4/7〜4/13のSANFRECCE Diary


<24.4.13> モバイルサイトによるとスキッベ監督は福岡について「守備はとても組織されていて...ドリブルで崩せる選手もいる。難しい試合になるのは間違いない」と語っています。福岡はインターセプトの数がリーグトップだと言うことで「それをやらせないように、自分たちも良いサッカーをやらなければいけない」と語るスキッベ監督。相手の強みを恐れず、自分たちのサッカーを貫いて、勝利を引き寄せて欲しいと思います。
 今日の試合会場はベスト電器スタジアムで、午後2時キックオフ。試合中継は福岡放送とDAZNとなっています。なお、DAZNはこの試合を「DAZN Freemium」で無料配信するそうで、Webやアプリで「今すぐFreemiumに無料登録する」を選択すれば見ることができるとのことです。
 今日も仕事の関係でブログでの速報はできません。スタジアムに行けない&DAZNを見れない方はモバイルサイトの速報などをどうぞ。
<24.4.12> 明日はJ1リーグ第8節。サンフレッチェはアウェイでアビスパ福岡と対戦します。
 昨年はクラブ史上初めてタイトルを獲得し、リーグ戦も過去最高順位の7位となった福岡ですが、チームの牽引力だった山岸、井手口、ルキアンらが移籍。岩崎、松岡、重見ら若手の有望株を加えて長谷部監督4年目のシーズンに臨みました。そして昨年同様に粘り強い戦いで着実に勝ち点を積み重ね、ここまで2勝3分け2敗で12位に付けています。今季のここまでのリーグ戦の戦績は次の通り。
1H △0-0 札幌
2A ○1-0 横浜FM 【福】紺野
3H △1-1 湘南  【福】池田、【湘】ウェリントン
4H ●1-3 FC東京 【福】松岡、【F】長友、荒木、バングーナガンデ
5A ●1-2 浦和  【福】ザヘディ、【浦】渡邊、チアゴ・サンタナ
6H ○1-0 鹿島  【福】ザヘディ
7A △0-0 名古屋
 前節は調子を上げてきた名古屋相手に真っ向から戦いを挑み、相手の4倍のシュートを放つなど何度もチャンスを作ったものの得点を奪えず、勝ち点1ずつを分け合う結果となっています。シーズン開幕直前に緊急補強したベン・カリファが怪我のため出場できていませんが、3月に加わったシャハブ・ザヘディが2試合連続ゴールを決めるなど、チーム力が上がりつつある福岡。上位進出のためには負けられない試合と位置づけて、いつも以上に激しいサッカーを仕掛けてくるのではないでしょうか。
 対するサンフレッチェですが、前節左脚の痛みを訴えて途中交代した川村は、昨日から全体練習に復帰したとのこと。また出遅れていたマルコス・ジュニオールも全体練習に参加していたとの情報もあるので、明日のベンチ入りもあるかも知れません。と言うことで、私のメンバー予想は次の通り。
       大迫

