4/8〜4/14のSANFRECCE Diary


<18.4.14> J1リーグ戦第8節は今週末の開催。サンフレッチェは明日、中3日で湘南ベルマーレと戦います。
 一昨年は年間17位に終わって4度目のJ2降格を味わった湘南でしたが、昨年は7月に首位に立ってから一度もその位置を明け渡すことなく2度目のJ2優勝でJ1復帰を決めました。そして今季は山田直輝がレンタルバックしたもののその他の主力の引き留めに成功。加えてミキッチや梅崎、イ・ジョンヒョプら実績のある選手を獲得して曺監督7年目のシーズンを迎えました。そしてここまで強豪相手でも果敢に戦って、勝点8を取って12位の成績となっています。これまでの公式戦の戦績は次の通り。
1H ○2-1 長崎  【湘】イ・ジョンヒョプ、石川、【長】田上
2A △1-1 川崎F 【湘】松田、【川】小林
L1H ○1-0 鳥栖  【湘】高山
3H △0-0 名古屋
L2A ●1-2 長崎  【湘】齊藤、【長】新里、中村
4A ●0-1 FC東京 【東】ディエゴ・オリヴェイラ
5A ●1-2 C大阪 【湘】岡本、【C】ヤン・ドンヒョン、杉本
L3H ●0-3 神戸  【神】佐々木、ウェリントン、渡邉
6H ○2-1 鹿島  【湘】OG、山根、【鹿】鈴木
7A ●0-1 札幌  【札】都倉
 前節は鹿島戦から先発3人を入れ替えてアウェイゲームに臨みましたが、前々節とは逆に後半アディショナルタイムに決勝ゴールを許して敗れています。明日は疲労度を考慮してある程度メンバーを入れ替えてくることが予想されますが、特に注目はミキッチの今季初先発があるかどうか。仮に出場することになれば、広島の左サイドのマッチアップはいつも以上に激しいものになるに違いありません。
 対するサンフレッチェですが、こちらも前節先発6人を入れ替えて戦っているため柏戦のメンバーが中心になると思われます。ただトップ下は柏が2試合続けて先発していることを考えると、若い川辺を起用する可能性もありそうです。と言うことで、私のメンバー予想は次の通り。
       林

和田  野上  水本 佐々木

   青山    稲垣

 柴崎        川辺

    パト  工藤
    
SUB:中林、馬渡、吉野、松本、柏、ティーラシン、渡
 ここまで6勝1分けと負けなしで来ているサンフレッチェですが、前節以外は全て1点差以内で常にぎりぎりの戦いを続けています。明日も難しい試合になると思いますが、これまでどおりチーム一丸となって最後まで戦い抜いて欲しいと思います。
<18.4.14> プレスリリースによると、横浜FM戦で負傷した丹羽選手は昨日広島県内の病院で検査を受けて、左ハムストリングス筋損傷で全治3週間と診断されました。3週間後と言うことはまだGW中で連戦は続いていますが、中国新聞によると城福監督は離脱中の千葉と合わせて「連戦の間に戻ってくるのはなかなか難しい」と語っているとのことです。
<18.4.13> 中国新聞によると昨日広島市内のホテルで取締役会を開き、2017年度の決算を承認しました。それによると昨年は成績低迷による観客動員の減少が響いて、売上高は3億6900万円減の34億2300万円と3年ぶりに減少しました。グッズ売り上げの減少なども年度途中に赤字に転じる見通しだったそうですが、広告宣伝費を絞り込んだほか円高で外国人選手の年俸が抑えられたこともあって、当期利益は87万円とわずかながら黒字を確保しました。今季は山本社長のもとで集客策に力を入れているそうで、3年ぶりの観客動員30万人の達成と400万円の黒字を見込んでいるとのこと。我々サポーターもホームスタジアムを埋めて、選手とチームだけでなくクラブ経営も後押ししたいものです。
<18.4.12> 昨日ホームで行われた第7節横浜FM戦は、パトリックの2ゴールなどで逆転で勝って3連勝。開幕から7試合負けなしのクラブ新記録を作りました。
 先発メンバーは前節から6人入れ替えて、次の布陣で戦いました。
       林

