第3節サガン鳥栖との対戦は、前半0対3、トータル1対4で完敗し開幕3連敗となりました。ゲームは、特に前半は完全に鳥栖のもの。中盤はボールをキープできない、DFは守れない、GKは取れないの三重苦で全くいいところ無し。後半の前半は盛り返したものの1点しか取れず、最後は鳥栖の迫力の前に屈しました。

97/5/4 13:00

第6回JFL第3節

観衆 4,450

鳥栖スタジアム

サガン鳥栖

4

3

前半

0

1

福島フットボールクラブ

1

後半

1

佐藤(5分)、上村(16分)、中村(44分)、古賀(71分)

得点

波立(50分)

橋本(27分)、塚本(87分)

警告

波立(35分)

サガン鳥栖

福島フットボールクラブ

GK

高嵜

0

GK

川口晃

0

DF

島岡

0

DF

小西

1

0

河原

0

橋本(→58分松田)

0

波立

1

塚本

0

MF

竹原

0

MF

田中

1

碓氷

1

米山

0

小林(→63分水島)

0

中村

2

仲村

0

FW

佐藤(→56分森)

2

鋤柄(→76分八城)

1

上村(→73分氏家)

1

FW

川口裕

0

古賀

2

瀬川(→45分川田)

0

Sub

油原

0

Sub

菊地

0

松田

0

桜井

0

鈴木

0

水島

1

氏家

0

八城

0

1

川田

0


牧田 令さん(HQJ07175@niftyserve.or.jp)による
「鳥栖戦観戦記」

天気は快晴ですが、風が強く暑かったです。(公式では24.6度)

 

結果はご存知の通り1−4ですが、見所はなかったです。

強いて言うなら今季初ゴール、そして、波立の久しぶりのゴールが見れたこと

でしょうか?私は波立のゴールは始めてみました。

 

得点をつけるなら、前半0点。後半60点で平均30点というところでしょうか。

 

前半は最悪でした。DFはぼろぼろ。中盤ではまったくつながらず、

前線にはボールが行きませんでした。

 

今日は慎二さんが悪すぎた。

せっかくカウンターという時に、こねくりまわしてタイミングを失い、

数人の選手に囲まれてボールを取られるといった事の繰り返し。

指令塔がこれではきつすぎます。

 

また、病気上がりの川口晃も悪かったです。

「おい、それ取れんか?」と言うのが多かった。たとえば、上村の2点目。

 

DFは相手をフリーにしすぎ。ボールをもらった時、シュートを打つ時には

ゴール裏にいる僕たちにもがら空きのコースが見えるくらい。

 

こういった後ろの影響で、前線はまったく目立たず。

裕之は消えてました。

 

後半、瀬川に替えて川田を入れて、竹原を前線へ。

ボールがうまくつながるようになって、

後半の初め20分ほどは福島の時間でした。

ただ、1点しか取れなかった。

波立のゴールは、碓氷のセンタリングがゴール前で混戦を呼び、

その中で打ち込んだものですが、ボール付近には福島の選手が3人。

ゴールと彼らの間には誰もいないどフリー状態。

あれは誰でも入ります。たまたま波立だっただけ。

 

同じような苦しいチーム事情の中で、比較的恵まれているはずの福島は

鳥栖の迫力の前に、なすすべも無く敗れ去ったという感じです。

 

最終的に疲労等から、鳥栖の選手が荒っぽくなったのは残念ですが、

精神的な面で一歩も、二歩も福島の上を行ってました。脱帽です。

この勢いが持ちさえすれば、相当上を狙える良いチームに思います。

 

ただ、ちょっとしたラフプレーからおきた些細な野次に、

子供たちに中指を立てて答えた、田中哲也選手には幻滅しました。

 

チームの存亡の中で、チームをまとめ、そのサッカーに対する真摯な

姿勢には好感を持っていただけに、主審、副審ともに見付からなかった

行為とはいえ、残念でなりません。