2/18〜2/24のSANFRECCE Diary


<24.2.24> 昨日行われたJ1リーグ開幕戦は、大橋の2ゴールで浦和を下し、エディオンピースウイング広島のオープニングマッチを勝利で飾りました。
 ワントップにはソティリウを起用。またシャドウには大橋と加藤を配して、以下の布陣で戦いました。
       大迫

  塩谷   荒木  佐々木

     満田  川村(→山﨑90+2分)

中野              東

   大橋      加藤(→松本泰82分)

      ソティリウ(→Dヴィエイラ73分)

SUB:川浪、野津田、エゼキエウ、小原
 対する浦和は、GK:西川、酒井、ショルツ、ホイブラーテン、渡邊(→大畑76分)、MF:伊藤(→前田67分)、グスタフソン、小泉、FW:松尾(→中島82分)、関根(→岩尾67分)、チアゴ・サンタナ(→興梠74分)、と言うメンバーでした。最初のシュートは広島で、1分に加藤が放ちましたが枠外に外れます。逆に5分には浦和にビッグチャンスを作られ、小泉のシュートは大迫が素晴らしい反応で弾き、続くCKからのチアゴ・サンタナのシュートは東がクリア。6分には松尾にシュートを打たれましたが枠外に外れます。立ち上がりは緊張感が見られた広島でしたがその後はリズムを掴み、10分には満田、12分には大橋、18分にはソティリウが、23分には加藤がシュートを放ちます。対する浦和も前半25分、松尾の仕掛けからのクロスに関根が飛び込みましたが大迫がセーブし、続くCKからショルツに狙われましたがこれも大迫が立ちはだかります。その後は再び広島が攻勢をかけ、荒木や大橋が決定機を迎えたものの浦和の守備陣に阻まれます。そして前半45分、中盤でフリーになった川村の狙いすましたシュートは西川に弾かれたものの、詰めていた大橋が冷静に浮かして決めて先制点を奪います。またアディショナルタイム4分には中野の強烈なミドルを西川が弾き、CKに飛び込んだ荒木のヘッドが枠外に外れ、広島の1点リードでハーフタイムを迎えました。
 後半も最初のシュートは広島で、3分にはハイプレスで奪ってソティリウがシュートします。また7分には大橋が小泉に倒されて得たPKをソティリウが蹴りましたが、狙い過ぎたか枠を外してしまいます。しかしその直後に左からサイドでボールを持った加藤が中を良く見てクロス。これを大橋がヘッドで突き刺して、リードを2点に広げました。
 その後も広島が押し込み、11分にはソティリウが、19分には加藤のクロスから大橋が頭を当てましたが西川に抑えられます。23分には浦和のCKをはね返したところからカウンターを発動し、満田のパスをソティリウがシュートしましたが西川に止められます。終盤は浦和の攻勢に押し込まれ、29分には前田がドリブルからシュートしましたが大迫がキャッチ。32分の前田のクロスからの興梠のシュートも、35分の酒井の飛び込みも枠外に外れて助かります。また後半アディショナルタイムには興梠に危ういシュートを打たれたものの枠外に外れ、続くCKからの岩尾のシュートはバーが弾き、2点差を守って逃げ切りました。
 記念すべき新スタジアムに来場した観客は27,545人。公称収容人数より1,000人ほど少ないのですが、アウェイ席の両側に緩衝帯があったことから「満員」と言って良い観客が詰めかけました。その中でさすがに最初は緊張したのかややぎこちない立ち上がりで、5分には小泉にペナルティエリア内から決定的なシュートを打たれました。しかしこのピンチを大迫が素晴らしい反応で防ぎ、直後のチアゴ・サンタナのヘッドも東が防ぎ、更にグスタフソンからのパスを受けた松尾のシュートが枠外に外れると、その後は広島のペース。満田、大橋、ソティリウ、加藤が次々とシュートを放ちました。そして前半終了間際の川村の強烈なシュートは西川に弾かれたものの、詰めていた大橋が冷静な判断から浮き球のシュートを決めました。そして後半は高い位置からのプレスが効果を発揮するようになってチャンスを量産。得点シーン以外にも何度もビッグチャンスを作りました。対する浦和も前田の突破を軸に終盤に攻めの圧力を強めてきましたが、大迫と鉄壁の3バックが立ちはだかりました。Jリーグ公式サイトによると広島のボール支配率は44%ながら、シュート数は浦和の倍近い27本。ボールを持たせながらもゲームは広島が支配する、と言う流れで、ほぼ完勝と言って良い勝利だったと言えます。3年目となったスキッベ広島は大橋と言う「ラストピース」を得て、新スタジアムにふさわしいチームとしての姿を現した、と言って良いのではないでしょうか。2チーム増えてJ1リーグ戦が38試合になったのに加えて、ACL2のグループステージ6試合も戦うことになる今季のサンフレッチェ。ルヴァンカップと天皇杯も勝ち上がれば最大59試合を戦うことになりますが、新スタジアムのファミリーをバックにこれまで以上にチーム一丸となって、戦い抜いてくれるのではないでしょうか。

