3/10〜3/16のSANFRECCE Diary


<23.3.16> モバイルサイトによると、スキッベ監督は神戸について「オフェンスのところでは間違いなく日本一」と語っています。「センターバックのマテウス・トゥーレルや酒井高徳等も含め...クオリティ高い選手が揃っている」相手に対して、いかに勇敢に戦えるかが勝敗を分けることになりそう。勇気をもってハイプレスをかけに行って、勝利をつかみ取ってきて欲しいと思います。
 今日の試合会場はノエビアスタジアム神戸で、午後2時キックオフ。ビジターシートも残席があるようですので、観戦予定でチケットがまだの方は楽天チケットよりご購入下さい。試合中継は今日もDAZNのみとなっています。今日はブログでの速報を行いますので、スタジアムに行けない&DAZNを見れない方はこちらをどうぞ。
<23.3.15> 明日はJ1リーグ戦第4節。サンフレッチェはアウェイでヴィッセル神戸と戦います。
 ハイプレスと大迫勇也の決定力で初めてJ1を制覇した神戸は、主力の流出を最小限に抑えた一方で井手口、岩波、宮代、広瀬ら各チームの主力クラスを補強して今シーズンを迎えました。そして第2節の柏戦では不覚を取ったものの、磐田、FC東京にアウェイで競り勝って現在4位に付けています。今季ここまでの公式戦の戦績は次の通り。
FFSC ●0-1 川崎F 【川】ファン・ウェルメスケルケン
1A ○2-0 磐田  【神】汰木、佐々木
2H ●0-1 柏   【柏】木下
3A ○2-1 FC東京 【神】宮代、大迫、【FC】小泉
 前節は前半に得たPKを大迫が足を滑らせて失敗し、後半早々に先制点を許すと言う嫌な流れだったにも関わらず、今季初先発となった宮代のゴールと大迫の芸術的FKで逆転勝利を収めています。昨年の優勝メンバーに加えて宮代、広瀬ら新戦力が機能してよりパワーアップしている神戸。明日は今季のホーム初勝利を賭けて、万全の準備で迎えようとしているのではないでしょうか。
 対するサンフレッチェですが、3試合連続で先発したメンバーに変更はないと思われます。一方、ベンチ入りメンバーは毎試合入れ替えてきているので、明日も練習で光るものを見せた選手を入れてくるものと思われます。と言うことで、私の予想メンバーは次の通り。
       大迫敬

  塩谷   荒木  佐々木翔

     満田  川村

中野             東

   大橋      加藤

      ソティリウ

SUB:川浪、松本泰、野津田、志知、小原、エゼキエウ、マルコス・ジュニオール
 ここまで2勝1分けと好スタートを切った広島ですが、神戸、G大阪、町田と好調なチーム相手の試合が続くここから3試合が重要になるのは間違いないところ。相手の「広島対策」を上回る力を発揮して、混戦から抜け出して欲しいと思います。
<23.3.15> 日本サッカー協会は昨日、FIFAW杯アジア2次予選/AFCアジアカップ予選の北朝鮮戦に臨む日本代表を発表し、広島からは大迫と川村が選ばれました。今回選出されたのは次の26人。
【GK】前川(神戸)、大迫(広島)、鈴木彩(シントトロイデン)
【DF】長友(FC東京)、谷口(アル・ラヤン)、板倉(ボルシア・メンヘングラートバッハ)、
    渡辺(ヘント)、町田(サンジロワーズ)、毎熊(C大阪)、伊藤(シュツットガルト)、
    橋岡(ルートン・タウン)、菅原(AZ)
【MF/FW】
    遠藤(リバプール)、浅野(ボーフム)、南野(モナコ)、守田(スポルティングCP)、
    相馬(カサ・ピア)、小川(NEC)、前田(セルティック)、堂安(フライブルク)、
    上田(フェイエノールト)、田中(デュッセルドルフ)、川村(広島)、佐野(鹿島)、
    中村(ランス)、久保(レアル・ソシエダ)
 アジアカップのメンバーから野澤(FC東京)、中山(ハダースフィールド)、冨安(アーセナル)、伊東(ランス)、三苫(ブライトン)、旗手(セルティック)、細谷(柏)が外れ、大迫、長友、橋岡、相馬、小川、田中、川村が復帰しています。このメンバーは3/18に集合して3/21に国立競技場で行われる北朝鮮戦を戦い、その後北京経由で平壌に移動して、3/26に北朝鮮とのアウェイゲームを戦います。
<23.3.15> プレスリリースによると、ドウグラス・ヴィエイラ選手が右膝の治療のため、ブラジルに帰国することになりました。再来日の時期は未定で、中国新聞によると復帰には1ヶ月以上かかる見込みだとのことです。
<23.3.14> サンフレッチェは昨日、山崎大地選手が広島市内の病院で、右膝前十字靭帯再建術と内外側半月板縫合術の手術を受けた、と発表しました。全治は9〜10ヶ月で、パリ五輪の出場だけでなく今シーズン中の復帰も絶望となりました。
<23.3.14> 日本サッカー協会は昨日ヨルダンに遠征するU-19日本代表を発表し、広島からユースの木吹と中川が選ばれました。今回選出されたのは次の23人。
【GK】中村(東京V)、ピサノ(名古屋)、後藤亘(FC東京U-18)
【DF】桒原(明治大)、塩川(流経大柏高)、小島(鹿児島)、市原(大宮)、
    梅木(今治)、尾野(水戸)、土屋(川崎FU-18)、木吹(広島ユース)
【MF】大関(福島)、平賀(京都)、保田(大分)、廣井(筑波大)、
    中川(広島ユース)、花城(シュツットガルト)、早川(浦和)、
    小倉(鹿島ユース)、佐藤(FC東京)
【FW】塩貝(慶応大)、後藤啓(アンデルレヒト)、高岡(日章学園高)

