4/14〜4/20のSANFRECCE Diary


<24.4.20> モバイルサイトによるとスキッベ監督は「面白い試合になるのは間違いないと思います。当初、札幌の調子は悪かったのですが、どんどん良くなってきていますね」と語っています。前節の対戦相手の福岡とは違って「しっかりと試合を支配しようとしてくる」札幌を相手にどのように対応するのか。いつものようにチーム全体で勇気を持って戦って、勝ち点3を持ち帰って欲しいと思います。
 今日の試合会場は札幌ドームで午後2時キックオフ。試合中継は札幌テレビとDAZNで予定されています。今日はブログでの速報を行いますので、スタジアムに行けない&テレビやDAZNを見れない方はこちらをご覧下さい。
<24.4.19> 明日はJ1リーグ第9節。サンフレッチェはアウェイで札幌戦を戦います。
 昨年12位だった札幌は、田中駿太、ルーカス・フェルナンデス、小柏、福森が流出。鈴木武蔵、高尾らを補強して臨んだものの、開幕戦を引き分けるとその後は5連敗と苦しんでいます。ただ、第7節、第8節を1勝1分けで最下位を脱出し、ミッドウィークに行われたルヴァンカップの2回戦も快勝して上昇気流に乗ってきています。今季のここまでの公式戦の戦績は次の通り。
1A △0-0 福岡
2A ●0-4 鳥栖  【鳥】マルセロ・ヒアン、ヴィニシウス・アラウージョ、OG、原田
3H ●0-1 浦和  【浦】酒井
4H ●1-2 町田  【札】原、【町】藤尾、ドレシェヴィッチ
5A ●1-6 神戸  【札】OG、【神】大迫、宮代2、武藤2、山川
6H ●1-2 名古屋 【札】馬場、【名】森島、永井
7H ○1-0 G大阪 【札】宮澤
8A △1-1 新潟  【札】浅野、【新】秋山
YLC2 ○3-1 沼津  【札】田中宏、小林2、【沼】赤塚
 前節は浅野の個人技で先制点を奪ったものの、負傷者の発生と大森が退場になったこともあって何とか引き分けに持ち込みました。また水曜日の沼津戦はリーグ戦から先発全員を入れ替えて戦い、小林の2ゴールで貫録を見せています。明日は休養十分のレギュラー陣を揃えて、リーグ戦2勝目を狙ってくるに違いありません。
 対するサンフレッチェはマルコス・ジュニオールとソティリウの復帰は近そうですが、ただ今後の過密日程を考えて無理はさせず、福岡戦のメンバーで戦う可能性が高そうです。と言うことで、私のメンバー予想は次の通り。
       大迫

  塩谷   中野  佐々木

    松本泰  川村

越道             東

   加藤      満田

       大橋

SUB:川浪、志知、新井、野津田、小原、中島、井上愛
 報道によるとサンフレッチェのスタッフとメンバーは今日の午前中の札幌行きの便で移動して、前日練習なしで明日の試合に臨むとのこと。いつも以上に難しい試合になりそうですが、これまでに積み上げてきたことを信じて、勝ち点3を持ち帰って欲しいと思います。
<24.4.19> 昨日ホームで行われたWEリーグ第15節INAC神戸レオネッサ戦は、サンフレッチェ広島レジーナが藤生の2ゴールで新ホームでの初勝利を挙げ、2連勝で6位に順位を上げました。
 上野と柳瀬が先発に復帰して、レジーナは以下の布陣で戦いました。
       藤田

島袋   左山  市瀬   藤生
(→渡邊65分)
     小川  柳瀬(→笠原88分)

立花     上野     中嶋(→早間83分)
(→髙橋83分)
       古賀(→李65分)

