戦の戦績は次の通り。
1H ○2-1 名古屋  【湘】大槻、高山、【新】川又
2A △1-1 神戸   【湘】永木、【神】高橋峻
3H ●0-2 甲府   【甲】バレー2
4A △1-1 鳥栖   【湘】山田、【鳥】水沼
5H ○3-0 柏    【湘】大槻、OG、遠藤
6A ○2-1 清水   【湘】OG、島村、【清】大前
7A ●0-1 浦和   【浦】槙野
8H ○2-1 川崎F  【湘】藤田、アリソン、【川】大久保
9A ●0-1 G大阪  【G】倉田
天2 ○4-3 横浜桐蔭大【湘】アモリン、藤田2、山田、【桐】山根、依田2
10H △1-1 松本   【湘】藤田、【松】藤田
11A △1-1 仙台   【湘】藤田、【仙】ハモン・ロペス
12H △1-1 横浜FM  【湘】永木、【横】伊藤
13H ●0-1 山形   【山】ディエゴ
天3 ●2-3 松本   【湘】菊地、高山、【松】前田、オビナ、安藤
14A ○2-1 FC東京  【湘】古林、菊池、【東】東
15H ○2-1 鹿島   【湘】菊地、古林、【鹿】金崎
16A ○2-0 新潟   【湘】高山、菊池
 前節は残留を確定させたい新潟に思うようなサッカーをさせず、激しいプレスで主導権を握りつつ完勝しています。天皇杯では敗退しているため明日の試合が終われば全日程が終了すると言うことで、明日は持てる力のすべてをぶつけてくるに違いありません。
 対するサンフレッチェですが、水本が欠場の見込みで佐々木の第6節以来の先発出場の可能性が高そうです。と言うことで、先発予想は次の通り。
        林

