8/11〜8/17のSANFRECCE Diary


<19.8.17> 中国新聞とサッカーダイジェストWebによると、金沢戦で活躍した東俊希がトップ下で先発起用されるとのこと。リーグ戦は途中出場が4試合だけだった高卒ルーキーに、期待したいと思います。
今日の試合会場は味の素スタジアムで、午後7時キックオフ。試合中継はDAZNのみとなっています。今日も現地観戦の予定なのでブログでの速報はできません。スタジアムに行けない&DAZNを見れない方は、モバイルサイトの速報などをご覧下さい。
<19.8.17> 日本サッカー協会は昨日天皇杯の4回戦(ラウンド16)以降の組み合わせ抽選会を行い、サンフレッチェの相手は大分に決まりました。昨日決まったトーナメント表は次の通り。
神戸  ──┐
      ├──┐
川崎F ──┘  │
         ├──┐
広島  ──┐  │  │
      ├──┘  │
大分  ──┘     │
            ├──┐
鳥栖  ──┐     │  │
      ├──┐  │  │
C大阪 ──┘  │  │  │
         ├──┘  │
磐田  ──┐  │     │
      ├──┘     │
清水  ──┘        │
               ├───
鹿島  ──┐        │
      ├──┐     │
横浜FM ──┘  │     │
         ├──┐  │
浦和  ──┐  │  │  │
      ├──┘  │  │
Honda FC──┘     │  │
            ├──┘
長崎  ──┐     │
      ├──┐  │
仙台  ──┘  │  │
         ├──┘
甲府  ──┐  │
      ├──┘
法政大 ──┘
 4回戦のキックオフは9/18(水)の午後7時で、会場はエディオンスタジアム広島です。
<19.8.17> サンフレッチェは昨日、浅野雄也選手を水戸から完全移籍で獲得した、と発表しました。三重県出身の浅野は浅野琢磨選手の実弟で、今年大阪体育大から水戸でプロとしてのキャリアをスタートさせました。そして開幕戦でデビューを果たすと徐々に出場機会を増やして、ここまで24試合に出場して3ゴールを挙げています。典型的なFWだった兄・浅野琢磨選手とはやや違って、トップ下からのドリブルや飛び出しに特徴を持つ選手だとのこと。モバイルサイトによると足立強化部長は「まだまだ粗削り」と言いながらも「ポテンシャルは兄以上」で「五輪代表だけでなく、フル代表も狙える素材」だとのことです。今季はシーズン終了まで水戸にレンタルされてプレーすることになるので、そこで大きく成長して広島に来て欲しいと思います。
<19.8.16> 明日はJ1リーグ戦第23節。サンフレッチェはアウェイでFC東京と対戦します。
 今季のFC東京は第8節広島戦の勝利で首位に立つと、その後は1度もその座を譲らず前節終了時点で2位の鹿島に勝点差7を付けています。前回の対戦以降の公式戦の戦績は次の通り。
8A ○1-0 広島  【東】ディエゴ・オリヴェイラ
L4H ○2-0 柏   【東】ナ・サンホ、ディエゴ・オリヴェイラ
9H ○2-0 松本  【東】永井、ディエゴ・オリヴェイラ
10A △0-0 G大阪
L5H △0-0 仙台
11H ○1-0 磐田  【東】久保
12H ○2-0 札幌  【東】小川、久保
L6A ○1-0 鳥栖  【東】ユ・インス
13A ●0-1 C大阪 【C】ブルーノ・メンデス
14H ○3-1 大分  【東】橋本、久保2、【分】オナイウ
15H ●0-1 神戸  【神】イニエスタ
LPO1 ○1-0 C大阪 【東】永井
16A ●0-2 仙台  【仙】関口、ハモン・ロペス
LPO2 △1-1 C大阪 【東】矢島、【C】ブルーノ・メンデス
17H ○4-2 横浜FM 【東】ナ・サンホ、永井、ディエゴ・オリヴェイラ2、【横】マルコス・ジュニオール、仲川
天2 ○1-0 桐蔭横浜大【東】内田
18H ○3-1 G大阪 【東】永井2、ディエゴ・オリヴェイラ、【G】小野瀬
19H ●0-3 川崎F 【川】小林、齋藤、阿部
20A ○2-0 清水  【東】大森、永井
21H ○3-0 C大阪 【東】永井、森重、ディエゴ・オリヴェイラ
22H ○1-0 仙台  【東】ディエゴ・オリヴェイラ
天3 ●0-1 甲府  【甲】森
 前節は苦手の仙台に対して流れの中でチャンスを作れず、速攻から永井がゲットしたPKをディエゴ・オリヴェイラが蹴って(しかも新ルールによる蹴り直しPKの末)決勝点を挙げて勝っています。しかし水曜日に行われた天皇杯はリーグ戦のメンバーを3人起用して戦ったものの、甲府の堅守を崩せず敗れています。タイトルの一つの可能性が無くなったことで、リーグ戦優勝への気持ちはますます高くなったはず。ラグビーW杯の関係で次節から8試合連続でアウェイゲームが続くことも考えて、明日は絶対に勝つつもりで準備しているに違いありません。
 対するサンフレッチェですが、金沢戦で温存した選手を中心にメンバーを構成するものと思われます。と言うことで、私の予想は次の通り。
       大迫