  塩谷   中野  佐々木

    松本泰  川村

越道             東

   加藤      満田

       大橋

SUB:川浪、新井、志知、野津田、中島、小原、マルコス・ジュニオール
 スキッベ監督就任以来の福岡戦は全て勝利しているサンフレッチェですが、昨年のホームゲームでは前半に先制点を許し、アウェイゲームでは後半アディショナルタイムの荒木のゴールで勝利するなど決して楽に勝てているわけではありません。明日も広島らしいアグレッシブなサッカーでペースを掴んで、勝ち点3を持ち帰って欲しいと思います。
<24.4.12> サンフレッチェは昨日、オンラインで取締役会を開き、2023年度決算を承認しました。売上高は41億9800万円(前年度比1億8100万円増)と過去最高を更新。昨年はエディオンスタジアム広島の最終年と言うことで、入場者数が8万4739人増の29万4103人。入場料収入が2億3500万円増となり、新スタジアム効果で広告収入も1億6100万円増加したそうです。一方当期純損失は7億8100万円で、こちらもクラブ史上最大となりました。中国新聞によると、クラブとしては新スタジアム開業に向けての投資として4〜5億円程度の赤字を見込んでいたそうですが、シーズン途中の補強や為替変動の影響、引き抜き対策による年俸の引き上げ等で1億5400万円、また新スタジアム関連の販売管理費の増もあって、赤字が膨らむ結果となったそうです。
 仙田社長は「24年度は何とか黒字を達成したい」と語っていたそうですが、ここまでのホームゲーム4試合で10万人の観客を集めたことを考えると、目標に掲げている年間50万人達成の可能性もありそう。今季は成績面でも経営面でも、大きな飛躍の年にして欲しいと思います。
<24.4.11> アメリカで行われた「2024 SheBelieves Cup」に参加していた日本女子代表なでしこジャパンは、準決勝のアメリカ戦に続いて3位決定戦でもブラジルに敗れ、4位で大会を終えました。
 まず4/7に行われたアメリカ戦のメンバーは、GK:山下、DF:守屋(→杉田HT)、南、熊谷、清水、MF:谷川(→古賀HT)、長谷川、長野、清家(→浜野HT)、藤野(→宮澤87分)、FW:植木(→田中美70分)。JFA公式サイトによると、開始早々に谷川のパスで右サイドを抜け出した清家がポスト直撃のシュートを決めて、幸先良く先制点を奪いました。しかしその後はアメリカの反撃を受けて21分に同点に追いつかれると、後半31分にPKを決められて勝ち越されたとのこと。その後37分に田中美がFKにヘッドで合わせたもののGKにキャッチされ、最後のセットプレー連発も及ばず敗れました。
 続いて4/9に行われたブラジル戦のメンバーは、GK:山下、DF:石川、南、古賀、MF:清水(→清家85分)、長谷川、林(→長野85分)、北川(→守屋78分)、FW:浜野(→上野HT)、田中美(→宮澤78分)、藤野。JFA公式サイトによると、立ち上がりから日本がペースを握り、前半35分に浜野のクロスから田中美が決めて先制点を奪いました。そして後半も19分に林が倒されPKをゲットしましたが、田中美が蹴ったボールはGKにセーブされて得点ならず。これで勢いのついたブラジルに26分にセットプレーから同点に追いつかれてそのままPK戦に進みます。そしてPK戦では3人が決めたブラジルに対して日本は3人ともセーブされて、悔しい敗戦となりました。
<24.4.10> 日曜日に行われた「高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ2024ウエスト」の開幕戦で、サンフレッチェ広島ユースは2-0で帝京長岡高に勝ち、幸先良いスタートを切りました。広島のメンバーは、GK:小川、DF:小谷、木吹、児玉、MF:橋本(→山里90+5分)、桝谷、井上証、小林、長沼、FW:大上免(→梅田70分)、廣重(→野口80分)。ゲキサカの記事によると広島ユースは立ち上がりから押し込んでいたとのこと。その流れは後半も続いたものの帝京長岡高に攻められるシーンも増えて、一進一退の攻防となったそうです。そんな中の後半25分、広島のCKをGKが落とすと、落下点にいた木吹がシュート体勢に入ったところでオウンゴールを誘って先制しました。そして後半43分、小谷からのロングパスを起点に小林がGKとの1対1を制してゴールを決めました。第1節の全結果と順位表は次の通り。
【第1節】
神村学園高 4-3 鳥栖U-18
神戸U-18  2-2 大津高
名古屋U-18 3-1 岡山U-18
広島ユース 2-0 帝京長岡高
東福岡高  1-0 静岡学園高
米子北高  3-0 鹿児島城西高