和田  丹羽  野上 佐々木
    (→水本35分)
   松本    吉野
   (→青山60分)
 川辺         柏

    ムイ  渡
       (→パトリック64分)
    
SUB:中林、フェリペ・シウバ、稲垣、馬渡
 対する横浜FMは前節から3人入れ替えて、GK:飯倉、DF:金井、中澤、デゲネク、山中、MF:扇原、中町、吉尾(→天野71分)、FW:ブマル(→大津71分)、ウーゴ・ヴィエイラ(→伊藤78分)、と言うメンバーでした。最初にチャンスを作ったのは広島で、柏のクロスにティーラシンが飛び込みましたがわずかに及ばず。15分には自陣ペナルティエリア内で相手ボールを奪うと、速攻から柏がクロスを入れましたがクリアされ、続くCKから吉野がフリーでシュートしましたが上に外れてしまいます。また21分には松本がロングシュートを狙いましたが飯倉にキャッチされます。逆に25分にはブマルの右からのクロスにユン・イルロクがヘディングシュートを放ちましたが枠を外れて助かります。広島はその後も度々攻め込み、30分には速攻から柏がカットインしてシュートしましたがGKがキャッチ。35分にはCKのこぼれをティーラシンが打ちましたが惜しくも上に外れます。更に37分には渡の守備から速攻を仕掛け、ティーラシンのヘッドのこぼれを吉野が狙いましたが枠を捉えることができません。そして前半38分、ペナルティエリア内で中町と競り合った佐々木がファウルを取られ、PKをウーゴ・ヴィエイラが決めて横浜FMが先制しました。
 後半も立ち上がりから両者ともに激しい攻防を繰り広げると、後半4分、吉野のクロスに走り込んだティーラシンが山中に倒されたとしてPKをゲット。このPKはティーラシンが自ら蹴って、飯倉の手を弾いてゴールネットに収めて同点に追いつきました。
 このまま逆転まで持って行こうとする広島。後半6分には渡がGKの頭を越えるロングシュートを狙いましたが惜しくも枠外に外れます。横浜FMも前からの圧力を強めますが、広島は集中した守備で対応します。後半35分、39分と立て続けに交代カードを切って、青山とパトリックを投入する城福監督。これによって広島が相手ゴールに迫るシーンが増えて行きます。後半21分には佐々木のパスで抜け出したパトリックが倒されたもののファウル無し。24分には青山がペナルティエリア内からループで狙いましたがGKの頭を越えることができません。また31分には柏がペナルティエリア内でドリブルしながら横に流れ、最後は川辺が打ちましたがDFがブロックされます。そして後半33分、柏が再び左からカットインしてシュートするとこれは飯倉に弾かれたものの、詰めていたパトリックが押し込んで広島が逆転に成功しました。
 この後も更に追加点を奪いに行く広島。36分にはカウンターからパトリックがシュートしましたが飯倉が横っ飛びでキャッチし、39分にも右からパトリックが仕掛けて浮き玉でティーラシンに渡そうとしましたが通りません。横浜も同点を狙って人数をかけて攻め込んで来て、41分には右からののクロスをクリアし切れず天野にフリーで打たれましたが枠外に外れます。そんな中の後半44分、広島陣内で奪ったボールを繋いでパトリックが抜け出すと、右サイドからGKの頭上を抜くシュート。これが見事に横浜ゴールに収まって、広島が決定的な3点目を奪って試合終了のホイッスルとなりました。
 中2日の過密日程と言うことで前節から先発半分を入れ替えたサンフレッチェ。横浜FMもハイライン・ハイプレスの特殊な戦術がフィットして来たと言うことで、前半はやや難しい試合となりました。その上丹羽が早い時間帯で怪我のため退き、前半41分に微妙なジャッジから先制点を奪われたと言うことで、そのまま崩れる可能性もあったと思います。しかしどんな状況になっても押し返すだけの力があるのが今の広島。厳しい寄せと速い切り替えでペースをつかむと良い時間帯にPKをゲットして同点に追いつき、更に青山、パトリックと言う「大駒」2枚の途中投入で流れを引き寄せ勝ち切りました。広島のボール支配率は41%と相変わらず相手よりも低いものの、それでも押し込まれているように感じないのはしっかりとコントロールできているからだと思います。誰が出ても一人一人が役割を全うしてチーム全体で戦えているからこそ、結果が付いてきているのだと思います。
 この試合の結果広島は勝ち点を19に伸ばし、2位との勝点差5を保ったまま首位をキープしています。第7節を終えて勝ち点19と言うのはこれまでで最もハイペースで稼いでいるのですが、しかしこれで何かを得たわけではありません。次節は中3日でのアウェイゲームとなるので、また今節とは違うメンバーで戦うことになると思いますが、誰が出ることになったとしても同様のサッカーで戦い抜いて欲しいものです。