   井林  荒木 佐々木

     川辺  稲垣

ハイネル           柏

    野津田   森島

       ドグ

SUB:林、井林、サロモンソン、青山、東、渡、レアンドロ・ペレイラ
 広島とFC東京との勝点差は12。残り試合が12試合だと言うことを考えると、これ以上引き離されるわけにはいきません。明日はアウェイながら勝ちに行って、優勝の望みを繋げて欲しいと思います。
<19.8.16> サンフレッチェは昨日、先月退団してヨーロッパに渡っていた高橋壮也選手が、スウェーデン1部のAFCエスキルストゥーナに加入した、と発表しました。サッカーキングの記事によると高橋はエスキルストゥーナの練習に参加して、トライアウトを経て今シーズン終了までの契約を勝ち取った、とのこと。エスキルストゥーナは1部リーグで下位に沈んでいて残留争いのまっただ中のようなので、チームを救う活躍が期待されているのではないでしょうか。広島ではブレイクしきれなかった高橋ですが、苦しい中でも頑張ってきた経験を活かしてチームに貢献して、次の契約を勝ち取って欲しいと思います。
<19.8.16> プレスリリースによると、ベサルト・ベリーシャ選手が退団することが決まりました。元コソボ代表のベリーシャは昨年7月にメルボルン・ビクトリーから加入して、リーグ戦6試合と天皇杯2試合に出場しました。しかしゴールはなく、また第31節磐田戦では磐田の決勝点に繋がるPKを与えるなどツキにも恵まれずに1年目のシーズンを終了。1月に今季の契約を更新したもののチーム戦術に適応できず、今季は出場なしに終わりました。退団後の移籍先は未定だとのことですが、何とかプレーできる場所を見つけて欲しいと思います。
<19.8.15> 昨日、台風接近中のエディオンスタジアム広島で行われた天皇杯3回戦は、金沢に先制点を許したものの後半に逆転して4回戦に歩を進めました。
 G大阪戦の先発から井林、野津田以外のメンバーを入れ替えて、以下の布陣で臨みました。
        林

   井林  吉野  清水

    松本大  松本泰

エミル            東
(→Dヴィエイラ62分)
    渡     野津田(→青山HT)

      ペレイラ(→ハイネル69分)

