1996年10月13日 対 モンテディオ山形
福島・あづま総合運動公園県営あづま陸上競技場
観衆:1047人
1996年度
第5回 ジャパンフットボールリーグ 第27節
福島FC 0 前 半 0−2 5 モンテディオ山形
後 半 0−3
10/13 13:00 会場: 県営あづま陸上競技場 天候: 晴
観衆:1047 主審: 中村 副審: 枝並 鈴木
〈得点〉 略号例:〜ドリブル →ゴロのパス ↑浮き球のパス
Sシュート ×混戦 Hヘディング
23分 【山形】 塩川
28分 【山形】 アンジェロ
78分 【山形】アンジェロ→庄司
82分 【山形】手倉森 →塩川
89分 【山形】佐藤 →アンジェロ
〈警告〉【山形】デニィルソン(ラフ)
【福島】郭(非紳士的行為)
【福島】郭(ラフ)
【福島】川口(裕)(ラフ)
〈退場〉【福島】郭(Y2枚)
計 | | 計
------------------+------+------------------
12 |S H| 8
7 |C K| 2
20 |F K| 11
11 |G K| 11
0 |P K| 0
計 | NO| NO|計
---------------+-----------------+-----------------+---------------
0 |GK 川口 晃 1|GK 鈴木克美 1| 0
0 |DF 河原忠明 4|DF 本街直樹 5| 0
1 |DF クラウジオ 3|DF 渡辺和俊 4| 0
2 |DF 小西俊市朗 12|DF ジョン ミヨンギ 3| 0
2 |DF 碓氷幸一 6|DF 都 修一 24| 0
3 |MF 仲村浩二 8|MF 庄司 孝 13| 2
0 |MF 桜井英志 22|MF 塩川岳人 22| 2
1 |MF ジャイルトン5|MF 蓮見知弘 16| 0
0 |MF 小林慎二 7|MF 斉藤直也 12| 0
0 |FW 水島 光 20|FW アンジェロ 11| 3
0 |FW 郭 慶根 10|FW 真下佐登史 19| 0
---------------+-----------------+-----------------+---------------
- - - - |GK 菊池直樹 S16| |
1 |MF 川田浩二 S19|DF 佐藤克也 S16| 1
1 |FW 川口裕之 S28|MF 広沢憲二 S10| 0
|MF 八城 修 S27|MF 手倉森浩 S 7| 0
1 |MF 竹田宏治 S23| |
---------------+-----------------+-----------------+---------------
〈交代〉 45 IN 川田浩二 | IN 佐藤克也
OUT 河原忠明 | OUT 都 修一
45 IN 川口裕之 | IN 広沢憲二
OUT 桜井英志 | OUT 塩川岳人
IN 竹田宏治 | IN 手倉森浩
OUT ジャイルトン | OUT 真下佐登志
FFC,NO,109さん(KHA01356@niftyserve.or.jp)による
「【対山形戦観戦記】やや長い」
非常に気持ちが重いのですが、観戦記をUPします。
ゲーム開始から10分ほどは両軍ボールが足に着かずにただ目的も感じられない
キックの応酬で雑な感じのでだしてした。
徐々に福島がショートパスがつながりだして前節のコスモ同様3:5:2システム
が中盤を支配し始め山形陣へ攻め込む形が出来始まりました。
攻め込むとデフェンスラインをハーフウェイラインの相手陣まで押し上げて
分厚い攻撃態勢をひきこぼれ玉を奪取してたのですが、山形は前々回の
大分のごとく11人全員がひいてゴールエリア内に入り込む隙が出来ずに
福島はただボールをキープするのみに終始される場面が数多く見始めた矢先、
山形が中盤で奪取したボールを縦にフィールドしました。
そのボールに走り込む塩川そのわずか前を走る福島でフェンダー、キーパー
川口もボールに詰める。3人が重なり合った瞬間、ボールは福島ゴールに
突き刺さってました。どうも、DFとキーパーがお見合いをしてしまった
みたいでした。アアア〜!スタンドから漏れる溜息。
ショックにひき始めた福島DF陣、中盤が空き始め積極的に攻撃的になる
山形攻撃陣、こんな時、クラウジオがバックパスをキープしているとき
相手、山形のアンジェロに絡まれてボールを奪われました。
飛び出した川口の体に当たたボールは高く跳ねて福島ゴールへ飛び込んで
クラウジオがクリアーしようとしたのですが蹴ったボールはゴールネットを
揺さぶってしまいました。
しかし、今までとは違い逆に福島が攻勢に出ました。30分ぐらいから後半の
15分ぐらいまでは福島ペースで山形陣内でゲームを展開します。
山形は防戦一方でした。前半終了間ぎは、山形ゴール前で小林、仲村と
ボールがつながりワントラップして相手DFを振り切り1:1シュートは
抑えが効かずに上がってしまって決定的チャンスは駄目でした。
更に後半5分から10分ぐらいまでの波状攻撃凄かった。
碓氷のミドルシュートをキーパー辛うじて弾く、こぼれ玉に食らいつく
水島、間一髪DFのクリアー。
そのチャンスで得たコーナーキック、こぼれを再度センターリング
完全にフリーになった多分仲村のヘッデングシュートまたもゴールポストの
上でした。こうしてチャンスを潰して行く内に郭が負傷(額をまたも
バッテングの流血)しました。
治療が終わって復帰した郭に縦パスが出ました。飛び出すキーパー
詰める郭、事件はここで起きました。ゴールエリアの外のボールを手で
止めたのです。郭は審判に抗議をしながら相手ゴールキーパーのセーブ
しているボールを蹴ったのです。即、Yカードが出され攻めても点が取れない
イラツキが爆発。その2分後バックチャージで2枚目のYカードが出て
退場となりました。怒りが収まらない郭を永井監督、田中コーチが
一生懸命なだめてました。
この後は滅茶苦茶でした。
何せ、FWは川口一人のはずなのに4人ぐらいいました。
仲村、クラウジオ、川口、碓氷・・・・!
なんでDFの3人がそんな前にいる!
小西一人残ってDFしてるから山形はカウンターのしほうだい。
負けるにしても得失点差をよく考えて欲しいのに熱くなり過ぎでした。
しかし、4点目は完全なオフサイドだったのに・・・!
まあ、つまらないミスと集中力が切れたらこうなると言った見本のゲームでした。
ホームで勝つんだと言う意識が強すぎて、選手達の予想とあまりにかけ離れた
ゲーム展開に熱くなり自分を見失ってしまったんでしょう。
10人対11人であの無謀は普通無いでしょうから。
まだ後3試合あるんだからとにかく頑張れ!福島FC!!