広島公式サイト  浦和公式サイト
Jリーグ公式サイト試合データ
ゲキサカ  戦評  大橋  西川  大迫  荒木  前田
日刊スポーツ  試合詳細  大橋  ヘグモ監督
サッカーダイジェストWeb  スタメン発表!  ファンの高揚感  J1第1号は大橋!  大橋が衝撃のドッピエッタ!  大橋が殊勲の2得点  PK獲得直後のピエロスとの会話  広島の強烈なハイプレス  ブラジル人記者が絶賛
Football LAB
<24.2.23> 中国新聞によるとスキッベ監督は、「全員でいい準備をして『アウェイ』の浦和戦に向かいたい」と語っていたそうです。これは、PSMのG大阪戦で相手の応援の声の大きさに驚き「アウェイのような雰囲気だった」からだ、とのこと。せっかくの屋根付きサッカー専用スタジアムで、ホームの応援がアウェイ側に負けていたのでは話になりません。選手たちが全力を尽くすのは当然ですが、観客席を埋めるサンフレッチェのサポーターも全力で戦って、新スタジアムの初めての公式戦を勝利に導いて欲しいと思います。
 今日の試合会場はエディオンピースウイング広島で、午後2時キックオフ。チケットは前売りで完売していて、当日券の発売はありません。イベント情報やアクセス情報等は、サンフレッチェ広島公式サイトをご覧下さい。試合中継はNHK総合テレビで全国放送が予定されています。今日は都合でブログでの速報はできないので、スタジアムに行けない&TVやDAZNを見れない方は、モバイルサイトなどの速報をご覧下さい。
<24.2.23> 一昨日行われたAFCチャンピオンズリーグのラウンド16で、2022年度の天皇杯覇者のヴァンフォーレ甲府は蔚山現代に敗れ、優勝の可能性が消滅しました。その結果、昨年のJ1リーグ3位だったサンフレッチェ広島のACL2への出場が確定しました。
 2024/25シーズンから改編されるACLは、トップレベルのAFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)、それに次ぐACLチャンピオンズリーグ2(ACL2)、そして3番目のAFCチャレンジリーグ(ACGL)の3層構造になります。それぞれの大会における出場枠はAFCランキングにより決定されますが、日本は現在東地区1位であることから2024/25シーズンはACLEに3枠、ACL2に1枠が与えられます。2024/25シーズンのACLEはJ1リーグ優勝の神戸と天皇杯優勝の川崎Fの出場とあと1チームがACLEが出場。もし甲府がACLで優勝すればこの枠を使って横浜FMがACL2に回ることになっていたわけですが、甲府の敗退によりACLEは神戸、川崎F、横浜FMが出場権を獲得し、ACL2の枠が広島に回ってきたことになります。因みに2025/26シーズンからは天皇杯覇者はACL2に出場することになり、ACLEはJ1の1位〜3位が出場することになるとのこと。従って今季のJ1の3位争いはACL2の出場権ではなく、ACLEの出場権を争うことになります。
 ところで東地区、西地区が12チームずつで戦うACLEは、「スイス式トーナメント」で異なる8チームとホームで4試合、アウェイで4試合戦ってラウンド16に進出する8チームを決定し、その後ノックアウトラウンドに進みます。ACLEは7/30から3回戦のプライマリーラウンドをスタートして、8/13までに本戦出場クラブが決まるとのこと。(敗退チームはACL2に回る。)またグループステージは9月中旬から2月中旬まで行われる予定です。一方のACL2は東西各16チームを4チームずつの8グループに分けて、これまでのACLと同様に各グループでH&Aでグループステージを戦います。そして各組上位2チームずつがノックアウトステージに進出して、5/17の決勝を目指してH&Aで勝ち上がって行くことになります。現在分かっているACL2の日程は次の通り。
MD1 2024.9.17-19
MD2 2024.10.1-3
MD3 2024.10.22-24
MD4 2024.11.5-7
MD5 2024.11.26-28
MD6 2024.12.3-5
R16 2025.2.11-13/2.18-20
QF  2025.3.4-6/3.11-13
SF  2025.4.8-9/4.15-16
F   2025.5.17