SUB:廣永、佐々木、稲垣、柏
 対する金沢は町田戦の先発から10人入れ替えて、GK:後藤、DF:作田、石尾、長谷川(→沼田HT)、小島、MF:清原、金子、島津(→大橋18分)、梅鉢、FW:杉浦、クルーニー(→小松73分)、と言うメンバーでした。ファーストシュートは松本大で、0分に強烈なミドルを放ったもののサイドネットに外れます。しかしその後はボールは支配するもののパスが微妙に合わない、と言うシーンが多くなかなかシュートまで行けません。対する金沢もなかなかシュートまで持ち込めない時間が続きましたが、前半26分、速攻からの杉浦のシュートはブロックしたもののこぼれ球を拾われ、右からのクロスがDFの間を抜けてゴール前で待ちかまえていた金子へ。このシュートがDFの間を抜けてゴールネットを揺らし、先制点を許してしまいました。
 その後も広島がボールを握ってパスを繋ぎ、チャンスを作るもののなかなかゴールネットを揺らすことができません。前半29分には野津田が右足でシュートしましたがGKがキャッチ。36分にはレアンドロ・ペレイラのパスで東が左サイドを抜け出して入れたクロスを渡がダイレクトで叩きましたが枠外に外れます。また41分の松本大のロングパスを東が折り返して野津田が頭で狙ったものの枠を捉えることができません。前半はワンチャンスを生かした金沢の1点リードでハーフタイムを迎えました。
 後半から野津田に代えて青山を投入する城福監督。そしてそれによってパスの回りが良くなって金沢を押し込みます。後半3分には東がFKを直接狙いましたがGKが弾き出し、5分にはサロモンソンのクロスからレアンドロ・ペレイラがシュートしたもののDFがブロック。8分には東のパスを受けた渡が決定的なシュートを放ちましたがわずかに右に外れます。そして後半13分、吉野のクサビのパスをレアンドロ・ペレイラが戻すと青山がワンタッチで前へ。ここに走り込んだ東がDFに囲まれながらも左足で浮き球のシュートを放つとこれがGKの上を越えてネットを揺らし、ようやく同点に追いつきました。
 この後サロモンソンに代えてドウグラス・ヴィエイラを投入し、松本大を右SBに下げて4-4-2にチェンジして追加点を狙いに行きます。後半20分には渡のポストから松本泰がシュートしたもののGK正面。22分にはレアンドロ・ペレイラがペナルティエリア内からシュートしましたがGKが反応し、26分にはドウグラス・ヴィエイラがCKに合わせましたが枠外に外れます。そして後半28分、左サイドのスローインからハイネルが右に展開すると、東のスルーから松本大がフリーになります。松本大がマイナスのクロスを送ると渡がボレーシュート。ワンバウンドしたボールは跳ね上がってゴールネットに収まり、ついに広島が勝ち越しました。
 その後は金沢の反撃を受けて自陣に押し込まれますが、広島はブロックを作って守ります。そして終盤は攻め込まれたものの全員ではね返して、台風接近にも関わらずスタジアムに駆けつけたサポーターとともに勝利を喜ぶことができました。
 真夏のミッドウィークの試合で、両チームともに中2日でリーグ戦があると言うことで、前節から大きくメンバーを入れ替えての試合となりました。特に広島としては、天皇杯2回戦の沖縄SV戦以降にパトリック、水本、中林、水本、高橋が退団。逆にレアンドロ・ペレイラが加入しサロモンソンが怪我から復帰したと言うことで、新しい組み合わせでの戦いとなりました。そのためか前半はパスミスなどで相手にボールが渡ってしまうシーンが目立ち、またコンビネーションで崩すシーンも少なくなかなかチャンスを作れませんでした。そして小さなミスから失点してしまって、より難しい試合になったわけですが、しかし選手たちは決して焦ることなく落ち着いてプレーしました。そして後半に2点を奪って逆転し、最後は集中して守って危ないシーンも作らせずに逃げ切りました。
 試合後に城福監督は「誰を何分使うかを吟味しながら、ここはどうしても勝ち抜きたいという、この2つの目的のために交代も含めて工夫」した、と語っていますが、メンバーや組み合わせを変えながら戦って結果を出したと言うことで、収穫も大きかったのではないかと思います。中でも天皇杯2回戦以来の公式戦出場となった東と松本大は、それぞれの持ち味を十分に発揮して勝利に貢献しました。またコパ・アメリカに招集されて以来なかなか出場機会を得られなかった松本泰も、90分を通じてピッチの中央に君臨し、質の高いプレーを見せました。更に久々に90分のプレー機会を得た吉野と渡も存在感を示しました。若手選手にとっては出場機会が得られないと言うことは精神的に厳しいのではないかと思いますが、そんな中でも気持ちを切らさず、しっかりと準備していたのがこの結果に繋がったのだと思います。この試合に勝ったことで天皇杯制覇に向けて一歩前進しただけでなく、チーム全体が成長していることを示したと言うことで、今後に向けての明るい展望が見えた試合だった、と言えそうです。

