1996年7月7日 対 モンテディオ山形

山形市陸上競技場

観衆:1110人

                          (0―1)
   モンテディオ山形  1(1―0)1  福島FC
                        EX(0―0)
                          (0―0)
                       PK2―4
      〈得点〉  29分 【福島】川口裕
            49分 【山形】庄司
  
     鈴木        GK   川口晃
     本街        DF   ジャイルトン
     渡辺             河原
     熊埜御堂           小西
     鄭              碓氷
     太田(→庄司)   MF   仲村
     佐藤             水島(→小林)
     広沢(→手倉森)       デウフィン(→中園)
     高橋             鋤柄
     真下        FW   川口裕
     アンジェロ          瀬川(→宗像)
試合は29分、福島の鋤柄が左サイドをドリブル突破し川口裕へラストパス、これを右足で決めて先制点を奪う。山形は後半開始すぐに広沢と太田に代えて手倉森と庄司を投入、これが当たって後半開始早々高橋が放ったシュートを川口晃が弾き、こぼれ球を庄司が押し込み、同点となった。福島はその後75分にデゥフィンから中園へ、85分に水島から小林に代えたがそのまま延長に突入した。
延長開始と同時に山形は高橋を下げて佐藤を投入、対する福島は瀬川に代えて高卒ルーキー宗像を起用するという賭けに出た。その結果、福島が宗像や川口裕、中園などの10本のシュートにより終始山形を圧倒するが、堅い守備を最後まで崩すことができず勝負はPK戦へともつれた。
そしてそのPK戦だが、
  福 島(先攻)        山 形(後攻)
   鋤柄 昌宏     ○   アンジェロ ×
   ジャイルトン    ○   ジョン・ミョンギ ○
   川口 裕之     ×   真下佐登史 ○
   仲村 浩二     ○   手倉森 浩 ×
   小林 慎二     ○
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TOTAL      4             2
として、山形からJFLでは初めて勝利した。