9/9〜9/15のSANFRECCE Diary


<18.9.15> 「ホットニュース」によると城福監督は鳥栖の守備を崩すには、「相手がゴール前を固める想定の二つ、三つ前のプレーで危険なところにボールを送り込んで走り込めるようなシーンを作らないといけない」と語っています。鳥栖は下から3つ目の順位、とは言え失点はリーグで5番目に少ない1試合平均1.08。能力の高いツートップへの対応とともに、この堅守を崩せるかどうかが勝利のカギになりそうです。
 今日の試合会場はベストアメニティスタジアムで、午後5時キックオフ。テレビ放送はDAZNのみで、基町クレド・パセーラ1Fのふれあい広場で「DAZN presents パブリックビューイング」が行われます。今日もブログでの速報を行いますので、スタジアム/パブリックビューイングに行けない&DAZNを見れない方はそちらをどうぞ。
<18.9.14> 明日はJ1リーグ戦第26節。サンフレッチェはアウェイでサガン鳥栖と戦います。
 第6節から7連敗するなど調子が上がらずW杯前には17位に沈んでいた鳥栖ですが、中断中にフェルナンド・トーレス、金崎、オマリらを補強。蔚山へ期限付き移籍していた豊田も呼び戻すなど、並々ならぬ決意で戦力補強を行いました。そしてその効果はすぐには現われなかったものの、第20節以降は3勝2分け1敗と調子を上げてきています。前回の対戦以降のリーグ戦の戦績は次の通り。
9A ●0-1 広島  【広】パトリック
10H ●0-2 川崎F 【川】阿部、小林
11A ●0-3 G大阪 【G】倉田、ファン・ウィジョ、マテウス
12H ●1-2 札幌  【鳥】安、【札】ジュリーニョ
13H ○3-1 清水  【鳥】原川、小野、安、【清】OG
14A △0-0 浦和
15H △0-0 FC東京
16A △1-1 湘南  【鳥】OG、【湘】高橋
17H ●0-1 仙台  【仙】西村
18H △0-0 磐田
19A ●0-1 清水  【清】ドウグラス
20H ○1-0 C大阪 【鳥】吉田
21H ○1-0 浦和  【鳥】高橋秀
22A △0-0 川崎F
23A ●0-3 名古屋 【鳥】金井、和泉、前田
24H ○3-0 G大阪 【鳥】小野、金崎、Fトーレス
25A △0-0 FC東京
 前節はFC東京に攻め込まれるシーンもあったものの、粘り強い守備で勝点1を確保しています。順位はまだ16位と降格圏を抜け出せていないものの、川崎FやFC東京ら上位陣相手に勝点1を取ったと言うことで、結果をポジティブに捉えている様子。明日はまずはしっかり守って失点を防ぎつつ、強力ツートップの力で点を取って勝とう、と考えているのではないでしょうか。
 対するサンフレッチェですが、コスタリカ戦で先発出場した佐々木は左太ももを痛めたとのことですが、大事には至っていない様子。また青山も疲労を考慮して昨日の全体練習の一部を回避したそうですが、こちらも明日の出場には問題ないと思われます。と言うことで、鹿島戦と同じメンバーが起用される可能性が高そうです。
       林