広島公式サイト  金沢公式サイト
JFA公式サイト試合データ
Jリーグ公式サイト試合データ
ゲキサカ  戦評
<19.8.14> モバイルサイトによると城福監督は、松本大と松本泰のボランチ起用を示唆。松本大については「彼はシュートを決める力がある」、松本泰については「コパ・アメリカに行った日本代表で、もっとも試合に出ていない選手かもしれない。だからこそ、明日の試合に期するものはあるでしょうし、その力を引き出してあげたい」とそれぞれに対する期待を語っています。青山の復帰もあってボランチは今一番競争の激しいポジションになっているだけに、2人とも今日の試合に賭ける思いは強いはず。特に松本泰には持ち前の運動量を発揮して、チームを勝利に導いて欲しいと思います。
 今日の試合会場はエディオンスタジアム広島で、午後7時キックオフ。今のところ台風10号が最接近するのは明日の予報になっていますが、雨や風の影響が予想されますので観戦予定の方はご注意下さい。
 テレビ中継はスカイA(スカパー!ch607とCS250)で生放送が予定されています。今日は帰宅が遅れるため試合開始からの速報はできませんが、後半からはできる可能性がありますので、スタジアムに行けない&TVを見れない方は後半からブログをチェックしてみて下さい。
<19.8.13> 明日は天皇杯の3回戦。サンフレッチェはエディオンスタジアム広島でツエーゲン金沢と対戦します。
 2010年にJFL、2014年にJ3、2015年にJ2とカテゴリーを上げてきた金沢は、柳下監督の下での3年目のシーズンを迎えました。そして今季は開幕当初こそ勝ちに恵まれなかったものの、第4節に今季初勝利を挙げると第13節までに6勝3分け1敗で4位に浮上。その後も引き分けが多いものの負けはわずか2つと粘り強く戦って、第27節を終えた時点で9勝13分け5敗。順位は8位で、プレーオフ圏内を狙える位置に付けています。6月以降の公式戦の戦績は次の通り。
16H △0-0 徳島
17A △1-1 琉球  【金】加藤、【琉】鈴木
18H △0-0 愛媛
19H ○2-1 新潟  【金】小松、垣田、【新】高木
20A △0-0 大宮
天2 ○1-0 新潟  【金】杉浦
21H △2-2 水戸  【金】加藤、垣田、【水】白井、志知
22H △1-1 東京V 【金】山根、【V】林
23A ●0-1 柏   【柏】クリスティアーノ
24A ○2-0 愛媛  【金】垣田、山根
25H △1-1 京都  【金】山根、【京】小屋松
26H △1-1 栃木  【金】杉浦、【栃】キム・ヒョン
27A ○3-2 町田  【金】廣井、加藤、山本、【町】土居、富樫
 先週土曜日に行われた町田戦では前半のうちに逆転され、後半も押し込まれる展開が続きましたが粘り強く凌ぐと、セットプレーからの展開で2点を奪って再逆転して勝利しています。柳下監督の下で鍛えられ、最後まで粘り強く戦うサッカーを身上とする金沢。明日もどんな展開になろうとも、気持ちを切らさずに戦いを挑んでくるに違いありません。
 対するサンフレッチェですが、川崎F、札幌と続いた激闘の疲れが抜けきれていない上に、次節・FC東京戦まで中2日だと言うことを考えると、リーグ戦メンバーの消耗は避けたいところ。と言うことで、明日は「完全ターンオーバー」で戦う可能性が高そうです。
        林

