3/31〜4/6のSANFRECCE Diary


<24.4.7> 明日はJ1リーグ第7節。サンフレッチェはホームで湘南ベルマーレと戦います。
 昨年も残留争いに巻き込まれながらも終盤の4試合を3勝1分けで17位でフィニッシュした湘南は、大橋、石原ら主力を失ったもののルキアンや鈴木雄斗らを獲得し、ほぼ戦力を維持した形で2024年シーズンを迎えました。しかし第2節で京都に勝った以外はなかなか勝ち切れない試合が続き、現在18位に沈んでいます。今季のここまでのリーグ戦の戦績は次の通り。
1H ●1-2 川﨑F 【湘】池田、【川】脇坂、エリソン
2A ○2-1 京都  【湘】田中、鈴木章、【京】豊川
3A △1-1 福岡  【湘】池田、【福】ウェリントン
4H △4-4 浦和  【湘】ルキアン2、鈴木章2、【浦】興梠、松尾、前田、グスタフソン
5A ●0-2 C大阪 【C】舩木、北野
6H ●1-2 東京V 【湘】ルキアン、【V】谷口、山見
 先発4人を入れ替えて臨んだ前節は、前半15分に幸先良く先制点を奪うとその後も優勢に試合を進めましたが、後半30分と41分に失点して逆転を許し、その後の猛攻も実らず敗戦を喫しています。接戦を展開しながらもなかなか勝ちに恵まれていない湘南ですが、しかし山口監督の3年目と言うことで戦術的には熟成されていて選手もやるべきことは分かっているはず。明日も湘南らしいひた向きなサッカーで、勝ち点を奪いに来るのではないでしょうか。
 対するサンフレッチェですが、中国新聞によると前節怪我で途中退場した荒木は「ゴールデンウィークには(試合に復帰)できると思っている」と語っているそうで、明日の出場は難しそう。またソティリウとマルコス・ジュニオールは別メニューが続いていて、エゼキエウまでが下半身の不調を訴えているとのこと。連戦で疲れもあると思われますが、大きなメンバー入れ替えはなしで戦う可能性が高そうです。
       大迫

  塩谷   中野  佐々木

    松本泰  川村

新井             東

   加藤      満田

       大橋

SUB:川浪、志知、越道、野津田、中島、小原、井上
 怪我人続出と連戦でメンバー構成が難しい状況かとは思いますが、そういう時こそこれまで出場機会に恵まれなかった選手にとって大きなチャンス。明日も満員のホームのサポーターの力を得て、全力で勝ち点3をゲットして欲しいと思います。
<24.4.5> 日本サッカー協会は昨日、パリ五輪最終予選を兼ねた「AFC U23アジアカップカタール2024」に参加するU-23日本代表を発表しましたが、広島からの選出はありませんでした。今回選ばれたのは次の22人。
【GK】小久保(ベンフィカ)、山田大(鹿島)、野澤(FC東京)
【DF】内野(デュッセルドルフ)、大畑(浦和)、西尾(C大阪)、木村(鳥栖)、
    半田(G大阪)、関根(柏)、鈴木(磐田)、高井(川崎F)
【MF】平河(町田)、山田楓(東京V)、佐藤(ブレーメン)、川﨑(京都)、
    藤田(シントトロイデン)、田中(湘南)、松木(FC東京)
【FW】藤尾(町田)、細谷(柏)、荒木(FC東京)、内野(筑波大)
 3月に行われた親善試合のメンバーから藤田(千葉)、バングーナガンデ(FC東京)、馬場(札幌)、山本(シントトロイデン)、小見(新潟)、染野(東京V)、植中(横浜FM)が外れ、山田大、木村、内野が招集されています。このメンバーは来週月曜日から活動を開始して4/16に中国、4/19にUAE、4/22に韓国とグループステージを戦い、3位以内に与えられるパリ五輪の出場権獲得と5/3の決勝戦を目指します。
<24.4.4> 昨日アウェイで行われたJ1リーグ第6節町田戦は2-1で勝ち、暫定2位に浮上しました。
 先発メンバーは前節と同じ。またベンチにユースの中島と井上を入れて、以下の布陣で戦いました。
       大迫