※選手変更:ピサノ→張(G大阪)、塩川→林(鳥栖U-18)
 昨年の「IBARAKI Next Generation Cup 2023」に参加したU-18代表から濱崎、由井(川崎FU-18)、池田(横浜FMユース)、石原、中島(広島ユース)、尾崎(大阪桐蔭高)、本間(神戸U-18)、鈴木(名古屋U-18)、石井(湘南U-18)、永野(FC東京U-18)、小嵐(実践学園高)が外れ、中村、ピサノ、桒原、小島、市原、尾野、木吹、大関、平賀、花城、早川、小倉、後藤啓、高岡が選ばれています。このメンバーは3/21と3/25にU-19ヨルダン代表、3/23にU-19シリア代表と対戦します。
<23.3.13> 日本サッカー協会は昨日、今季の「高円宮杯 JFA U-18プレミアリーグ2024」のマッチスケジュールを発表しました。それによると、サンフレッチェ広島ユースの日程は次の通り。
1H 4/7   11:00 帝京長岡高(安芸高田市サッカー公園)
2A 4/14  11:00 岡山U-18(政田サッカー場)
3H 4/21  11:00 大津高(安芸高田市サッカー公園)
4A 4/28  11:00 静岡学園高(時の栖スポーツセンター)
5H 5/5   11:00 東福岡高(安芸高田市サッカー公園)
6A 5/11  15:00 神戸U-18(いぶきの森球技場)
7H 5/19  11:00 名古屋U-18(安芸高田市サッカー公園)
8A 5/25  11:00 鹿児島城西高(鹿児島城西高半端ないサッカー場)
9A 6/23  13:00 神村学園高(いぶすきフットボールパーク)
10H 6/30  16:00 米子北高(安芸高田市サッカー公園)
11A 7/7   10:00 鳥栖U-18(駅前不動産スタジアム)
12A 9/1   10:00 帝京長岡高(長岡市ニュータウン運動公園)
13H 9/8   16:00 神戸U-18(安芸高田市サッカー公園)
14H 9/16  16:00 岡山U-18(安芸高田市サッカー公園)
15A 9/22  11:00 大津高(大津町運動公園)
16A 9/29  11:00 名古屋U-18(トヨタスポーツセンター)
17H 10/6  11:00 鹿児島城西高(安芸高田市サッカー公園)
18H 10/13 11:00 神村学園高(安芸高田市サッカー公園)
19H 10/20 11:00 鳥栖U-18(安芸高田市サッカー公園)
20A 11/24 13:00 米子北高(どらドラパーク米子)
21H 12/1  11:00 静岡学園高(安芸高田市サッカー公園)
22A 12/8  13:00 東福岡高(東福岡高校)