    塩谷 千葉 佐々木

     青山 森崎和

ミキッチ          清水

   ドウグラス   柴崎

       佐藤

SUB:増田、宮原、丸谷、山岸、柏、野津田、浅野
 ステージ2位の鹿島とは勝点3、得失点差12の差があるため負けても優勝の可能性が高いサンフレッチェ。ただ年間首位を取るためには引き分け以上が必要であることを考えれば、気の緩みはないでしょう。明日はチケットは前売りで完売で満員になるのは間違いないので、ぜひ勝利してサポーターとともに優勝を祝いたいと思います。
<15.11.20> 先週発売の「紫熊倶楽部」12月号(Vol. 214)を紹介します。最初に取り上げられているのは山岸選手。「僕は、ここにいる」と言うタイトルで、「生涯で最も厳しいシーズン」を振り返っています。怪我が治った後でも試合に出る雰囲気すら無い中で、決して下を向かずプロとして状況に真摯に向かい合った山岸。その姿は丸谷や他の若手選手にも影響を与えます。そしてそのような継続的な努力があったからこそ、リーグ戦初出場だったFC東京戦でドウグラスの「幻のゴール」を呼び込むクロスを放ち、川崎F戦での「男泣きの決勝ゴール」に繋がったのです。「広島に来て、本当に良かった」と語るベテランの言葉は、一つ一つが珠玉の輝きを放っています。
 続いて取り上げられているのは塩谷選手。怪我から復帰した柏戦で3失点すべてに絡む、と言う悔しさにまみれた彼がどのように切り替え、本来のプレーを取り戻したのか。チームメイトやチャンピオンシップを目指して戦うチームの現状など、様々な点について思いを語っています。
 中野編集長の個人的コラム「アウェイ見聞録特別編」は、10/10の取材中に負った怪我とその顛末、そして右手が動かないままに行ったアウェイ・甲府戦について綴っています。
 「READER'S AREA」と「2015年J1リーグデータスタジアム」を挟んで、苦しいシーズンを予想されながらもチャンピオンシップ出場権を得た戦いの過程を振り返っています。「紫熊戦士たちの物語」は、ドウグラス、柴崎、清水、林の各選手が取り上げられています。「MATCH REPORT」は、天皇杯の熊本戦とJ1リーグの川崎F戦、甲府戦、G大阪戦。そして「SIGMA CALENDER」と「SIGMA SHORT NEWS」を挟んで、最終ページでは森崎和幸選手が大好きな温泉について語っています。
 サンフレッチェオフィシャルマガジン「紫熊倶楽部」は定価360円。ホームゲーム会場やV-POINTのほか、広島県内の大手書店で購入できます。また通販はe-VPOINTでどうぞ。
<15.11.19> 日本サッカー協会は昨日、天皇杯の準々決勝以降の試合会場とキックオフ時間を発表しました。それによるとFC東京と対戦するサンフレッチェの試合会場は長崎県立総合運動公園陸上競技場で、12/26(土)の午後3時キックオフ。また12/29(火)の準決勝の試合会場はヤンマースタジアム長居で、午後3時5分キックオフとなっています。そして2年ぶりに元日開催となる決勝の会場は味の素スタジアムで、キックオフ時間は午後2時15分の予定です。2013年の天皇杯も準決勝をPK戦で勝った後に中2日で決勝だったため「アウェイ連戦で厳しかった」と言う印象が強いのですが、それでも準々決勝は12/22でしかも会場は広島。今年は日程自体が厳しい上に、移動も伴うのでより厳しい条件での戦いとなります。この条件は他のチームもほとんど同じなので不公平感は少ないのですが、それでも勝ち上がるためにはこれまで通りチーム全体の力が必要になるのではないでしょうか?
<15.11.18> 日本代表は昨日W杯アジア2次予選のカンボジア戦を戦い、2-0で勝ちました。メンバーはシンガポール戦から8人入れ替えて、GK:西川、DF:長友、吉田、槙野、藤春、MF:遠藤(→柏木HT)、山口、香川、FW:原口、岡崎(→南野86分)、宇佐美(→本田62分)。序盤から日本がボールを支配して攻め込みますが、ゴール前を固めるカンボジアを崩せずなかなかシュートも打てず。逆にカウンターから危ないシーンを作られるなど、ぱっとしない戦いのまま前半を折り返しました。後半は開始早々に香川が倒されて得たPKを岡崎が止められ暗雲が漂いますが、6分に柏木のFKを岡崎が競り合ってオウンゴールを誘い、ようやく先制点を奪いました。これで流れをつかんだ日本は、柏木を起点にチャンスを作り14分には長友が決定的なシュートを放ったもののGKがセーブ。18分には本田が、22分には岡崎が決定機をつかみ、23分には山口が強烈なミドルを放ちましたがGKにセーブされます。27分にも長友のクロスに合わせた本田のヘッドは枠外。36分の柏木のミドルもGKが弾きます。そして後半45分、藤春のクロスを本田が頭で決めて追加点を奪い、2点差で試合を終えました。