  塩谷   荒木隼   佐々木
       (→新井15分)
    松本泰  川村
    (→越道87分)
中野             東

   加藤      満田

       大橋

SUB:川浪、野津田、中島、小原、井上
 対する町田は、GK:谷、DF:昌子(→鈴木58分)、チャン・ミンギュ、ドレシェヴィッチ、MF:平河、柴戸(→下田HT)、仙頭(→荒木駿73分)、林、FW:藤尾(→デューク80分)、藤本(→ナ・サンホ58分)、オ・セフン、と言うメンバーでした。立ち上がりから広島がペースを握ると、5分にはカウンターから塩谷がシュートしたものの枠外。8分には速攻から川村がシュートしましたがDFにブロックされます。12分には荒木隼が足の筋肉を痛めて座り込み、中野をリベロに回して新井を右WBに投入します。カウンター狙いの町田は22分に平河が駆け上がってクリアしましたがDFが対応。27分にもカウンターから平河が突破を狙いましたが守備陣が取り囲み、やむなく打ったシュートは大きく枠を外れて行きます。そして前半30分、中盤での競り合いで奪ったボールを東が運んで中央の満田へ送ると、ドリブルからスルーパスを送ります。これをDFラインの裏で受けた大橋が落ち着いてシュートを決めて、広島が先制に成功しました。
 これで勢いの出た広島は、その後も攻めの圧力を強めます。36分には東のクロスから波状攻撃を仕掛け、44分には新井がミドルを放ちましたが枠外。45分には加藤がボレーシュートを打ちましたがDFにブロックされます。町田はハーフタイムに1人入れ替えて流れを変えようとしますが、しかし広島の攻勢は続きます。そして後半5分に攻め上がった佐々木がペナ中で倒されたシーンに対して主審は笛を吹かなかったもののVARが介入し、オンフィールドレビューの結果広島にPKが与えられます。これを満田がしっかりと決めて、リードを2点に広げました。
 この直後に慣れた4バックに変えて逆襲を試みる町田。しかし広島はその後も手を緩めずに更に攻めに行きます。15分には東がフリーで打ったもののGK正面。18分には東がカットインしてシュートしましたが惜しくも枠を捉えることができず、25分には川村がFKで直接狙いましたがGKに止められます。終盤になると町田は得意のロングスロー攻撃を仕掛けてきて、なかなか押し返すことができなくなります。そして後半36分には右からのロングスローを大橋がクリアしようとしたものの、そのままゴールに入ってしまって1点差に迫られます。しかし広島は落ち着いてボールを繋いで敵陣に持ち込んで時間を稼ぎ、1点差を守って試合終了のホイッスルを聞くことになりました。
 Jリーグ公式サイトのスタッツを見ると、町田のシュートは5本だったのに対して広島は16本。町田の枠内シュートは0に終わっていることからも分かるように、内容的に広島が圧倒した試合だったと言って良いでしょう。町田の黒田監督は「出足やセカンドボールの回収率で言うと、広島さんのほうが一枚上手だった」と振り返っていますが、出足や球際で負けないこととだけでなく、プレッシャーの強い中でもしっかりとボールをキープし、またパスを繋ぐ技術があったことが結果に結びついた、と言って良いように思います。これまで4バックで戦ってきた町田が慣れない3バックでミラーゲームを仕掛けてきた、と言うこともあるかも知れませんが、それにしても相手に因らずにしっかりと自分たちのサッカーを貫いたことが勝因だったと言えます。スキッベ監督3年目の広島が、戦術の熟成度の高さとJ1での戦いの経験を生かして、順当に勝利した試合だったと言えるでしょう。
 ところでこの試合の一番重要なポイントは、荒木隼人が前半15分で退いた、と言うところにありました。守備の要の突然の退場にスキッベ監督は中野をリベロに回して新井を右WBに投入したわけですがこれが大当たり。プロ入り前は「大学トップクラスのDF」と言われた中野はその経験を生かして、オ・セフンを完封するとともに攻撃の起点にもなりました。また新井もクレバーなプレーで守備と攻撃に奮闘し、特に後半は同サイドに回ってきた平河の攻撃力を封じました。キャンプではメンバーを固定せずに様々なバリエーションでチームを作ってきたこと。また開幕後にも関わらずすぐに補強に動いたことなど、チームのマネージメントの良さがここに表れた、と言えるように思います。終盤のロングスローの連発に押し込まれ、結果的に失点してしまったのは反省材料ですが、そこは修正すればいい。選手たちには自分たちのやり方の正しさを信じて、戦い続けて欲しいと思います。

