97/10/5 18:00

第6回JFL第26節

観衆 5,158

仙台スタジアム

ブランメル仙台

0

0

前半

1

1

福島フットボールクラブ

0

後半

0

得点

鋤柄(31分)

水内(19分)

警告

波立(61分)、八城(89分)

ブランメル仙台

福島フットボールクラブ

GK

石川

0

GK

菊地

0

DF

ビンク

0

DF

桜井

0

ドゥバイッチ

1

波立

0

阪倉

0

宗像

0

古賀

0

MF

馬上(24分水島)

0

MF

千葉直(89分斉藤)

1

八城

0

中島(45分千葉泰)

1

川田

0

越後

2

碓氷

0

本明

0

鋤柄(50分松木)

2

FW

アンテ

5

FW

瀬川

0

水内(74分高田)

3

竹元

2

Sub

高橋

Sub

川口晃

田中

松島

斉藤

0

水島

1

千葉泰

0

松木

0

高田

1


鈴木 良二さん(KHA01356@niftyserve.or.jp)による
「対仙台観戦記」

見てきました。東北ダービー3戦目対ブランメル仙台戦。 仙台スタジアムの素晴らしさに感動させられながら福島にも こんなスタジアムが是非欲しいと来ていたサポーターの みんなと話しながらの観戦でした。結果はご承知の通りの勝利です。
ブランメル仙台 0 (0−1) 1 福島FC
          (0−0)

得点者 鋤柄 (アシスト八城)31分

出場メンバー
GK         菊池
DF    桜井   宗像    波立
MF 馬上   八城    川田    碓氷
MF         鋤柄
FW      竹元    瀬川

交代 水島(前半約25分馬上) 松木(後半約5分鋤柄)
試合は前回同様、立ち上がりから仙台ペースで殆ど福島はFWまでボールを 回せず福島ゴール前で凌ぐ展開でした。また、両サイドを殆ど捕まえきれずに 散々、右から左から崩されセンターリングを上げ続けられて仙台のFWに 決定力が有ったらどうしようもない試合になったと思える展開でした。 今日のDFの高さに問題があるためかGK菊池の果敢な飛び出しでの パンチングで相手のチャンスを潰しまくって凌ぎ続けました。 (高さは自分がカバーすると言った自覚が菊池に強く感じられました) また、やばいと思ったミドルシュートを仙台FW水内が側頭部直撃でクリアー なんて事もあり確かに運はありました。 なかなかチャンスが作れない福島は中盤を飛ばして瀬川のスピードに賭けて 縦パス1本の攻撃に20分過ぎから換えていきました。 その為、徐々に仙台DFが下がり始めて中盤にスペースが空き始めました。 これでやっと福島の中盤が機能し始めました。特に25分に負傷した 馬上に換えて水島を投入してからは右サイドから仙台を崩すかたちが出来始め 31分に水島から瀬川、瀬川がエンドライン際でキープして上がってきた 八城にボールが繋がり相手DFをドリブルで交わしてセンターリング、 フォアポスト近くにいた鋤柄が身をかがめながら頭でねじ込み福島先制! 因みに、福島この試合初シュートが得点となりました。 この後は仙台が気落ちしたのかイーブンペースとなり前半終了。

後半開始20分はやはり仙台ペース、圧倒的に仙台が福島ゴール前で 試合を進行します。CKを4〜5本続けてなんて事もありGK菊池が 忙しく右に左に動き回ってスーパーセーブをし続けてペースを換えていきました。 仙台も攻め疲れが出始めた20分過ぎからは中盤あたりでの凌ぎあいが多くなり 試合は膠着し始めました。25分位に左サイドの碓氷から右サイドの水島に 大きなサイドチェンジパスがでて水島が独走で相手DFを2人交わしてシュート と言うシーンが有ったのですがボールはクロスバーを叩いて追加点に至らず。 また、30分位では瀬川が完全に左サイドを突破してゴール中央の竹元に ラストパスが通りDF一人を交わしてGKと1対1になったのですがシュートを ふかしてしまいまた追加点に至らずと徐々に福島が押し気味になって進行しました。 この後、仙台、福島共にこれと言ったチャンスは作れず試合は終了しました。

今日の試合の最高殊勲選手は菊池直喜選手でした。少なくても4〜5本はゴールに 入っておかしくなかったボールをかき出してくれました。仙台ファンのブーイング とため息を一身に受けながら持ち前の反応の早さを十二分に発揮してくれました。 また、チーム一丸となった守備の意識の高さも多いに評価できます。はっきり言って 急作りのDFライン(本当かよ!大丈夫?と心配した私でしたが)を全員で 盛り立ってて最近好調な仙台を零封してくれました。 先取点をとった試合は負けいジンクスは今回も健在でした。 因みに仙台スタジアムでのホーム仙台戦での90分勝利は福島が始めてとのことでした。 これで東北ダービー3連勝! 第28節は山形と東北最強決定戦となりました。 (山形のサポーターが大挙福島の応援に来ていたただき盛り上がりました。 宇都宮での試合後と言うことで大変ありがとうございました。)

1年目の11勝にやっと並びました。更なる上積みを期待しましょう。 今の状態を維持できれば可能なことと思えました。
                       郡山市 鈴木良二

最後に仙台FW水内選手の珍プレー! 前半15分位に水内が右からのセンターリングに飛び込みながらのHS、菊池に阻まれた ボールが倒れた水内の前にこぼれました。水内なんと倒れたまま両手でバレーボールのよ うな トスでゴールへボールを流し込み!執念のゴールか?当然、Yカード!福島サポーターの 目の前でのプレイに罵声と冷やかしの歓声が飛び交い恥ずかしそうにポジションに戻りま した。