和田  野上  水本 佐々木

   青山    稲垣

 柴崎         柏

    パト   渡

SUB:中林、千葉、吉野、フェリペ・シウバ、川辺、ティーラシン、ベリーシャ
 残り9試合で首位に立つ広島ですが、34試合制となった2005年以降、第25節終了時点で首位だった13チームの中で最多勝点でフィニッシュしたのははわずか5チーム。昨年の川崎Fや2007年の鹿島、2014年のG大阪のように、一気のまくりで逆転優勝した例も多々あります。明日はぜひとも勝ち点3を積み上げて、優勝に向かって歩を進めて欲しいと思います。
<18.9.13> 日本サッカー協会は昨日天皇杯の準々決勝以降の組み合わせ抽選会を行いました。それによると、10/24に行われる準々決勝での鹿島×広島の勝者の対戦相手は甲府。また勝ち上がった場合の準決勝の相手は浦和×鳥栖の勝者となります。これらの試合会場は未定ですが、通常はトーナメント表が上のチームのホームになるため、広島が準々決勝に勝ち上がった場合は広島での開催になる可能性が高そうです。
<18.9.13> メキシコ遠征中のU-19日本代表は一昨日U-20クラブ・アメリカとの親善試合を行い、3-1で勝ちました。日本のメンバーは、GK:若原(→大迫HT)、DF:川井(→菅原88分)、阿部、石尾、東、MF:堀(→郷家73分)、山田、久保、斉藤光(→滝62分)、FW:安藤(→橋岡81分)、原(→宮代HT)。JFAのサイトによると先制点は前半20分で、東のスローインをDFラインの裏で受けた原が左足のシュートを決めました。その後も日本が攻め続け、35分には安藤が強烈なロングシュートを決めて追加点。またその後も東のグラウンダーのクロスを安藤が押し込んだもののオフサイドで取り消される、と言うシーンを作りつつ、前半を2-0で折り返しました。そして後半は疲れからかミスが目立つようになり、10分にFKを決められて1点を返されましたが、32分に宮代のパスを受けた久保が相手との1対1を制してゴールを決め、そのまま逃げ切りました。インタビューによると川井も東もこの遠征から多くのものを学んだとのこと。「所属チームに帰っても自分を高め」(川井)て、来月行われる「AFC U-19選手権インドネシア2018」に向かって欲しいと思います。
<18.9.12> 昨日キリンチャレンジカップを戦った日本代表はコスタリカを3-0で下し、「森保ジャパン」は幸先の良いスタートを切りました。日本代表のメンバーは、GK:東口、DF:室屋(→守田82分)、三浦、槙野、佐々木(→車屋78分)、MF:堂安(→伊東85分)、青山(→三竿健88分)、遠藤、中島(→天野75分)、南野、FW:小林(→浅野68分)。序盤からペースをつかんだ日本は青山を起点とした小林のクロスや右サイドのパス交換からの室屋のクロス、CKからの南野のシュートなどチャンスを作ります。そして前半16分、中島の右からのCKに佐々木がヘディングで合わせると、これをDFがクリアし切れずゴールに飛び込み日本が先制点を奪いました。
 これで勢いがついた日本は中島の突破や小林のポストプレーなどから次々とチャンスを作り、コスタリカゴールに襲いかかります。コスタリカはハーフタイムから3枚替えで立て直そうとしますが流れは変わらず、日本がチャンスを作りながらも追加点が奪えない時間帯が続きます。そして後半21分、中島のスルーパスを受けた遠藤がクロスを入れると、これを南野が強引にねじ込んでリードを2点に広げます。更に後半アディショナルタイムには右から仕掛けた伊東が左足でシュートすると、これが見事にネットを揺らして快勝に花を添えました。
 森保監督のA代表の初陣。しかもW杯に出場した選手はほとんど呼ばず、平均年齢が3歳若返った25.3歳と言うフレッシュな陣容で臨んだと言うことで、どのようなサッカーをするのか疑心暗鬼の人も多かったのではないかと思います。しかし昨日の日本代表はそんな声を吹き飛ばすような、素晴らしいパフォーマンスを見せました。特に中盤より前の選手たちは素晴らしい積極性とコンビネーションを見せてコスタリカを圧倒。チャンスの数だけから言えば、5〜6点取っても不思議ではない内容でした。また一方の守備もチーム全体で守る意識が非常に強く、コスタリカのシュートをわずか4本に抑えました。これまでも経験豊富なメンバーを外してフレッシュな陣容で戦った日本代表はありましたが、それらに比べて出色の内容だった、と言えます。森保監督の選手選考の目の確かさとともに、選手たちに戦術を落とし込んでチームとして機能させる力量を見せた、と言って良いのではないでしょうか。
 ところでサンフレッチェから選出された青山、佐々木の2人はいずれも先発出場して勝利に貢献しました。特に初代表の佐々木は「初陣」とは思えないほどの伸び伸びとしたプレーで、このチームの左SBに必要とされるタスクを十分に果たしていたと思います。一方の青山は、最終ラインからトップ下まで自在に動き回り、守備と攻撃のタクトを振るいました。特に、何度か見せていた少ないタッチで前線を狙うパスは、決定機にはつながらなかったものの広島と同様に武器になりうることを示した、と思います。まさに森保ジャパンの「エンジン」として、チームを引っ張って行くだけの存在感を示した、と言えるでしょう。今後はこのメンバーとW杯メンバーを融合させながらチーム作りを進めるのだと思いますが、それに向けてこれ以上ない「船出」となった、と言えるのではないでしょうか?
<18.9.11> メキシコ遠征中のU-19日本代表はブラジルとの親善試合を行い、1-1で引き分けました。メンバーは、GK:谷、DF:菅原、橋岡、瀬古、荻原(→東HT)、MF:郷家(→山田83分)、伊藤、平川(→齊藤未HT)、滝(→宮代67分)、FW:田川(→原67分)、久保(→斉藤光HT)。JFAのサイトによるとU-19ブラジル代表は海外組も含めたベストメンバーだったそうで、試合開始早々から攻め込まれて我慢する展開が続いたそうです。しかし後半7分、東がペナルティエリア内でファウルを取られ、PKを決められ先制点を許してしまいました。しかしその後は日本も反撃に出て、後半14分には菅原のクロスを郷家がシュートするなど決定機を作ったとのこと。そしてその1分後に菅原のスルーパスで抜け出した田川がGKとの1対1を制して同点に追いつきました。その後は両チームとも勝ち越しを狙って戦い、後半30分にはゴール前で決定機を作られたものの東が身体を張って守ったとのこと。このドローはU-19代表にとって貴重な経験になったのではないでしょうか。
<18.9.11> 週末に行われた高円宮杯プレミアリーグウェストの第12節で、サンフレッチェユースは名古屋U-18との「同勝点対決」を制して2位をキープしました。メンバーは、GK:佐藤海、DF:鈴、大越、山崎、MF:松本大、中谷、桂、土肥(→竹内90+3分)、大堀(→菅野90+3分)、FW:渡部(→福崎90+3分)、鮎川(→棚田72分)。前半34分に桂のクロスを松本大が頭で決めて先制点を奪うと、後半22分に大越、26分に桂がゲットして突き放し、その後名古屋に1点を返されたものの逃げ切りました。なおこの日予定されていた神戸U-18とC大阪U-18の試合は大雨のため延期となりました。第12節の全結果とここまでの順位表は次の通り。
【第12節】
阪南大高  1-3 福岡U-18
京都U-18  2-1 米子北高
東福岡高  5-4 G大阪ユース
名古屋U-18 1-3 広島ユース

