8/30〜9/5のSANFRECCE Diary


<15.9.5> 中国新聞によると、今日は浅野のワントップでの先発の可能性が高そうだ、とのこと。守りを固めてくる相手に対してどのように戦うか。特にゴール前でのクォリティの違いを見せて、早い時間帯に得点を奪って主導権を取って試合にしあいものです。
 今日の試合会場は京都市の竹ヶ端運動公園で、午後3時キックオフ。今日はブログでの速報もありませんので、試合経過を知りたい方はモバイルサイトをどうぞ。
<15.9.4> 明日は天皇杯2回戦。サンフレッチェは広島県代表の広島経済大と対戦します。
 広島県の大学サッカー界では強豪の一つである広島経済大ですが、今年の中国大学サッカーリーグ1部は前半の9試合を終えて4位。また総理大臣杯の予選となる中国大学サッカー選手権大会では初戦で敗退するなどあまり調子が出ていません。しかし天皇杯予選である全広島サッカー選手権では初戦で廿日市FCを3-1で下して波に乗り、決勝では延長の末に福山大を下して本戦の出場権を獲得しました。また先週行われた1回戦では徳島大ヒポクラテス(医学部サッカー部)との大学対決を制して、サンフレッチェへの挑戦権を獲得しています。現役時代はサンフレッチェの選手として活躍し、引退後はユース監督や柏、東京Vの監督も務めた高橋真一郎氏が率いる広島経済大としては自分たちの力を測る絶好のチャンス。明日は組織的な守備で終盤勝負に持ち込んで、ジャイアントキリングを狙ってくるに違いありません
 対するサンフレッチェですが、今回は代表招集もなかったためベストメンバーで戦うことが可能です。ただ森保監督はこれまで天皇杯初戦は若手に託してきており、ナビスコカップでもリーグ戦から全員を入れ替えて戦うなど思い切った起用をしています。このところの練習試合では負け続けているのが気になるところではありますが、それでも若手を起用する可能性が高そうです。と言うことでメンバーは全く読めないのですが、次のような布陣を予想しておきます。
        増田

     宮原 吉野 佐々木

      丸谷  茶島

清水               高橋

    野津田     浅野

        皆川

SUB:廣永、塩谷、千葉、青山、柏、ドウグラス、佐藤
 福岡大との対戦となった昨年の天皇杯2回戦では林、千葉、水本以外はサテライトのメンバーを起用して戦い、常に先手を取られる苦しい戦いながら数的有利になったこともあってやっとのことで勝っています。明日も難しい試合となることが予想されますが、出場した選手がベストメンバーと言う気持ちで戦って、元日決戦に向けてスタートを切って欲しいと思います。
<15.9.3> 日本サッカー協会は先週中国に遠征するU-18日本代表を発表し、サンフレッチェユースの長沼が選ばれました。今回選ばれたのは次の20人。
【GK】小島(早稲田大)、廣末(青森山田高)
【DF】浦田(千葉)、中山(柏)、岩田(大分U-18)、野田(大津高)、
    町田(鹿島ユース)、藤谷(神戸U-18)、舩木(C大阪U-18)、
    冨安(福岡U-18)
【MF】三好(川崎F)、坂井(大分)、鈴木(筑波大)、長沼(広島ユース)、
    高木、堂安(G大阪ユース)、佐々木(仙台ユース)
【FW】小川(桐光学園高)、一美(大津高)、岩崎(京都橘高)

