大分戦(郡山市の「ひなたぼっこNo.1」さん提供)

ホームに大分トリニティを迎えた第11節。福島FCの布陣はGK菊地、DF小西、河原、波立、MF碓氷、仲村、桜井、川田、八城、そしてFWに瀬川と竹原のツートップ。前節に連敗を脱出し、監督も代わって意気上がる大分は、前半から攻勢に出ます。しかし決定的なピンチをバーに救われ、逆にカウンターを竹原が決めて苦しい展開ながら1対0で前半を折り返しました。
後半になると、瀬川に代えて郭を投入したのが功を奏します。竹原がループシュートとヘディングシュートと続けざまに決め、ついにJFL昇格以来初のハットトリックを達成しました。これで楽勝か、と思えばしかしそうは問屋が下ろしません。隙を突かれて1点を失うと、終了間際に立て続けに2点を失いついに延長に入ってしまいました。これまでの押され気味の展開とは逆に中盤からよくボールを奪い、優位に試合を進めます。そして延長終了間際、郭に代わって入った川口裕之が突破して今季初のVゴール勝ち。これで天皇杯のシード権もほぼ獲得、というところか?内容的には問題もあったものの、地元でどきどきもののゲームで勝ったことは、きっと今後につながるのではないでしょうか?

97/6/21 14:30

第6回JFL第11節

観衆 1,018

郡山市開成山陸上競技場

福島フットボールクラブ

4

1

前半

0

1

大分フットボールクラブ

2

後半

3

1

延長前半

0

竹原(35分)(50分)(78分)、川口裕(99分)

得点

川崎(51分)、崔(86分)、米澤(88分)

竹原(56分)

警告

木島(57分)

福島フットボールクラブ

大分フットボールクラブ

GK

菊地

0

GK

小山

0

DF

小西

0

DF

佐藤康

0

河原

0

永田

0

波立

0

米澤

1

MF

碓氷

1

MF

加藤豪(68分杉山)

0

仲村

1

立石

0

桜井

0

木島

0

八城(75分水島)

1

川崎(77分川合)

2

川田

0

5

FW

竹原

5

FW

皇甫

6

瀬川(45分郭、98分川口裕)

0

加藤剛

2

Sub

川口晃

0

Sub

黒岩

0

宗像

0

田崎

0

竹田

1

李久和

0

川口裕

2

杉山

1

瀬川

1

川合

0


鈴木良二さん(KHA01356@niftyserve.or.jp)による
「観戦記」
本日、行なわれた大分戦は川口裕之選手のVゴールで何とか勝ちました。

       (1−0)
福島FC 4 (2−3) 3 大分FC
   延長前半(1−0)
 
得点者 福島 竹原x3 川口
 
出場メンバー
GK菊池 DF小西、河原、波立
MF碓氷、仲村、桜井、川田、八城 FW瀬川、竹原
交代 郭(瀬川)水島(八城)川口裕之(郭)
 

いけませんね。勝ち点1を損してしまいました。3−1とリードしながら 残り5分まで試合を進めて於いて、同点にされてしまい冷や汗ものでした。

立ち上がり大分のシュートが2回もバーに嫌われ、ワンチャンス相手の オフサイドのかけ損ねを竹原が決めて前半を1−0と折り返したのですが 大分の分厚い攻めの前にただひたすら得意の数任せのデフェンスで ひたすら凌ぐばっかりの展開でした。当然、中盤はスカスカ(^^; しかし、今日のデフェンスはカバーリングが良く機能して一人抜かれても 次がくると言った具合で相手に差ほど決定的チャンス与えませんでした。 且つ、ゴールホストも福島のデフェンダーだったからいつもより一人 多かった。(^^;;

後半、瀬川に換えて郭を投入、前線でのためを作りに福島は来ました。 当然、大分は郭に仕事をさせないように厳しいマークをしてきました。 この結果、竹原が結構自由に動けるようになり福島FC、JFL昇格 初のハットトリックを達成しました。 二点目は中央から右サイドに流れ、パスを受けてドリブルで持って上がり キーパーの位置が上がってるのを確認してのループシュート。 三点目は左サイドをえぐった碓氷のセンターリングをフォアーサイドで ドンピシャのHSでした。 試合はこれで終わらねばいけなっかのですが・・・(^^;; 失点はちょっと反則気味だったのですが競った河原が倒されみんなで 反則とアピールしてる間に失点。 二点目はFKを素晴らしいファインゴール(どうしようもない!) 三点目はCKからのHS(中央に大きな穴を作ってしまった) 二点目はしょうがないとしても三点目はいただけません。

延長にはいると(勢いは大分、Vゴール負けかと思ってました) 福島が飛ばしまくります。アラアラ、高い位置からのプレスも見られ 優位に展開しました。10分前後に郭から川口に選手を交代して 数分後に右サイドのオープンサイドの川口にパスが通りドリブルで 上がってそのまま強力なシュートが大分ゴールの左サイドネットを 揺らしてゲーム終了。

勝つに勝ったのですがいやはやお粗末でした。ゴールポストが 味方でなかったら3−5で負けてました。     鈴木 良二