<23.3.13> 日本サッカー協会は昨日、「天皇杯JFA第104回全日本サッカー選手権大会」の3回戦までの組み合わせと、その後の大会日程を発表しました。それによるとサンフレッチェの初戦の相手は鳥取県代表と山口県代表の勝者で、6/12(水)に福山で対戦します。またこれに勝てば3回戦はともにJ2の秋田といわきの勝者が相手となります。3回戦以降の日程は次の通り。
7/10(水)3回戦
8/21(水)4回戦(ラウンド16)
9/18(水)準々決勝
10/27(日)準決勝
11/23(土)決勝(国立競技場)
 ACL2への出場が決まっているサンフレッチェが勝ち進めば、MD1の日程と重なる準々決勝が変更になるのは間違いなさそうです。
<23.3.12> レジーナは一昨日、AICJ高との練習試合を90分×2本で行い、9-0で勝ちました。得点は1本目の18分に森、23分と32分に古賀、2本目の17分に古賀、22分と28分に吉野、24分と37分に大内、27分に早間でした。
<23.3.11> 一昨日アウェイで行われたWEリーグ第9節INAC神戸戦は、試合終了間際のPKで決勝点を取られ、2連敗となりました。
 レジーナは小川がリーグ戦では今季初めて先発して、以下の布陣で戦いました。
       木稲

   呉屋  左山  市瀬

     小川  柳瀬(→渡邊53分)

松本            中嶋

    上野    瀧澤(→古賀62分)

       髙橋(→笠原77分)

SUB:福元、近賀、藤生、立花
 対する神戸は、GK:山下、DF:守屋、土光、三宅、竹重、MF:山本(→高瀬HT)、松原、成宮、北川、FW:田中、桑原(→愛川54分)、と言うメンバーでした。広島はハイプレスから、またDFラインからパスをつないで攻めを構築しますが、パスの精度が悪くシュートまで行けません。対するは神戸は前半2分、松原優菜が挨拶代わりのシュートを放ち、13分にはCKから竹重がシュートも枠外。広島は前半16分、髙橋がペナルティエリアの外から強烈なミドルシュートを放ちましたが、惜しくもサイドネットに行きます。その後は広島がDFラインでパスを回すものの、神戸の守備陣形を崩すには至りません。神戸も終盤にセットプレーからチャンスを作ったものの広島守備陣がはね返して、スコアレスでハーフタイムを迎えました。
 後半立ち上がりはお互いにゴール前に迫るシーンを作って、6分にはハーフカウンターから髙橋がシュートしましたがDFがブロックします。その後は再び膠着状態になるものの、徐々に神戸のペースとなって30分にはFKのこぼれを愛川に打たれましたが木稲が好反応でキャッチ。34分にはCKから狙われましたが枠外に外れ、続いて北川にフリーで打たれましたがこれも枠を外れて助かります。36分には至近距離からの北川のバイシクルシュートも木稲がキャッチし、44分の成宮のシュートはDFがブロックします。しかし後半45分、北川のシュートを渡邊がブロックしたものの手に当たったとしてPKを取られ、これを田中に決められ先制点を許します。広島は最後まで諦めずに攻めたものの49分の中嶋のミドルは枠を捉えることができず、悔しい敗戦となりました。
 試合後のスタッツを見ると、神戸のシュートが11本だったのに対して広島は4本。神戸の決定機は得点以外にも3〜4回あったのに対して、広島は前半16分の髙橋のシュートぐらいで、なかなか勝機の見えない試合だったと思います。ただ内容的にダメだったかというとそんなことはなくて、首位チーム相手に勇気を持って戦いを挑んでいたと言って良いと思います。最後のPKのシーンはVARがあればどうなっていたか分からない感じだったことも含めて、少なくとも勝点1には値するゲームだったと言えるように思います。現在、下から2番目の順位にいる広島ですが、まだ13試合残っていて首位との勝点差も13であることを考えれば、諦めるのはまだ早い。次こそは勝利して、上位追撃を開始して欲しいと思います。

サンフレッチェ広島公式サイト
WEリーグ公式サイト
<24.3.10> 昨日ホームで行われたJ1リーグ戦第3節鳥栖戦は、塩谷、川村、ソティリウ、中野のゴールで4-0で快勝し、暫定首位に立ちました。
 先発メンバーは3試合連続で変更はなく、小原と茶島を初めてベンチに入れて以下の布陣で戦いました。
       大迫

  塩谷   荒木  佐々木

     満田  川村(→野津田90+1分)
     (→小原90+1分)
中野             東(→志知72分)

   大橋      加藤(→松本泰87分)

      ソティリウ(→エゼキエウ72分)