※ 中山はチーム事情により辞退し岡野(千葉U-18)に変更
 先月行われたSBSカップのメンバーから久保田(鹿島)、岸本(C大阪U-18)、邦本(福岡)が外れ、舩木、冨安、鈴木、長沼、岩崎が選ばれています。このメンバーは明日からトレーニングしてCFA国際ユースに参加して、メキシコ、中国、チュニジアのそれぞれU-18代表と対戦します。
<15.9.3> 日本サッカー協会は一昨日AFC U-16選手権2016予選を戦うU-15日本代表を発表し、サンフレッチェJrユースから桂が選ばれました。今回選ばれたのは次の人。
【GK】高田(東山高)、青木(JFAアカデミー福島U15)、谷(G大阪Jrユース)
【DF】作田、小林(神戸U-15)、菊地、野末(JFAアカデミー福島U15)、
    監物(清水Jrユース)、岩井(横浜MFJrユース)
【MF】平川(FC東京U-15むさし)、鈴木、瀬古(C大阪U-15)、
    福岡(京都U-15)、菅原(名古屋U15)、喜田(C大阪U-15)、
    東(FCゼブラ)、桂(広島Jrユース)
【FW】山田(C大阪U-18)、宮代(川崎FU-15)、三国(青森山田中)、
    棚橋(横浜FMJrユース)、中村(三菱養和巣鴨Jrユース)、
    久保(FC東京U-15むさし)
 このメンバーは9/6に集合してキャンプを行い、9/16からモンゴルで行われる予選に臨みます。
<15.9.2> 中国新聞によると、故障離脱していた柴崎と森崎浩の2人が昨日から全体練習に合流しました。7/19の浦和戦で左太もも裏の筋肉を痛めた柴崎は、「痛みはない」と語っていてミニゲームでは積極的にゴール前に飛び込むなど、良い動きを見せていたそうです。ただモバイルサイトによると「まだまだ動けないし、もっと練習をしないといけない」と語るなど、試合復帰まではもう少し時間がかかりそう。まずは練習試合に出場して身体を慣らしながら、試合復帰の時期を探ることになるのではないでしょうか。
 一方右足内転筋痛だけでなく股関節にも痛みを感じて7月下旬から離脱していた森崎浩は、「まだ違和感が抜けきれていない」と慎重な姿勢だったそうですが、さすがの位置取りで攻守に存在感を見せていたとのこと。「70〜80%の状況でしかできないのなら、チームに迷惑がかかる」とこちらも様子を見ながら復帰の時期を探ることになりそうです。現在年間順位1位のサンフレッチェの4位G大阪との勝点差は8。従って今後勝点17を積み上げれば、他チームの結果に関わらず3位以内が確定してチャンピオンシップ進出が決まります。現在トップ下はドウグラスと野津田が先発してチームに貢献していますが、今後の厳しい戦いの中ではベテランの力が必要になる時が必ず来るはず。「その時」に向けて、じっくりと調整して行って欲しいと思います。
<15.9.1> 先週末に行われた高円宮杯プレミアリーグウェストの第12節で、サンフレッチェユースは大分U-18に敗れて3連敗。順位は8位ながら降格圏の9位との勝点差が無くなりました。メンバーは、GK:大迫DF:川越、加藤威、MF:竹本、中川、前田(→東野79分)、佐藤、河本(→満田53分)、川村、FW:長沼、加藤陸(→山根19分)。最初の失点は前半39分で、中央を割られて浮き球のパスをワンタッチで決められました。また2点目は後半終了間際の43分。クリアミスを相手FWに奪われての失点でした。高円宮杯は残り6試合ですが、第14節以降は上位対決が続くだけに次の名古屋U18戦は何としても勝たなければなりません。第12節の全結果と順位表は次の通り。
東福岡高  3-4 名古屋U18
広島ユース 0-2 大分U-18
神戸U-18  2-0 京都橘高
京都U-18  4-2 G大阪ユース
C大阪U-18 0-1 履正社高

         勝点 勝 分 負 得失差
1 C大阪U-18  24     8   0   4   +11
2 G大阪ユース 23     7   2   3    +8
3 大分U-18   21     6   3   3   +11
4 東福岡高   20     6   2   4    -3
5 神戸U-18   19     5   4   3    +5
6 京都U-18   17     5   2   5    +6
7 履正社高   14     4   2   6    -1
8 広島ユース  11     3   2   7    -8
9 名古屋U18   11     3   2   7   -13
10 京都橘高   10     3   1   8   -15

<15.8.31> 昨日ギラヴァンツ北九州と練習試合を行い、0-3で敗れました。北九州のメンバーは、GK:阿部(→中山HT)、DF:梶原、宮本、寺岡、川島(→練習生64分)、MF:小谷、加藤、新井、内藤(→練習生64分)、FW:大島(→練習生64分)、大塚。得点は前半10分に梶原、11分に小谷、後半40分に練習生でした。
<15.8.31> 昨日天皇杯の1回戦が広島広域公園第一球技場で行われ、広島県代表の広島経済大が徳島大学ヒポクラテスを2-0で下しました。この結果、9/5(土)に行われるサンフレッチェの初戦の相手は広島経済大学になりました。なお2回戦の試合会場は福山市竹ヶ端運動公園陸上競技場で、午後3時キックオフ。クラブ取り扱いチケットはV-POINTとサンフレッチェ広島事務所で販売中です。またオフィシャルサイトのチケット販売ページからも購入できますので、ぜひお早めにご購入下さい。
<15.8.30> 昨日ホームで行われた2nd stage第9節名古屋戦は、ドウグラスの来日初のハットトリックなどで5-2で大勝し、年間順位で首位に返り咲きました。
 メンバーは控えも含めて前節と同じで、以下の布陣で戦いました。
        林

    塩谷 千葉 水本

     青山 森崎和

ミキッチ           柏
(→佐々木87分)
   ドウグラス  野津田(→皆川76分)

       佐藤(→浅野63分)