   松本大 吉野 佐々木

     青山 松本泰

エミル           清水

    東      渡

      ペレイラ

SUB:廣永、野上、稲垣、ハイネル、野津田、川辺、ベリーシャ
 明日は両チームともに過密日程の中での試合と言うことで普段は出場機会の少ないメンバーが出る可能性が高そうですが、そのような時こそここまでチーム全体として戦って来れたか、が問われるところ。明日は誰が出ることになったとしても「広島のサッカー」で戦って、天皇杯制覇に向けて前進して欲しいと思います。
<19.8.13> 先週行われたSBSカップで、U-18日本代表はコロンビアと勝点で並んだものの得失点差で上回れず、昨年に続いて2位に終わりました。今回選出されたメンバーは次の通り。
【GK】板橋(鳥栖U-18)、小畑(仙台ユース)
【DF】西尾(C大阪U-18)、三原(愛媛U-18)、井出(柏U-18)、木村(FC東京U-18)、
    加藤(JFAアカデミー福島U18)、馬場(東京Vユース)、石田(名古屋U-18)
【MF】中山(甲府)、岩本(筑波大)、土肥、鮎川(広島ユース)、石浦(東京Vユース)、
    中村(相模原ユース)、小田(神戸U-18)、松本(C大阪U-18)、
【FW】藤尾(C大阪U-18)、晴山(帝京長岡高)、櫻川(千葉U-18)、武田(青森山田高)

※土肥は追加招集
大会の結果は次の通り。
【第1節】
静岡ユース  1-0 U-18コロンビア
U-18日本   2-0 U-18ベルギー  【日】小田、藤尾
 日本 [GK]板橋、[DF]西尾、馬場、三原(→石田67分)、[MF]松本(→岩本78分)、
    小田(→鮎川57分)、中山、土肥(→中村67分)、[FW]藤尾(→井出78分)、
    櫻川(→晴山57分)

【第2節】
U-18ベルギー 1-5 U-18コロンビア
静岡ユース  1-3 U-18日本    【日】晴山、櫻川、小田
 日本 [GK]小畑、[DF]木村、井出、三原(→馬場69分)、石田、[MF]鮎川(→中山63分)、
    岩本、石浦、中村(→松本63分)、[FW]櫻川(→小田HT)、晴山(→藤尾63分)

【第3節】
静岡ユース  2-2 U-18ベルギー
U-18日本   1-3 U-18コロンビア 【日】小田
 日本 [GK]小畑、[DF]木村(→西尾HT)、馬場、加藤(→井出72分)、三原(→石田57分)、
    [MF]松本、鮎川(→石浦62分)、中山(→小田HT)、土肥(→岩本HT)、
    [FW]藤尾、晴山(→櫻川HT)

       勝点 勝 PK勝 PK負 負 得失差
1コロンビア   6    2    0     0    1    +5
2日本      6    2    0     0    1    +2
3静岡      5    1    1     0    1    -1
4ベルギー    1    0    0     1    2    -6

<19.8.12> 昨日まで行われた「Balcom BMW CUP広島国際ユースサッカー」で、サンフレッチェユースはU18ライト・トゥ・ドリームに次いで2位に終わりました。第2日、第3日の結果と順位表は次の通り。
【第2日】
広島県高校選抜U18  3-1 シドニーFC
広島ユース     1-2 U18ライト・トゥ・ドリーム

【第3日】
広島県高校選抜U18  0-1 U18ライト・トゥ・ドリーム
広島ユース     2-2 シドニーFC

             勝点 勝 分 負 得失差
1U18ライト・トゥ・ドリーム  6  2  0  1  +1
2広島ユース          4  1  1  1   0
3シドニーFC          4  1  1  1  -1
4広島県高校選抜U18      3  1  0  2   0

<19.8.11> 昨日アウェイで行われたJ1リーグ戦第22節G大阪戦は、後半終了間際に1点ずつ取り合って勝点1ずつを分け合うことになりました。
 先発は前節・札幌戦と同じ。また佐々木がベンチ入りして以下の布陣で戦いました。
       大迫

   井林  荒木  野上

     川辺  稲垣
     (→レアンドロ・ペレイラ83分)
ハイネル           柏
(→エミル75分)
    野津田   森島(→渡86分)
    (→青山64分)
       ドグ