広島公式サイト  横浜FM公式サイト
Jリーグ公式サイト試合データ
ゲキサカ  戦評  パトリック
日刊スポーツ  スコア速報  戦評  広島開幕7戦無敗
サッカーダイジェストWeb  採点&寸評  戦評
<18.4.11> 中国新聞によると、今日の横浜FM戦は前節からメンバー6人を入れ替える可能性が高い、とのこと。ティーラシン、川辺の他に、吉野、松本、渡、丹羽が今季のリーグ戦で初先発することになりそうです。
 今日の試合会場はエディオンスタジアム広島で午後7時キックオフ。選手コラボメニューは、今日も水本選手の「伊勢うどん4」600円と川辺選手の「春はあっさり塩焼鳥丼」700円となっています。またサンフレッチェクラブ会員限定プレゼントは、青山選手のプレミアムカード。そして今日も平日ナイトゲーム限定の「駆けつけ割!」が行われます。キックオフ30分以降にご来場されると当日券が全席種半額となりますので、仕事や学校の関係で遅くなりそうな方もぜひお越し下さい。
 テレビ放送は今日もDAZNのみ。私は今日は仕事の関係でリアルタイムで見れないので、ブログでの速報はできません。スタジアムに行けない&DAZNを見れない方は、モバイルサイトの速報などをご覧下さい。
<18.4.10> 明日はJ1リーグ戦第7節。サンフレッチェはホームに横浜Fマリノスを迎えます。
 昨年はリーグ戦5位、天皇杯準優勝とまずまずの成績を残したモンバエルツ監督との契約を終了し、新たにポステコグルー監督を招聘した横浜FM。「常にアタッキングフットボールをしてきた」と言う言葉通りにハイライン・ハイプレスのサッカーで戦って序盤は結果が出なかったものの、ルヴァンカップを含めて直近の公式戦5試合負けなしと調子を上げています。ここまでの戦績は次の通り。
1A △1-1 C大阪 【横】山中、【C】柿谷
2A ●0-2 柏   【柏】小泉、OG
L1H ○1-0 FC東京 【横】シノヅカ
3H ●1-2 鳥栖  【横】ウーゴ・ヴィエイラ、【鳥】趙、イバルボ
L2H △0-0 仙台
4A ○1-0 浦和  【横】ウーゴ・ヴィエイラ
5A ○1-0 清水  【横】ウーゴ・ヴィエイラ
L3A ○3-1 新潟  【横】伊藤2、中町、【新】高木
6H △1-1 川崎F 【横】中澤、【川】家長
 前節は川崎Fにハイラインの裏を突かれて決定的なピンチを招いたものの飯倉のスーパーセーブ連発で凌ぐと、後半はポジションを修正して流れをつかみ、セットプレーから同点に追いつくとその後は真っ向勝負で勝点1をゲットしています。明日はどのようなメンバーで来るのか読めないのですが、広島と同様にルヴァンカップではターンオーバーを使いながら結果を残しているだけに、川崎F戦からある程度メンバーを入れ替えてくる可能性もありそうです。
 対するサンフレッチェですが、さすがにカップ戦のように全員入れ替えて来ることはないと思いますが、柏戦のメンバーのコンディション次第では大きく変更する可能性もありそう。と言うことでメンバーは全く分からないので、希望も込めて次のように予想します。
       林