SUB:増田、清水、宮原、丸谷
 対する名古屋は、GK:楢崎、DF:矢野、竹内、闘莉王、本多(→牟田72分)、MF:永井、磯村、矢田、小川(→田中輝67分)、FW:川又(→杉森66分)、ノヴァコヴィッチ、と言うメンバーでした。立ち上がりから攻勢に出たのは広島で、1分にはドウグラスがファーストシュートを放ちます。そして6分、パスカットしたミキッチがドリブルで持ち上がって左足でクロスを上げると、ドウグラスがニアで頭に当ててそのままファーサイドに流し込んで広島が先制点を奪いました。続いて前半9分、ドウグラスのパスで抜け出したミキッチがDFラインの裏を横切るパスを送ると、フリーで抜け出した寿人が押し込んで2点目を決めました。
 その後も広島は、14分の野津田の強烈なミドルやドウグラスのヘッド、17分の寿人のシュート、23分の寿人のドリブルからドウグラスにパスを出したシーンなど決定機を作ります。その後やや名古屋にペースを握られる時間帯もあったものの、35分にはミキッチのパスをドウグラスが決定的なシュート。更に40分には素晴らしい組み立てから青山がミドルを放ちましたが枠外に外れます。前半はその後は両チームともに得点は入らず、広島の2点リードでハーフタイムを迎えました。
 後半早々は名古屋が優勢で、3分にはノヴァコヴィッチのポストから永井がシュート。5分にはノヴァコヴィッチがFKを直接狙い、6分にも矢田が左足で狙います。しかし6分、野津田が高い位置で相手ボールをカットすると左サイドへパス。柏が仕掛けると見せて横パスを送ると、走り込んだドウグラスが叩き込んでリードを3点に広げました。
 これで再び流れをつかんだ広島は、10分には青山がドリブルで持ち込んで柏のシュートは竹内がブロック。12分にはドウグラスのパスでフリーになった野津田が強烈なミドルを放ち、こぼれ球をドウグラスが狙いましたが惜しくも枠を外れます。その後名古屋も反撃を試みたものの森保監督は浅野を投入して追加点を奪いに行きます。そして後半24分、右サイドから仕掛けた浅野が本多に倒されてPKを獲得。これを自ら蹴って右隅に決めて、リードを4点に広げました。
 大量リードにやや気持ちの緩みが出たか、その後は名古屋の反撃を許します。後半32分にはスルーパスで抜け出した杉森を柏が倒してPKを与え、闘莉王が蹴ったボールは林が弾きましたが、その後のCKからの混戦から牟田に押し込まれて失点。続いて40分には闘莉王のワンタッチパスを永井に頭で押し込まれて2点目を失います。しかし40分、森崎和のサイドチェンジを受けたミキッチが突破するとペナルティエリアの右脇から鋭いクロス。これをドウグラスがニアから頭で決めて、ダメ押しとなる5点目をゲットします。その後広島は佐々木を投入して守備を固めると、ドウグラスや青山のシュートなどで追加点を狙いつつ試合をクローズしました。
 この試合は全部の映像を見れたわけではないのですが、ドウグラスとミキッチの活躍に負うところが大きかったように思います。プロ入りして初めてのハットトリックだった、と言うドウグラスは3点とも素晴らしいゴールでしたが、それ以外にも何度か決定的なシュートを放っていて、5点ぐらい取っていても不思議ではなかった感じ。高さと前への推進力で、広島の攻撃を牽引していました。一方のミキッチもドリブルのキレが素晴らしく、名古屋の左サイドを何度も切り裂いていました。一方守備面では2失点は頂けなかった、とは思いますが、そこまでは名古屋に攻め込まれても粘り強く守れていたのではないでしょうか。森保監督も「1失点することはある。そこで2失点目をせずに踏みとどまって試合を進めなければならない」とは言いながらも「全体としての守備はよかった」と述べていて、結果には満足している様子。とにかく8月のホームゲームで一度も勝てていなかった鬱憤を晴らすことができたことが、何よりも良かったと言えるのではないでしょうか。
 今節はACLや天皇杯の関係で変則日程となっていますが、年間順位の上位チームはG大阪以外は試合を消化。浦和が横浜FMに敗れたため再び首位に返り咲いています。一方2nd stageは鹿島が勝って首位をキープしていますが、広島は勝点1差でぴったりと追走する形になっています。来週の天皇杯2回戦を挟んで9月は山形、鳥栖、清水と下位チーム相手の試合が続きますが、ここでしっかりと勝点を積み重ねて行って欲しいもの。不調の波を乗り越えたサンフレッチェの勢いを見せて欲しいと思います。

広島公式サイト 名古屋公式サイト
ゲキサカ 戦評
日刊スポーツ スコア速報 戦評 寿人 西野監督
Sportsnaviテキスト速報
Jリーグ公式サイト試合データ

SANFRECCE Diaryトップページに戻る