         勝点 試合 勝 分 負 得失差
1 米子北高     3     1    1   0   0    +3
2 名古屋U-18    3     1    1   0   0    +2
3 広島ユース    3     1    1   0   0    +2
4 神村学園高    3     1    1   0   0    +1
5 東福岡高     3     1    1   0   0    +1
6 神戸U-18     1     1    0   1   0     0
6 大津高      1     1    0   1   0     0
8 鳥栖U-18     0     1    0   0   1    -1
9 静岡学園高    0     1    0   0   1    -1
10 岡山U-18     0     1    0   0   1    -2
11 帝京長岡高   0     1    0   0   1    -2
12 鹿児島城西高  0     1    0   0   1    -3

<24.4.9> プレスリリースによると、荒木、茶島、エゼキエウの3人が肉離れでしばらく戦列を離れることになりました。まず4/1のトレーニング中に負傷したエゼキエウは右半膜様筋肉離れで全治6-8週間。また茶島は翌日のトレーニング中の怪我で、右ヒラメ筋肉離れで全治5-6週間と診断されました。そして4/4の町田戦で途中退場となった荒木ですが、「3日で戻る」と言う本人の意欲に反して、左大腿二頭筋肉離れで全治4-5週間で、復帰はGW明けになりそうです。
 なお現在の離脱者はこの3人に加えて、山﨑、ドウグラス・ヴィエイラ、ソティリウ、マルコス・ジュニオール、イヨハ、松本大の9人。昨年7月の鹿島戦では怪我の塩谷、満田に加えて体調不良(コロナだったらしい)で佐々木、荒木、住吉、川村、山﨑、青山が不在だったので、その時以上の怪我人の数になりました。それでもしっかりと戦えているのは選手補強やユースからの昇格など強化部の良い仕事のおかげだと思いますが、ただこれ以上怪我人が出るのだけは勘弁して欲しいもの。リリースが出ていないソティリウ、マルコス・ジュニオール、イヨハはそれほど重い症状ではないと信じて、復帰を待ちたいところです。
<24.4.8> 昨日ホームで行われたJ1リーグ第7節湘南戦は、大橋の2ゴールで2-0で勝ち、開幕からの負けなしを7試合に伸ばしました。
 先発は前節の荒木の退場後と同じで、3試合ぶりに志知をベンチに入れて以下の布陣で戦いました。
       大迫

  塩谷   中野  佐々木

    松本泰  川村(→野津田74分)

新井             東
(→越道HT)
   加藤      満田(→小原89分)

       大橋(→井上90+10分)