SUB:川浪、茶島
 対する鳥栖は、GK:朴、DF:山﨑浩、キム・テヒョン、原田、丸橋(→上夷HT)、MF:福田(→手塚HT→菊地82分)、河原、堀米(→横山69分)、FW:長沼、ヴィニシウス・アラウージョ(→富樫57分)、マルセロ・ヒアン、と言うメンバーでした。立ち上がりからハイプレスをしかける広島は、ソティリウのファーストシュートから中野、加藤、塩谷、大橋が次々とシュートを放ちます。その後9分ごろからは鳥栖も押し返し、広島陣内に攻め込みましたが守備陣が集中してはね返します。そして前半17分、左からのサイドチェンジを受けた中野が優しいパスを送ると、ここに走り込んだ塩谷が強烈なミドル。これがDFに当たってゴールに飛び込み、幸先良く先制点を奪いました。
 これで余裕ができた広島は、堅い守備のブロックから縦に速い攻撃で追加点を奪いに行きます。そして前半30分、中野のクロスに合わせたソティリウのヘッドはヒットしなかったものの、こぼれを拾った東がシュート。これはDFにブロックされたましたが、バイタルに走り込んだ川村が強烈なシュートを叩き込んで、リードを2点に広げました。
 その後も攻め続ける広島。33分には加藤がシュートしましたがDFに阻まれ、37分には波状攻撃から満田のミドルをソティリウがコースを変えましたが枠外に外れます。逆に39分にはマルセロ・ヒアンが佐々木を振り切って突破し、荒木のカバーをものともせずにシュートしましたが大迫が素晴らしい反応で弾きます。鳥栖は43分にも原田がミドルで狙ってきましたが特に危ないシーンはなく、広島の2点リードでハーフタイムを迎えました。
 後半頭からの2枚替えで流れを変えようとする鳥栖。しかし広島は3分、ソティリウのテクニカルなパスで抜け出そうとした川村が引っかけられてPKを得ます。そして慎重にボールをセットしたソティリウがGKの届かない右上隅に蹴り込んで、開幕戦の悪夢を払拭するゴールでリードを3点に広げました。
 その後も広島はペースを掴んで離さず、次々とチャンスを作ります。17分にはCKを加藤がニアで逸らして佐々木が押し込みましたが惜しくもオフサイド。26分には右から仕掛けたエゼキエウのクロスを志知が押し込みましたが、トラップした際に手に当たったとしてゴールは認められません。広島は前節とは一転して次々と交代選手を投入し、リズムを変えながら更に得点を奪いに行きます。そして後半アディショナルタイムには小原のパスで左のスペースに出た志知がドリブルからクロスを入れると、逆サイドに詰めていた中野がヘッドで流し込んで、ダメ押しの4点目でゲームを締めました。
 試合後に川村選手は、前節で出た課題をうまく解決できたことを勝因に挙げています。FC東京戦ではボールを支配してクロスを入れるシーンは多かったのですが、屈強なFC東京の守備陣にはね返されることが多くシュートは17本。決して少なかったわけではなかったのですが、しかしやや単調になってしまったことが1点しか取れなかった要因ではなかったかと思います。それに対してこの日はサイドチェンジで揺さぶって鳥栖の守備陣形に隙を作らせ、そこを強烈なミドルシュートで突く、と言う攻撃が機能。1点目も2点目もDFがブロックに入ってたものの、そこを突き破る形での強烈ミドルで得点を奪いました。また中野の4点目や志知の「幻のゴール」はいずれも逆サイドのWBがゴール前に詰めることによってチャンスをものにしていて、まさに「広島らしさ」全開の試合だったと言えるでしょう。メンバー固定で戦うことには一長一短があるのが通例ですが、この試合はメリットが多かった、と言って良いかも知れません。
 一方、スキッベ監督は嬉しかったこととして「後半、前線からのプレッシャーも含めて、良かった部分が落ちなかったところ」と述べていますが、これは前節では使わなかった交代カードを積極的に切ったことが要因ではないかと思います。最初に投入されたのは後半27分にエゼキエウと志知でしたが、その直後にこの2人で決定機を作っています。また松本泰は持ち味のスプリント能力を発揮して、ピッチ全体を走り回ってチームを鼓舞しました。更に広島では初出場となった小原は、持ち味である素晴らしいドリブル突破を披露して、中野の4点目の起点になっています。FC東京戦で選手交代しなかったのはスキッベ監督の考えあってのことだとは思いますが、しかしサブに入っていた選手にしてみれば悔しさが増していたはず。その気持ちを活かした監督の采配と、監督の起用に応えた選手のプレーが、90分を通して相手を圧倒した上での勝利を導いた、と言えるのではないでしょうか。次節は前年度王者の神戸が相手ですが、自分とチームを信じて正面からぶつかって、「2024年版広島」の力を見せてきて欲しいと思います。

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