       勝点 試合 勝 分 負 得失差
1京都U-18   24   12    7   3   2    +6
2広島ユース  23   11    7   2   2   +18
3東福岡高   23   12    7   2   3    +8
4名古屋U-18  20   12    6   2   4    +9
5C大阪U-18  20   11    6   2   3    +6
6G大阪ユース 17   11    4   5   2    +4
7神戸U-18   15   10    5   0   5    -6
8福岡U-18   10   11    3   1   7    -7
9阪南大高    7   12    2   1   9   -15
10米子北高    3   12    1   0  11   -23

<18.9.9> 4日にメキシコシティ入りしたU-19日本代表は、一昨日U-19メキシコ代表と親善試合を行い1-1で引き分けました。日本のメンバーは、GK:谷(→若原HT)、DF:川井(→菅原HT)、橋岡(→阿部HT)、瀬古(→石尾HT)、東(→荻原HT)、MF:久保(→堀HT)、伊藤(→齊藤未HT)、郷家(→平川HT)、斉藤光(→滝HT)、FW:田川(→原HT)、宮代(→安藤HT)。JFAのサイトによると序盤はメキシコに流れをつかまれたそうで、前半14分にFKからの混戦でヘディングを流し込まれて先制点を許しました。しかしその後は日本が流れをつかむと、31分には久保と川井が連動した守備でボールを奪い、伊藤のスルーパスで抜け出した田川がファウルを受けてPKをゲット。これを自ら決めて同点に追いつきました。両チームがほとんどのメンバーを入れ替えた後半も序盤は押し込まれる展開が続いたものの若原のファインセーブなどもあって、両チームとも得点の無いままに終わりました。
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