ブログ速報  前半  後半
広島公式サイト  町田公式サイト
Jリーグ公式サイト試合データ
NHK NEWS WEB/a>
ゲキサカ  
戦評  スキッベ監督  満田  平河  荒木隼人  中野
Soccer King
Football LAB
<24.4.3> モバイルサイトによるとスキッベ監督は今日の試合について「相手のサッカーをやらせないためには、相手陣内でサッカーをやることがまず一つポイントになる」と述べています。町田の前線の高さとサイドの速さは警戒が必要ですが、しかし相手を恐れず前に出てプレスをかけ続けること。それをどれだけ続けることができるかが、今日の試合の勝敗を分けることになりそうです。
 今日の試合会場は町田GIONスタジアムで午後7時キックオフ。当日券販売はホーム・アウェイのサポーターズシートのみになっている模様です。(他のチケットはJリーグチケットでのQRチケットのみの販売。)試合中継はDAZNのみの予定です。今日もブログでの速報を行いますので、スタジアムに行けない&DAZNを見れない方はこちらをどうぞ。
<24.4.2> 明日はJ1リーグ第6節。サンフレッチェはアウェイで町田ゼルビアと対戦します。
 昨年は第10節で2度目の首位に立つと、その後は一度も首位を譲らず第39節にJ1昇格を、また第40節にJ2優勝を決定。最終的には2位の磐田に勝ち点差12をつけて黒田監督の1年目を駆け抜けました。そして今季は元日本代表の昌子や谷、韓国代表のナ・サンホらを補強するとともにアグレッシブなサッカーを磨き上げて、ここまでの5試合を4勝1分けの勝ち点13。初めてのJ1にも関わらず堂々とした戦いで、現在首位を走っています。今季のここまでの公式戦の戦績は次の通り。
1H △1-1 G大阪 【町】鈴木、【G】宇佐美
2A ○1-0 名古屋 【町】藤尾
3H ○1-0 鹿島  【町】平河
4A ○2-1 札幌  【町】藤尾、ドレシェヴィッチ
5H ○3-1 鳥栖  【町】藤本、オ・セフン2、【鳥】マルセロ・ヒアン
 前節は得意のロングスローを起点に開始早々に先制点を奪うと、いったんは追いつかれたものの後半9分にハイプレスでボールを奪って勝ち越し。その後も堅い守備と効果的なカウンターで鳥栖の反撃を許さず、連勝を4に伸ばしています。チーム全員が闘争心を前面に出して戦って来たことで結果を出してきている町田。明日もこれまで通りに強い気持ちで、広島を迎え撃とうとしているに違いありません。
 対するサンフレッチェですが、前節は勝ちは逃したものの初先発の松本泰が見せ場を作り、新戦力の新井と中島が持ち味を見せました。連戦でもメンバーを固定して戦うのがこれまでの「スキッベ流」だったのでG大阪戦と同じメンバーを予想しておきますが、コンディションを考慮して何人か入れ替えてくる可能性もありそうです。
       大迫