SUB:川浪、志知、中島
 対する湘南は、GK:ソン・ボムグン(退場48分)、DF:岡本(→馬渡51分)、キム・ミンテ、大岩、畑(→杉岡81分)、MF:鈴木雄、池田(→鈴木章HT)、田中、平岡(→奥野51分)、FW:福田(→石井81分)、ルキアン、と言うメンバーでした。序盤は湘南の出足が速く、また素早いパス回しもあってなかなかペースを握れません。12分には左からの突破からのクロスでチャンスを作られましたが川村がカバー。14分にはルキアンに入れ替わられて中野が後ろから倒しますが、PKを取られることなく助かります。その後は徐々に広島がペースを握り返して、19分には満田のクロスを大橋がワンタッチでシュートしましたがGKがセーブ。33分には満田のシュートをGKに弾かれ、東が詰めましたがゴールラインの手前で掻き出されます。また後半36分には加藤の低いパスを大橋がダイレクトで打ちましたが枠を外します。逆に41分には平岡の左からのクロスがゴール前を横切って冷や汗をかきます。43分には速攻から満田が決定的なシュートを放ったもののGKがセーブ。前半アディショナルタイムにもCKに合わせた佐々木のヘッドがゴールを襲いましたがぎりぎりで田中に防がれます。前半は両チームともに持ち味を見せたもののゴールは生まれず、スコアレスでハーフタイムを迎えました。
 膠着した試合の流れが変わったのは後半早々の3分。前に出て加藤のスルーパスに対応しようとしたソン・ボムグンが、ボールを奪って前に出ようとした大橋を引き倒してPKと退場のジャッジとなります。大橋は自らボールをセットし、思い切って中央に蹴り込んで広島が先制点を奪いました。
 その後は自陣前に守備ブロックを固める湘南に対して広島が攻めます。15分にはハーフカウンターから越道がフリーになりましたがDFがカバー。19分には松本泰の逆サイドからのクロスから越道がシュートを打ちましたがGKの正面を突きます。22分にはCKのこぼれを満田が狙いましたがDFが触って枠外。26分にはカウンターから松本泰が打ちましたが大きく上に外れます。34分にはCKに佐々木が合わせましたがこれも枠を捉えることができず、40分には東のクロスに満田がヘッドで合わせましたがGKのファインセーブに阻まれます。湘南は41分、GKのパントで抜け出したルキアンがDFに囲まれながらも決定的なシュートを放ちましたが大迫が好反応で防ぎます。後半アディショナルタイムには大橋のパスでフリーになった加藤が狙いすまして打ちましたが枠を捉えることができず、90+4分にも大橋のループパスで抜け出した小原が狙いましたが上に外れます。そして45+5分、加藤のヒールパスをDFラインの裏で受けた大橋がDF2人をかわしてゴールに流し込みます。これはいったんはオフサイドで取り消されたものの、VARの介入によりゴールが認められます。そして最後は井上愛廉がクラブ史上最年少で出場して、桜が満開の広島に勝利の凱歌が響きました。
 今シーズンはここまで1勝と調子が上がっていない湘南でしたが、しかし立ち上がりはアグレッシブなプレーでペースを握られました。特に14分にルキアンに入れ替わられた中野が倒したシーンはPKかとも思われましたが、正当なプレーとして認められたのが大きかったと思います。その後は広島が押し返して、ハイプレスと素早いパス交換でチャンスを量産しました。特に後半は数的有利になったこともあって何度も決定機を作ったものの決め切れず、ようやく追加点が入ったのは後半アディショナルタイム。町田戦の失点を例に取るまでもなく「事故」で失点することはあるわけで、スキッベ監督が語っていたように「もしちょっと運が足りなければ、引き分けで終わってもおかしくなかった」と言えるでしょう。
 それにしても古巣相手に2ゴールを決めた大橋のプレーは、本当に素晴らしかったと思います。1点目のPK奪取に繋がったシーンは普通ならGKがキャッチして終わるところでしたが、大橋が諦めずに詰めてボールをコントロールしたからこそGKのファウルを呼びました。また2点目のシーンもGKと1対1になったところにDF2人が戻ってきましたが、それでも慌てることなくコースを突いてゴール左隅に決めました。昨年はチャンスを作りながらも点が取れない、と言う「症状」で優勝に届かなかった広島でしたが、今年こそトップに立てるかも、と思いを強くする勝利でした。

広島公式サイト  湘南公式サイト
Jリーグ公式サイト試合データ
ゲキサカ  戦評
サッカーダイジェストWeb  大橋が明かした湘南戦への想い
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<24.4.7> モバイルサイトによるとスキッベ監督はコンディションについて「題ないです。準備はもうできていますし、明日の試合は100%でやっていけると思っています」と述べています。町田戦の勝利の後に2日の休みをいれて前日練習のみで臨むことになりますが、「そのやり方が回復するのにもっともいい方法じゃないかと判断」したとのこと。怪我人続出と過密日程で厳しい戦いが続いていますが、これまで積み上げてきたチームの力を信じて、ホームのサポーターとともに勝利をつかみ取って欲しいものです。
 今日の試合会場はエディオンピースウイング広島で午後2時キックオフ。チケットは前売りで完売していますので、当日券販売はありません。試合中継はNHK広島放送局とDAZNのみの予定です。今日はブログでの速報はできませんので、スタジアムに行けない&テレビやDAZNを見れない方はモバイルサイトの速報などをご覧下さい。
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