 この試合は都合で見ることができなかったのですが、前半は反省点の多い試合だった模様です。後半から柏木の投入で流れが変わったそうですが、そこでは相変わらずの決定力不足に悩まされたとのこと。相手に守りを固められるとなかなか点が取れないのはどこのチームも同じではあるものの、まだまだチームとして未成熟だと言うことなのかも知れません。ハリルホジッチ監督も「一応勝った」と浮かない表情だったそうですが、しかし2試合で勝点6を取ったこと、招集したメンバーをほぼ全員起用したことなど収穫はあったと言えるのではないでしょうか。
<15.11.17> 昨日Jリーグの村井チェアマンが広島県・広島市・広島商工会議所を訪れ、チャンピオンシップの盛り上げに協力を依頼しました。中国新聞によると村井チェアマンは「世界につながる試合」であることを強調し、クラブW杯とACLの出場権が決まる意義を伝えたとのこと。またチェアマンは3者が検討中のサッカー専用スタジアムに言及し、G大阪が来季から本拠地とする新スタジアムの視察を提案したそうです。アクセス難や屋根の不足、電光掲示板の故障に見られるように老朽化が無視できなくなっていることなど問題山積みのエディオンスタジアム広島ですが、周辺地域の開発が進み来季はこれまで以上に臨時駐車場に使える土地が減ってしまうなど危機的状況で、新スタジアムの建設は喫緊の課題となっています。それに対して広島県・広島市は宇品地区への建設を提案してはみたものの、港湾業者などの大反対もあって計画が進む気配もありません。広島県と広島市は今回の訪問に「代打」(副知事と副市長)を出すなど不誠実ともとれる対応だったそうですが、チェアマンにはこれにめげることなく、Jリーグ全体の力をサンフレッチェと広島サッカー界に貸して欲しいと思います。
<15.11.17> 先週発売のサッカーダイジェストには「先取り 冬の移籍マーケット」と言う記事が出ています。この時期の移籍の噂はアテにならないものも多いのですが、過去を振り返ると森脇も西川も石原も噂が本当になった、と言う感じだったので敏感にならざるをえません。特に浦和はペトロヴィッチ監督の留任が決まっていることもあって、既に動いているのではないかと思うのですが、今のところ今年は広島からの「強奪」は無さそう。鈴木、青木の放出によりボランチの補強を必要としているそうですが、狙っているのは湘南の遠藤やレオ・シルバ(新潟)、土居(鹿島)だとのこと。「おなじみの広島とのパイプは?」「今回で途切れそう」と記者同士で会話しています。そして広島関係の噂はミキッチのみで、既報のように本人は残留を希望しているものの契約延長のオファーは届いていないそうです。WBは柏、清水、山岸がいる上に高橋も成長して来ていますが、来季はACLを戦うのはほぼ確実なだけにまだまだ働く場はあるはず。優勝賞金で来季の強化費に余裕ができれば、再契約はあるのではないでしょうか?
<15.11.16> サンフレッチェは昨日松山大学との練習試合を行い、11-0で勝ちました。得点は、前半14分に柴崎、17分に寿人、20分と38分にドウグラス、45分に塩谷。後半は8分、24分、32分、44分に野津田、15分、16分に浅野でした。
<15.11.15> イングランド遠征中のU-18日本代表(長沼に加えて加藤陸が追加招集されている)は練習試合を2試合行い、バーミンガム・シティU-18とは1-1で引き分け、リバプールU-18には2-3で敗れました。
 日本サッカー協会の公式サイトによると、バーミンガム・シティ戦の前半のメンバーは、GK:小島、DF:長谷川、岡野、冨安、舩木、MF:堂安、佐々木、渡辺、久保田、FW:岸本、杉森。後半は、GK:加藤、DF:柳、松坂、森下、浦田、MF:三好、渡辺(→冨安68分)、伊藤洋、長沼、FW:加藤陸、伊藤涼。前半は日本が主導権を握り、8分には佐々木のパスを堂安がドリブルから決めて先制点を奪いました。後半は立ち上がりに守備の連携不足から失点しましたが、その後は主導権を握りつつ得点を奪えずそのまま引き分けた、とのことです。
 翌日行われたリバプールとの試合のメンバーは、日本サッカー協会の公式サイトによると前半は、GK:加藤、DF:柳、岡野、森下、浦田、MF:三好、佐々木、冨安、久保田、FW:加藤陸、杉森。後半は、GK:小島、DF:長谷川、松坂、森下(→岡野68分)、舩木、MF:堂安、渡辺、伊藤洋、長沼、FW:岸本、伊藤涼。前半16分に三好がFKから先制点を奪うと、33分にも三好がCKを直接決めて2点リードで前半を折り返しました。メンバーを大きく入れ替えた後半はミスパス等からリズムを崩し、4分には混戦からクリアボールを拾われて失点。12分にはクロスを頭で決められて追いつかれ、その1分後にはミドルシュートが強風に乗ってゴールに飛び込み逆転されてしまいました。その後日本は堂安と長沼が起点となって決定機を作り続けましたが決めることができず、そのまま敗戦となりました。
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