馬渡  丹羽  野上 佐々木

   吉野    松本

 川辺       F・シウバ

    ムイ  渡
    
SUB:中林、水本、和田、稲垣、柏、柴崎、工藤
 ここまで好調のサンフレッチェですが、リーグ戦の連戦が続くここからが正念場。戦術やコンディション、相手の戦い方などを考えながら、チームをマネージメントしていかなければなりません。誰が試合に出ることになってもこれまで通りチーム全員が心を合わせて、勝利を目指して戦い抜いて欲しいと思います。
<18.4.10> 日本サッカー協会は昨日、ハリルホジッチ監督の解任と西野朗監督の就任を発表しました。W杯本大会までわずか2ヶ月、と言うタイミングでの解任ははっきり言ってまったく理解できないし、何とも言いようがない、と言うのが正直なところ。誰が監督になろうとどうせサンフレッチェの選手が関わることも無さそうですし、もはやW杯の結果なんてどうでもいい、と言う感じです。
<18.4.10> 土曜日に行われた高円宮杯プレミアリーグウェスト第1節で神戸U-18と対戦したサンフレッチェユースは、0-1で敗れて黒星スタートとなりました。メンバーは、GK:佐藤海、DF:鈴、大越、山崎、MF:松本大(→中谷72分)、桂、東、土肥、FW:渡部(→鮎川72分)、大堀、影山(→森保79分)。JFAのサイトによると前半は動きが硬かったそうですが後半は押し返し、一進一退の攻防が続いたそうです。しかしなかなか得点できないまま推移すると後半39分に失点してそのまま敗れました。第1節の結果と順位表は次の通り。
【第1節】
C大阪U-18  0-0 福岡U-18
神戸U-18   1-0 広島ユース
G大阪ユース 5-5 名古屋U-18
阪南大高   3-1 米子北
京都U-18   1-5 東福岡高

       勝点 勝 分 負 得失差
1東福岡高    3    1   0   0    +4
2阪南大高    3    1   0   0    +2
3神戸U-18    3    1   0   0    +1
4名古屋U-18   1    0   1   0     0
4G大阪ユース  1    0   1   0     0
6C大阪U-18   1    0   1   0     0
6福岡U-18    1    0   1   0     0
8広島ユース   0    0   0   1    -1
9米子北高    0    0   0   1    -2
10京都U-18    0    0   0   1    -4

<18.4.9> 昨日アウェイで行われた第6節柏レイソル戦は、佐々木のゴールを守り切って今季4度目の1-0勝利。首位をがっちりとキープしました。
 先発メンバーは前節と同じでしたが松本が初めてリーグ戦のベンチに入って、次の布陣で戦いました。
       林

和田  野上  水本 佐々木

   青山    稲垣

 柴崎         柏(→吉野70分)

    パト  工藤(→川辺76分)
    (→渡88分)
    