SUB:福元、呉屋
 対する神戸は、GK:山下、DF:守屋、土光、三宅、井手(→山本44分)、天野(→高瀬HT)、松原(→桑原44分)、成宮、北川、FW:田中美、愛川(→辻澤44分)、と言うメンバーでした。立ち上がりから神戸のプレスを受けた広島でしたが、落ち着いてパスを回してチャンスを伺います。前半10分には上野のパスで右サイドを抜け出した立花からのパスを受けた古賀がフリーになったもののトラップ際をクリアされます。しかしその直後のCKのボールを上野が落とし、これを藤生が蹴り込んでレジーナが先制点を奪いました。
 その後は17分に古賀がミドルを放つシーンを作り、26分には高い位置で奪った古賀が上野とのワンツーからシュートしたものの枠外。32分には柳瀬のパスから中嶋が突破してクロスはブロックされます。そしてその直後のCKのこぼれを拾った立花が狙いすましたクロス。これをDFラインの裏に抜け出した藤生がヘッドで決めて、追加点を奪います。前半は広島のシュート4本に対して神戸のシュートはゼロに抑えるなど内容も結果も圧倒してハーフタイムを迎えました。
 前半終了間際の3枚替えに続いてハーフタイムにも1人代えた神戸は、後半開始から攻勢に出てきます。後半8分には辻澤の左からのクロスがゴールに飛んだものの藤田がぎりぎりクリア。18分の辻澤のミドルも藤田が好反応で防ぎます。広島も時折反撃に出て、23分ドロップボールを右に流して立花のクロスを柳瀬が撃ちましたが枠外に外れます。その後も神戸に攻め込まれるものの守備の集中は堅く、41分の辻澤のシュートは枠外に外れます。広島も選手交代によって押し返して、43分には李がペナの中で打ったがブロックされ、44分の髙橋のシュートは惜しくもポストに弾かれます。後半アディショナルタイムには山下のFKや田中美の抜け出しなどで神戸にチャンスを作られたものの最後まで守備の集中は切れず、2点差を守り切って逃げ切りました。
 エディオンピースウイング広島の初めてのナイトゲームと言うことで、今節の6試合中最多の2,834人を集めて行われたこの試合は、レジーナがどちらが優勝争いを展開しているのか分からないぐらいの戦いを見せました。前半は神戸のハイプレスと堅い守備になかなかチャンスを作れなかったのですが、しかしそれでも落ち着いてボールを回して相手を動かし、ロングパスで相手を裏返してチャンスを作りました。そしてそこで得た2回のCKを得点に結びつけ、その後も落ち着いて試合を進めました。また後半は神戸の反撃を受けたものの全員が足を止めずに守り切りました。この試合が3試合目の先発となった藤田の好セーブが光ったのはもちろんですが、後半の神戸のシュートを5本に抑えたと言うことはチーム全員が守備の集中を切らさなかった証明だと言えます。次の試合は中2日でのアウェイゲームとなりますが、この勢いを継続して、更なる上位を目指して欲しいと思います。

