97/5/11 14:02

第6回JFL第4節

観衆 805

あづま総合運動公園県営あづま陸上競技場

福島フットボールクラブ

2

1

前半

0

1

モンテディオ山形

1

後半

1

仲村(31分)、小林(53分)

得点

アンジェロ(64分)

八城(68分)、仲村(87分)

警告

庄司(70分)

福島フットボールクラブ

モンテディオ山形

GK

菊地

0

GK

鈴木

0

DF

小西

0

DF

若松

1

河原

1

佐藤

0

波立

1

本街

0

MF

竹原

0

太田

0

碓氷

0

MF

シジクレイ

3

小林(67分八城)

2

飯塚(45分庄司)

0

仲村

1

高橋

0

桜井

0

マルキーニョ

3

FW

鋤柄

1

FW

アンジェロ

2

川口裕(77分瀬川)

0

塩川(45分真下)

0

Sub

川口晃

0

Sub

渡辺

0

水島

0

山崎

0

八城

0

庄司

2

川田

0

中森

0

瀬川

0

真下

2


牧田 令さん(HQJ07175@niftyserve.or.jp)による
「観戦記」
2点取っての逃げ切りと、快勝のようには見えますが、 まぁ勝ててよかったねというゲームでしたね。

山形の決定力のなさに救われた+菊池のツキにも 助けられたものでしょう。 そして、どうしちゃったんだろうという決定力が、 勝利に結びついたといえるでしょう。

2点取りましたが、1点目がすごくいいゴールでした。 郭が怪我で使えず、少なくとも通常の流れの中では 放り込んで頭で勝負という作戦はとれない。 その中でのプレーでしたが、 相手のDFと競り合って勝った鋤柄の落としたボールに 走り込んだ仲村のそれこそ糸を引くようなシュート。 こういうのが見たかったんですよね。 アジアカップの名波のシュートを見ているような 「うつくしい」ゴールでした。 「PK職人」もしくは、「ごっつぁんゴール」仲村卒業か?

2点目は慎二さんのヘッドという実に珍しいゴールでした。 去年の川崎戦(於等々力)ではダイビングヘッド(外れ)は見てたけど、 普通に立っててのヘディングのしかもゴールは、 彼が福島にきてから始めてではないでしょうか? まぁ山形の選手が慎二さんのマークを忘れていたとしかいいようのない 相手の守備でしたが。(慎二さんともう一人がその位置でほぼフリーだった)

中盤は相変わらず重傷でした。 ともかく鳥栖戦よりは良くはなったものの、ボールがなかなか前に進まない。 また、みんなにいえるのですが、なんで一人で突破したがるのでしょうか? 味方のフォローが少ないと言えばそれまでですが。

味方のフォローといえば、ゴールキックなどが中盤に飛んでいった際に、 相手の選手とヘディングで競り合ったときのフォローも悪いと思います。 ともかくこぼれたボールの先に福島の選手がいない。 ことごとく山形のボールになってしまっていました。

中盤でボールを奪えないのも目に付きました。 2人で囲んでいるのに抜かれる、抜かれる。なんとかしてくれぇ、、、

前半はシュート数が福島3。山形1。 これが示すように、まったりとした流れ。 仲村のゴールが眠くさせなかっただけです。 後半は、福島3。山形12。 この数字が示すように流れはあちら様のものでございました。 まぁあっちのシュートが外れまくっていたので。 危なかったのは、ゴール前でアンジェロ(?)がほぼフリーで ヘディングを打ったとき。そこに菊池がいました。 あと、ほぼ一対一になったときもあったように思いますが、 はずしてくれました。

こっちには波立の(プレーは)美しいボレーがあったのですが、 入らないところが、中村伸(鳥栖)との差でしょう。運もありますが。

勝ったという収穫(何せホームで勝つのは対N関戦以来ほぼ一年ぶり) とは別に、課題も多かったゲームですので、次までに修正してほしいものです。

今回の山形はあまりカウンターが少なかったと思いますが、 それでも福島の選手はスピード負けしていました。 木曜日15日の相手、デンソーはカウンターの鋭いチームです。 果たして両SB(竹原・碓氷)がオーバーラップをいかにかけていけるか。 竹原はそのスピードに期待がかかりますし、 碓氷はその精度は別としても、アシスト役としての役割が高くなっています。 がんばっていただきましょう。