  塩谷   荒木  佐々木

    松本泰  川村

中野             東

   満田      加藤

       大橋

SUB:川浪、新井、野津田、越道、中島、小原、エゼキエウ
 好調の町田は各選手が球際に厳しく、最後まで諦めずに戦いを挑んでくるのが特徴ですが、その点で負けないことが明日の試合では最も重要だと言えます。明日はこれまで以上に勇気を持って戦って、勝ち点3を奪い取ってきて欲しいと思います。
<24.4.2> サンフレッチェは昨日、ユースの井上愛廉選手、木吹翔太選手とプロ契約を締結した、と発表しました。二人とも今シーズンはユースに所属して、Jリーグの公式戦に出場可能な2種登録としてトップチームのトレーニングに参加する、とのことです。
<24.4.2> 3/28のトレーニング中に負傷したレジーナの木稲選手は、広島市内の病院で検査を受けて右大腿直筋の肉離れで全治4〜6週間と診断されました。
<24.4.1> 昨日ホームで行われたWEリーグ第13節ジェフ市原・千葉レディース戦は、古賀のゴールで先制したものの後半終了間際に追いつかれ、またも新スタジアムでの初勝利を逃しました。
 木稲が「筋肉系のトラブル」で欠場し、藤田が初めて先発して以下の布陣で戦いました。
       藤田

島袋   左山  市瀬   藤生

    小川愛  柳瀬(→渡邊73分)

立花     上野真      中嶋(→呉屋89分)
(→松本73分)(→髙橋84分)
       古賀

SUB:福元、塩田、笠原
 対する千葉は、GK:大熊茜、DF:藤代(→今田82分)、蓮輪、石田、上野紗(→田中61分)、MF:鴨川(→北村73分)、岸川、大熊環、FW:小川由、大澤、山口(→城和61分)、と言うメンバーでした。立ち上がりは千葉に押し込まれたものの、その後は前からのプレスを強めて広島が主導権を握ろうとします。前半16分には島袋のクロスがゴールに向かいましたがわずかにゴールの上。18分には柳瀬が中央から狙いましたがDFにブロックされます。そして前半21分、左山のフィードに走った立花がタッチライン際で追いつくと、ドリブルから上野真実へ渡します。これをワンタッチで送ると古賀がループ気味にゴールに沈めました。
 追いかける千葉は、29分に小川由が切り返しからシュートを打ちましたが藤田が落ち着いてキャッチします。逆に34分、相手パスを奪った市瀬がロングシュートを打ちましたが枠外。44分には上野の横パスに走り込んだ立花がシュートを放ちましたがGK正面に行ってしまい、広島の1点リードのままハーフタイムを迎えました。
 後半も広島がボールを回して相手の隙を探し、6分に立花のパスを受けた古賀がワントラップからシュートしましたがGK正面を突きます。その後は一進一退の攻防が続き、23分には右からのクロスをペナの中でトラップした小川由にフリーでシュートされましたが藤田が冷静にキャッチ。また30分には千葉のFKを藤田が弾けず城和が合わせましたが枠外に外れます。広島も選手を交代して押し返そうとして、32分には松本の突破からゴール前で混戦になりましたがシュートは打てません。終盤はなかなか押し上げられずに千葉に攻め込まれ、40分には城和のクロスに今田がヘッドで飛び込みました藤田がファインセーブ。その直後にも右からのクロスを藤田がしっかりキャッチします。しかし後半43分、CKのボールははね返したものの、こぼれ球から混戦となり蓮輪に押し込まれて同点に追いつかれます。何とか勝ちたい広島は、後半アディショナルタイムにCKのこぼれを藤生が狙ったものの枠を捉えることができず、勝ち点1ずつを分け合う結果となりました。

サンフレッチェ広島公式サイト
WEリーグ公式サイト
超Worldサッカー!
<24.3.31> 昨日ホームで行われたJ1リーグ第5節G大阪戦は、後半31分に先制点を許したものの2分後に新井のゴールで追いつき、2試合連続での引き分けとなりました。
 ワントップは大橋。また松本泰が今季初めて先発して、以下の布陣で戦いました。
       大迫

  塩谷   荒木  佐々木

    松本泰  川村
    (→エゼキエウ82分)
中野             東
(→新井75分)
   満田      加藤(→中島89分)
   (→小原75分)
       大橋