サンフレッチェ広島公式サイト
WEリーグ公式サイト
<24.4.18> プレスリリースによると、今日の7時キックオフのWEリーグ第15節INAC神戸レオネッサ戦のチケットのうち、「チチヤスカウンターシート」は完売となりました。その他、「プレイヤーズアイシート」と「ペアシート」は残り少なくなっているものの、その他のシートの当日券販売は予定されています。販売はチケットカウンター(2F)で、午後3時から8時20分となっていますので、お仕事や学校が終わった後にぜひお越しください。
<24.4.17> 昨日届いた「紫熊倶楽部」5月号(vol.315)を紹介します。最初の記事は、先日のG大阪戦で引退セレモニーを行った柴咲晃誠選手の挨拶の全文を掲載。幼少期に指導してくれた監督、コーチから始まって、高校、大学、プロ生活を経て引退に至るまでに関わった全ての人たちに感謝の言葉を述べています。続いて取り上げられているのは、大橋祐紀選手。千葉県内屈指の進学校である八千代高で予備校に通いながら受験勉強した、と言う大橋は、大学でもそれほど目立った選手ではなかったそうです。ところが大学3年の時に絶対的なFWだった先輩が大怪我を負ってしまったことをきっかけに才能が開花。そこからプロの道が開け、現在につながっているという「波乱万丈」を綴っています。
 「プロフェッショナルとしてのメンタル」と言う記事で取り上げられているのは中野就斗選手。こちらも桐生第一高時代は目立った選手ではなかったものの、広島ユース出身の安武監督に見いだされて桐蔭横浜大に進学。怪我との戦いを繰り返しながらも、努力を続けてプロ入りし、そして欠かせない選手となった現在に至るストーリーを描いています。
 「紫熊短信」を挟んで、高校生でプロ契約を結んだ井上愛廉選手と木吹翔太選手のショートインタビュー。レジーナの選手名鑑と「READERS AREA」が続きます。後ろのカラーページの最初の記事は、新井直人選手の加入記者会見での一問一答。その後に、川村拓夢、中島洋太朗、満田誠、松本泰志、茶島雄介、細谷航平、薄井覇人の7人のインタビューが続きます。
 「MATCH REPORT」は、J1リーグの鳥栖戦、神戸戦、G大阪戦、町田戦、湘南戦と、WEリーグの神戸戦、仙台戦、C大阪戦、東京V戦、千葉戦。また藤生菜摘選手と古賀花野選手がインタビューに答えています。そして最後は「SIGMA CALENDER」と、サンフレッチェの試合でレポーターを務めている掛本智子さんが「J1ポストマッチ・ベストモーメント賞」を受賞したことを紹介しています。
 サンフレッチェオフィシャルマガジン「紫熊倶楽部」は税込396円。エディオンピースウイング広島のオフィシャルショップ、広島県内の大手書店、及び東京・銀座のtauで販売中です。また通販は公式オンラインショップからどうぞ。
<24.4.16> 一昨日行われた「高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2024」の第2節で、サンフレッチェ広島ユースは岡山U-18を3-0で下して首位に立ちました。広島のメンバーは、GK:小川、DF:小谷、木吹、児玉、MF:橋本(→野口90+4分)、桝谷(→井上証87分)、中島、小林(→廣重90+4分)、長沼、FW:井上愛、大上免(→梅田83分)。JFA公式サイト高校サッカードットコムによると、前日トップチームの一員として福岡にいた中島と井上愛が急きょ合流したと言うこともあって、前半は空回りが目立ったとのこと。岡山の高い位置からの守備にも苦しめられて、26分には決定機を小川が防ぐ、と言うシーンがあったそうです。前半はシュート2本に終わった広島は、ハーフタイムの野田監督の言葉で落ち着きを取り戻すと、後半15分に長沼のクロスのこぼれを井上愛が叩き込んで先制点を奪いました。その後は岡山の逆襲を受けたものの小川の好セーブで勢いを止めると、後半38分に桝谷がミドルを決め、試合終了間際には小林がゲットして粘る岡山を突き放しました。第2節の全結果と順位表は次の通り。
【第2節】
帝京長岡高  4-0 神村学園高
静岡学園高  0-3 神戸U-18
岡山U-18   0-3 広島ユース
鳥栖U-18   5-0 米子北高
大津高    2-1 名古屋U-18
鹿児島城西高 0-0 東福岡高

         勝点 試合 勝 分 負 得失差
1 広島ユース    6     2    2   0   0    +5
2 神戸U-18     4     2    1   1   0    +3
3 大津高      4     2    1   1   0    +1
4 東福岡高     4     2    1   1   0    +1
5 鳥栖U-18     3     2    1   0   1    +4
6 帝京長岡高   3     2    1   0   1    +2
7 名古屋U-18    3     2    1   0   1    +1
8 米子北高     3     2    1   0   1    -2
9 神村学園高    3     2    1   0   1    -3
10 鹿児島城西高  1     2    0   1   1    -3
11 静岡学園高    0     2    0   0   2    -4
12 岡山U-18     0     2    0   0   2    -5

<24.4.15> 昨日アウェイで行われたWEリーグ第14節マイナビ仙台レディース戦は、新加入の李誠雅の決勝ゴールで勝ち、順位を7位に上げました。
 代表帰りの上野はベンチスタート。また笠原が初めて先発して、以下の布陣で戦いました。
       藤田

島袋   左山  市瀬   藤生
(→上野HT)
     小川  渡邊

立花     笠原     中嶋(→早間73分)
(→髙橋64分)(→柳瀬64分)
       古賀(→李81分)

SUB:福元、呉屋
 対する仙台は、GK:松本、DF:松永(→佐藤HT)、田畑、國武、高平、MF:太田(→原86分)、隅田、中島、FW:石坂(→後藤73分)、廣澤(→西野73分)、武田(→菊地58分)、と言うメンバーでした。広島の先制点は開始早々の前半2分。中嶋が突破してクロスを送ると、逆サイドから走り込んだ立花が左足で合わせました。その後も広島はチャンスを作り、19分にはワンツーを使って中央突破した笠原狙いましたが枠を外します。また34分には中嶋が相手ミスから1対1を作りながら、決めることができません。逆に仙台は前半アディショナルタイムにハイプレスで奪ったボールを素早く中に入れると、これを高平にヘッドで決められ同点でハーフタイムを迎えました。
 後半は上野を投入して渡邊を右SBに変えて迎えたレジーナ。後半17分には中嶋のスルーパスから上野がネットを揺らしたもののオフサイドを取られ、仙台も21分に菊地の突破から隅田がシュートするなどお互いに攻め合います。そして後半39分、レジーナがCKから波状攻撃を仕掛け、早間のクロスをGKがファンブル。これを李が落ち着いて決めて、レジーナが3試合ぶりに勝利を挙げました。