SUB:林、佐々木、東、渡
 対するG大阪は、GK:東口、DF:三浦、金、高尾、MF:小野瀬、倉田、矢島、高江(→井手口80分)、福田(→鈴木87分)、W:アデミウソン(→渡邉76分)、宇佐美、と言うメンバーでした。立ち上がりからパスを回すG大阪に対して、広島はなかなか奪うことができずに攻め込まれます。9分には宇佐美に個人技からシュートを打たれましたがブロック。12分には井林のパスを奪われ速攻からアデミウソンが飛び出しましたが大迫が飛び出して対応します。続いて14分にはCKを小野瀬にずらされアデミウソンに狙われますが枠外に外れ、16分にも何度もシュートを打たれます。攻めに出ようとしてもパスが引っかかってなかなか相手陣内に入り込めなかった広島でしたが、18分に森島が左から仕掛けてシュート。19分にも柏のクロスのこぼれを稲垣がボレーで狙いましたが東口が反応します。ガンバは21分に倉田がシュートしましたが枠外。24分には小野瀬のクロスにアデミウソンが合わせに行き、27分には宇佐美がシュートしましたが大迫が対応します。広島は28分に森島が決定的なシュートを放ちましたがそれ以外はほぼ一方的に攻められたものの粘り強く守って、スコアレスでハーフタイムを迎えました。
 後半は広島も押し返して、3分にはハイネルのクロスから野津田がシュートします。続いて8分には野津田のクロスに森島が合わせましたがブロックされ、11分には川辺がドリブルで持ち込んでシュートしましたが枠外に外れます。その後は再びガンバのペースとなって、13分には金のFKは枠外。18分には倉田にシュートを許しましたがDFが身体を張って防ぎます。青山を投入して点を奪いに行く広島。そして25分には柏が、青山がシュートしましたがブロックされます。両チームともゴール前で形を作りながらもなかなかゴールを割れなかった後半44分、倉田の展開のパスを受けた小野瀬がカットインからシュート。これは大迫が反応したものの弾いてしまい。こぼれ球を倉田に押し込まれてついに先制点を奪われてしまいました。
 これで一度は肩を落とした広島の選手たちでしたが、しかしすぐに切り替えると点を奪いに行きます。そして後半47分、森島が右からクロスを供給すると、レアンドロ・ペレイラがファーサイドでヘディングシュート。これが逆サイドのポストに当たりながらゴールに飛び込んで広島が同点に追いつきます。その後はガンバもクロスを入れてきたもののクリアすると試合終了のホイッスル。真夏の激闘を戦った両チームには勝点1ずつが与えられることになりました。
 試合終了後に城福監督は前半について「押し込まれたし、奪った後の精度も欠いた...彼らがあれだけ前から来ているのであれば、それをうまく剥がして裏返して行くと言うのはこのチームが取り組まないといけない課題なので、そこはしっかりと修正したい」と語っていますが、その一方で「最後まであきらめずに勝点を取りにいった、その結果アウェイで勝点を取って帰れるのは選手の頑張りだと思う」と評価しています。真夏の盛りのアウェイゲーム。しかも四方をスタンドに囲まれたピッチ上はそよとも風が吹いていない、と言う状況の中で、選手たちは本当に粘り強く戦ったと思います。そしてその中で先制点を奪われても諦めず、すぐに同点に追いついたのは選手全員の力だったと言って良いでしょう。長いシーズンを戦っていればうまくいかないこともあるわけですが、そのような時にいかに我慢して戦うかが重要なわけで、この日の勝点1はチームとしての成長の証だ、と言って良いでしょう。
 ところで移籍してきてすぐの試合で結果を出したレアンドロ・ペレイラですが、高さとシュート技術はチームの力になる、と言うことを示しました。城福監督は「われわれが求めるハードワークについてはもっとコンディションを上げないと」と語っているためしばらくはここぞと言うところでの起用、と言うことになりそうですが、そのためのカードが手に入ったと言うことは大きいと思います。この日久々に出場したサロモンソンとともに、リーグ終盤とカップ戦での戦いに向けての貴重な戦力になりそうです。

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