SUB:中林、丹羽、馬渡、松本
 対するレイソルは、GK:桐畑、DF:小池、中谷、中山、ユン・ソギョン、MF:細貝(→大谷64分)、キム・ボギョン、江坂、FW:瀬川(→山崎68分→亀川83分)、クリスティアーノ、伊東、と言うメンバーでした。立ち上がりは広島ペースで、3分には柴崎の右からのクロスをパトリックが頭で狙いましたが枠を捉えず。4分には和田が突破して折り返したもののブロックされ、10分にも柴崎がクロスを入れてCKを獲得します。また12分にも工藤のワンタッチパスで稲垣が抜け出すなど、高い位置でパスを回しつつレイソル陣内に攻め込みます。そして17分、ペナルティエリア内で工藤がキープして時間を作り、右サイドに展開すると和田がクロス。これはパトリックには合わなかったものの、逆サイドに攻め上がっていた佐々木がワントラップして左足を振り抜いてレイソルゴールに突き刺して広島が先制点を奪いました。
 その後も広島ペースが続き、40分には高い位置で奪ったボールを工藤がドリブルで運び、ゴール前を横切るパスを出したもののパトリックには合わず。逆にレイソルにも2本ほどシュートを打たれたものの枠外に外れます。前半はお互いにシュートは少なかったものの広島の厳しい守備が功を奏して、広島の1点リードでハーフタイムを迎えました。
 後半に入るとレイソルがボールを持つ時間が長くなりましたが、広島は集中した守備で跳ね返します。そして後半7分には軽快なパスワークでレイソル陣内に攻め込み、最後は青山がミドルを放ちましたが上に外れます。レイソルは後半半ばに大谷を投入して攻めのピッチを上げて、後半23分にはクリスティアーノのクロスに江坂が飛び込みましたが枠外で助かります。そして後半29分、レイソルの左サイドから仕掛けてきた山崎を和田が倒すと、足はペナルティエリア外だったにも関わらず主審はPKを指示します。キッカーとしてスポットに立ったクリスティアーノは、右足を振り抜いて強烈な弾道のシュートを送ったものの林は見事に反応して、同点のピンチを凌ぎました。
 その後城福監督は川辺を投入。その川辺は早速左から仕掛けてペナルティエリア内からラストパスを送りましたが、パトリックにはわずかに合わずに追加点を奪えません。終盤はレイソルが右から左からクロスを放り込み、46分にはクリスティアーノのシュートがバーを直撃する、と言うシーンを作られたものの得点を許さず、広島が1点差を守って逃げ切りました。
 この試合のスタッツを見るとシュート数は広島の3に対してレイソルは7。またボール支配率は広島:レイソルが35:65で一方的に押し込まれたような数字になっていますが、実際の印象はそんなことは無かったように思います。広島は前線からの守備が効いてレイソルにチャンスをほとんど作らせず、前半のシュートは可能性の低いものが2本だけ。後半はかなり押し込まれはしたものの、バイタルを空けて相手にフリーでシュートを打たれたと言うシーンはなく、サイドからのドリブル突破とクロスで危ないシーンを作られたものの中央の守備はしっかりしていました。その中で特に印象的だったのは稲垣で、激しい運動量としつこい守備で相手の攻撃を寸断していました。また青山の運動量も特筆すべきもので、ピッチ全域に顔を出して素早いトランジションに貢献していました。トラッキングデータを見ると両チームを通じて走行距離が13kmを越えたのは青山と稲垣の二人だけだったと言う事実が、この試合を象徴していると言えるのではないでしょうか。また唯一の得点シーンは右SBからのクロスを左SBが決めたわけですが、スタートは稲垣がスローインのボールを奪ったところから。そこから10本以上のパスを繋いで高い位置から和田がクロスを入れ、そこにパトリック、柏、稲垣が飛び込んだことによってフリーになった佐々木が決めた、と言うロジカルなゴールでした。広島はこれ以外のシーンでも同じようにパスの繋ぎからもう一歩のシーンまで迫っていて、前半のうちに勝負を決めることも可能だったのではないか、と思われました。
 しかしこの試合のポイントは何と言っても林がPKを止めたことに尽きるでしょう。ビデオを見る限りではPKのジャッジ自体が微妙でしたが、林は決して動揺することなく相手を良く観察し、リーグ屈指のボールスピードのクリスティアーノのシュートを「ぎりぎりまで見て跳んだ。最後は感覚」で弾き出しました。今季2度目のPKストップで連続無失点時間を407分に伸ばした守護神の存在が、今のサンフレッチェの好調を支えているのは間違いないところだと言えるでしょう。
 この試合の結果サンフレッチェは勝点を16に伸ばし、2位との差を5に広げました。まさに「首位独走」と言う形になりつつあるわけですが、しかしリーグ戦はまだ6試合を消化しただけ。昨年も第6節終了時点で首位・神戸は勝点15、2位・浦和は勝点13を稼いでいたにも関わらず、最終的には9位と7位に終わっています。ここからは中2日、中3日でリーグ戦が続くため、そこでどう勝点を落とさないようにするかだけでなく、いかに主力選手の消耗を防ぎつつ戦うか、が重要になります。選手のコンディショニングや精神的なケアも含めて難しいマネージメントが求められますが、城福監督の手腕に期待したいと思います。

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<18.4.8> 中国新聞によると浦和戦で腰を痛めたティーラシンは、昨日の練習には参加したものの今日は欠場の見込みだとのこと。その代わりに2年目の松本がリーグ戦で初めてベンチ入りすることになりそうです。一方の柏レイソルも中村が右足の付け根を痛めている影響で欠場が濃厚だとのこと。連戦が続くと言うことで、ベンチワークも勝敗を分ける重要な要素になりそうです。
 今日の試合会場は三協フロンティア柏スタジアムで、午後3時キックオフ。テレビ放送はDAZNだけとなります。今日は現地観戦の予定なので、ブログでの速報はできません。スタジアムに行けない&DAZNを見れない方は、モバイルサイトの速報などをどうぞ。
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