<24.2.22> 明日はいよいよ2024年シーズンの開幕戦。サンフレッチェはエディオンピースウイング広島に浦和レッズを迎えます。
 ACLで優勝し、クラブワールドカップに出場。ルヴァンカップでは決勝に進出するなど公式戦60試合を戦い抜いた昨年の浦和でしたが、スコルジャ監督は1ねん限りで退任してノルウェーからヘグモ監督を招聘しました。また14人がチームを去った一方で、2022年のJ1リーグ得点王のチアゴ・サンタナら11人を補強し、Jリーグ制覇を目指した体制を整えました。そしてプレシーズンでは布陣を固定して戦術を熟成し、万全の準備を整えて開幕を迎えようとしています。明日は十分な準備をして、幸先良いスタートを狙ってくるに違いありません。
 対するサンフレッチェですが、大迫は先週末のトレーニングマッチで45分プレーしたそうで、スキッベ監督も浦和戦での起用を明言しています。マルコス・ジュニオールはまだ戻ってきていないものの、ほぼベストメンバーで戦うことができそうです。と言うことで、私のメンバー予想は次の通り。
       大迫

  塩谷   荒木  佐々木

    野津田  川村

中野             東

   加藤      満田

      ソティリウ

SUB:川浪、山﨑、志知、松本泰、エゼキエウ、大橋、Dヴィエイラ
 FC東京戦、G大阪戦と連敗し、先週末のJクラブとの非公開の練習試合でも内容が良くなかったと言うサンフレッチェですが、モバイルサイトによるとスキッベ監督は「相手はベストメンバーで組んできたんですけど、うちはミックスで挑みました。まだプレシーズンの1試合ですからね...一番大事なのは、金曜日の14時に向けて良い準備ができていることです」と気にしていない様子です。昨年以上に層の厚みが増した戦力で、ACL2を含めたシーズンを戦い抜いて欲しいところ。明日は満員のサポーターをバックに、好スタートを切って欲しいと思います。
<24.2.21> 鹿児島県でキャンプ中のレジーナは昨日神村学園高との練習試合を45分×2で行い、7-0で勝ちました。得点は1本目の2分に森、8分に吉野、2本目の2分に大内、8分に小川、17分に松本、34分に大内、37分にOGでした。
<24.2.20> Jリーグは昨日、都内で開幕PRイベントを開催しました。その中で野々村チェアマンは「アジアで勝ち、世界と戦う」「日本代表のJリーグ選手の割合30%」「全Jクラブの経営規模を1.5〜2倍」等、今後10年、30年後を見据えたビジョンを披露。選手の契約制度の変更や外国籍審判の招聘などの案を挙げたそうです。またステージイベントではJ1各クラブの選手たちが登壇。サンフレッチェからは満田誠選手が参加して、「新スタジアムで開幕できるのは自分にとってもチームにとっても素晴らしい。浦和という素晴らしいクラブとできるので、開幕から盛り上げていきたい」と意気込みを語りました。また浦和は西川周作選手が「僕は2010年から4年間広島に在籍経験がある。そのときから広島市内のスタジアムができないかなと思っていた。今回素晴らしいスタジアムができたと聞いている。そこで強い広島と対戦、開幕スタートできるのはうれしい」と語っていたそうです。
<24.2.19> プレスリリースによると、2/23(金・祝)に行われる浦和戦の一部ホームエリアのチケットを追加販売します。販売するのはカテゴリー5、6、8の計1,200席。前売り価格はカテゴリー5の一般は5,000円、カテゴリー6は4,000円、カテゴリー8が3,500円で、サンフレッチェクラブのプレミアム会員とレギュラー会員は10%、ライト会員は5%の割引となります。販売開始は今日の12時からですが、11時半からサンフレチケットにアクセスすると自動的に仮想待合室に入室し、12時から整理番号がランダムに割り当てられます。詳細はサンフレッチェ広島公式サイトをご覧下さい。
 なお、3/9(土)の第3節鳥栖戦と、3/30(土)の第5節G大阪戦の前売り券のプレミアム会員先行販売が金曜日から、他の有料会員先行販売が昨日から始まっています。鳥栖戦もG大阪戦もサポーターシートや北コーナーシート、カテゴリー6-9などは残っていますが売り切れている席種が多いので、観戦を予定している方はお早めにご予約下さい。
<24.2.18> レジーナは昨日、愛媛FCレディースと135分×3本の練習試合を行い、3-0で勝ちました。得点は1本目の45分に髙橋、2本目の1分に市瀬、3本目の17分に古賀でした。
SANFRECCE Diaryトップページに戻る