SUB:川浪、野津田、越道
 対するG大阪は、GK:一森、DF:半田、黒川(→福岡84分)、三浦、中谷、MF:山田、鈴木(→ネタ・ラヴィ56分)、ダワン(→食野84分)、ファン・アラーノ(→倉田56分)、ウェルトン、FW:宇佐美(→坂本66分)、と言うメンバーでした。最初にチャンスを作ったのは広島で、6分に満田のクロスに東がヘッドで合わせましたが枠外に外れます。対するG大阪も左のウェルトンからチャンスを作り、9分にはCKにファン・アラーノが合わせましたが枠外。また12分には宇佐美がミドルを放ちましたが大迫が冷静にキャッチします。その後は広島がペースを握り、13分には加藤のパスを受けた大橋が反転してシュートを放ちましたがGK正面。(しかもハンドが見逃される。)15分には大橋のクロスに中野が飛び込みましたがわずかに届きません。20分にはファン・アラーノ、21分には三浦にチャンスを作られたもののDF陣がはね返し、22分にはパスミスを拾った満田がすかさずシュートを放ちましたが中谷にクリアされます。その後はガンバにペースが移ったものの広島が押し返し、39分には高い位置で奪った加藤がシュートまで行きましたが惜しくも枠外。40分の中野のミドルも41分の松本泰のミドルも一森のファインセーブに防がれ、直後の川村のクロスに飛び込んだ加藤のシュートはポストに嫌われます。43分には東のクロスをペナの中で受けた加藤がシュートしましたが中谷がクリア。逆に45分にはカウンターから山田に決定機を作られましたが東がブロックします。前半は両者とも持ち味を出して攻め合ったものの得点は生まれず、0-0でハーフタイムを迎えました。
 後半に入るとG大阪が守りを固め、広島がパスを回しながら攻撃の糸口を探す展開となります。4分には満田がカットインしてシュートしたもののDFがブロック。8分には東のクロスがGKを越えて逆サイドのポストに弾かれ、松本泰がシュートしましたが惜しくも枠外に外れます。また17分には右サイドに抜け出した松本泰のクロスに大橋が合わせましたがポストを舐めるように外れます。19分には満田のCKをDFがクリアミスしましたが一森がぎりぎりでセーブし、25分には加藤を使って川村が惜しいシュートを放ちます。チャンスを作りながらもなかなか得点を奪えないままで迎えた後半30分、ネタ・ラヴィが3人に囲まれながらも前線にスルーパスを送ると、これで抜け出した坂本がシュート。これは大迫が反応しましたが、こぼれ球に詰めていたウェルトンに押し込まれて先制点を許してしまいました。しかし広島はその2分後に東が左からカットイン。DFに対応されながらも粘り強く持ち込むと、こぼれ球を新井が左足でミドルレンジから強烈なショットを突き刺して、同点に追いつきます。その後はオープンな展開となって、41分には食野に危ういシュートを打たれた一方で42分には小原がドリブルからシュート。広島はこの試合がプロデビューとなった中島洋太朗がチャンスメイクに絡んだものの得点は奪えず、勝ち点1ずつを分け合うことになりました。
 Jリーグ公式サイトによるとシュート数はG大阪の9本に対して広島は21本。特に後半はG大阪が3本だったのに対して広島は11本で、広島が勝つチャンスは十分にありました。ただ、スキッベ監督も振り返っているように前半はガンバのカウンターが機能して何度か危ないシーンを作られていたことを考えると、引き分けは妥当な結果だったと言えるかも知れません。
 ところで何と言ってもこの試合のハイライトは新井の同点ゴールだった、と言えます。シーズン開幕直後のJ1クラブからの移籍、と言うことで様々な波紋を呼び起こしたと言うことで、新井の心中は決して穏やかなものではなかったと思います。また、先週の練習試合でプレーしていたとは言え、やり方の違うチームに入ってきて難しいところもあったはずです。にも関わらず出てきて数分で見事な同点ゴールを決めるところに、「持っている」と感じさせます。9年ぶりのリーグ優勝を目指すサンフレッチェにとっては、大きな戦力になるのは間違いありません。

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