サンフレッチェ広島公式サイト
WEリーグ公式サイト
超Worldサッカー!  戦評  新加入全選手が躍動の広島  須永監督「ネガティブな内容ではない」
<24.4.14> 昨日アウェイで行われたJ1リーグ第8節福岡戦は、両者1点ずつ取りあったもののその後は追加点は生まれず、勝ち点1ずつを分け合いました。
 広島の先発は前節の後半と同じで、以下の布陣で戦いました。
       大迫

  塩谷   中野  佐々木

    松本泰  川村
    (→小原81分)
越道             東(→志知73分)
(→新井73分)
   加藤      満田

       大橋

SUB:川浪、野津田、中島、井上愛
 対する福岡は、GK:村上、DF:湯澤、ドウグラス・グローリ、田代、井上聖、前嶋、MF:松岡、前、重見(→紺野60分)、FW:岩崎(→北島90分)、ザヘディ(→ウェリントン77分)、と言うメンバーでした。最初のシュートは広島で、4分にミドルレンジから打ちましたが弱くGK。9分にはCKに大橋がヘッドで合わせましたがわずかに枠を外れます。しかしその後は福岡にペースを握られ、10分にはザヘディに強烈なシュートを打たれましたが大迫が弾き、11分には前嶋の決定的なシュートを大迫が素晴らしい反応でセーブします。続いて12分にはCKにザヘディが合わせましたが枠外に外れます。そして前半21分、湯澤が東を振り切ってクロスを入れると、逆サイドに飛び込んだザハディにヘッドで叩き込まれて先制点を奪われました。
 G大阪戦以来久々にリードされた広島ですが、慌てずにボールを繋いで福岡陣内に攻め込むと、失点から3分後にCKからのボールを佐々木がヘッドで叩き込んで同点に追いつきました。
 その後は広島がパスを繋いで追加点を奪いに以降とするものの、福岡の堅い守備ブロックと激しい守備でなかなか崩せません。31分には川村がミドルを放ちましたがブロック。前半終了間際には大橋がドリブルで仕掛けたものの、DFに倒されたところでハーフタイムを迎えました。
 後半も広島がボールを回しながら隙を探し、福岡が激しい守備で奪ってカウンターを狙う、と言う展開が続きます。3分には速攻からザヘディがシュートしましたがブロック。6分には湯澤のクロスにザヘディが左足で合わせましたがポストをかすめて外れます。19分にはFKに加藤が合わせましたがGKの正面。20分には東のFKを大橋がヘッドで狙いましたがこれもGK正面に行きます。25分が中野が遠目から狙いましたが枠外。43分には志知のクロスに加藤が合わせましたが枠外に外れます。後半アディショナルタイムには波状攻撃を仕掛け、45+6分にはペナルティエリア内から川村がシュートしましたが枠を捉えることができず、試合終了のホイッスルとなりました。
 Jリーグ公式サイトによると、この試合の広島のボール保持率は57%。またシュート数は神戸戦に続いて少ない11本に終わりました。全体的に福岡が堅い守備ブロックを作っているところに広島がパスを回して打開を図る、と言う展開が長く、ハイプレスから速攻を仕掛けて点を取りに行く、と言う広島のサッカーができなかった印象があります。そんな中、湯澤とザハディのコンビから先制点を奪われたのは痛恨でしたが、その直後にセットプレーから同点に追いついたことは非常に大きかったと思います。今季はこれまでPK以外のセットプレーからの得点がなかった広島でしたが、難しい試合をセットプレーで追いつき、勝ち点1を確保したことは重要な結果だったと言えるでしょう。
 今節は首位・町田が神戸に敗れた一方でC大阪が勝ったことで、C大阪が首位に上がるとともに広島は2位のままとなりました。広島としては首位浮上のチャンスを逃したことになりますが、しかし8人もの選手が怪我で離脱している中で、開幕から負けなしで来ていることは評価されていいと思います。来週の札幌とのアウェイゲームの後は、5/26のC大阪戦まで中2〜4日間隔での「10連戦」に入ります。今後はこれまで以上にチーム一丸となって、厳しい日程を乗り切って欲しいと思います。

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