14節のうちただ一つ火曜日に行われたフロンターレとの対戦は、苦手の暑い中でのゲームとなりました。中盤が良く頑張って接戦に持ち込んだものの、結局ベッチーニョの個人技に敗れ1対3での敗戦となりました。これで成績は7勝7敗の9位。次の前半戦最後の試合は、首位独走の札幌が相手、更にこちらは警告の蓄積で竹原、郭の前線の2枚看板が出場停止と苦しい状況。前半戦の勝ち越しを賭ける上に、Jヴィレッジのこけら落しの大事なゲーム。なんとか食らいついて欲しいものです。

97/7/15 19:00

第6回JFL第14節

観衆 2,749

等々力陸上競技場

川崎フロンターレ

3

1

前半

1

1

福島フットボールクラブ

2

後半

0

ベッチーニョ(14分、50分)、浦田(88分)

得点

竹原(64分)

浦上(71分)

警告

郭(22分)、竹原(51分)、河原(84分)

川崎フロンターレ

福島フットボールクラブ

GK

浦上

0

GK

菊地

0

DF

長橋

0

DF

小西

1

小泉

0

河原

0

シャイデ

0

波立

0

大場

1

MF

桜井

1

MF

中西

3

仲村

0

土居

1

碓氷

5

向島(→80分源平)

1

八城

0

桂(→76分久野)

2

川田(→76分鋤柄)

1

FW

ベッチーニョ

3

FW

竹原

2

ムタイル(→87分浦田)

3

郭(→53分瀬川)

1

Sub

Sub

川口晃

小松崎

宗像

久野

2

鋤柄

0

源平

0

馬上

浦田

1

瀬川

1


牧田 令さん(HQJ07175@niftyserve.or.jp)による
「観戦記」

スコアで示された結果に比べれば、好ゲームではありました。 しかし、結果としてベッチーニョの個人技と、DFのミス・ 甘さ、そして、決定力の低さがみすみす勝てるゲームを落と してしまいました。(審判にも文句は言いたいが)

前半は押されながらも、何とか守って0−1で折り返しました。 シュート数(1−8)からもわかるように、シュートが打てず、 劣勢のままゲームを折り返しています。 ベッチーニョのシュートは見事でした。右のムタイルからの センタリングを決めたものですが、多少フリーぎみではあった といえ、やられてしまいました。

後半立ち上がり、いつもの悪い癖、立ち上がりに失点してしま います。公式記録ではムタイルがヘディングでぼるを落として そこをベッチーニョが蹴り込んだ事になっていますが、一回 DFがクリアした形になっていました。「よし。クリアした」 と思ったら、そこにベッチーニョが走り込んでいました。 今日のベッチーニョはものすごく手におえなかった。中盤から 50mくらい独走して切り込んできた時は誰も止められず、 点を取られるかと思いました。

竹原の得点は相手のクリアをカットしたものです。角度はあま り無かったのですが、ファインゴールでした。 その後、川田の強烈20mミドルシュートがあったのですが、 かろうじて浦上がはじき、バー直撃になりました。5m前で打 てていたら、入っていたと思っています。まぁ、5m前に進む 時間があったら、相手がよってきていたとは思いますが。

最後の3失点目はミスによる失点でした。 1点を追いかけてしゃにむに攻めあがる攻撃陣がボールをとられ、 川崎の縦ポンが源平にわたり、前の浦田と菊池の間へ。菊池が 飛び出したのですが、バウンドしたボールが菊池の頭を越えて しまいました。そして浦田がキープして、シュート。波立か 小西が絡んでいましたが、どうしようもありませんでした。

前半はともかくとして、後半は好ゲームでした。暑いゲームで、 ともかく暑いゲームに弱い福島にとってきついゲームを予想し ていた(ぼこぼこにやられると思ってた、すまない)のですが、 ここまでやってくれるとは思いせんでした。

ともかく、竹原以外シュートが入るような気がしないのは、 困ったものです。何かきっかけが掴めれば変わるのでしょうが、 何とかして欲しいと思います。

そして、河原・郭・竹原と黄紙を頂戴してしまいました。 恐らく3人とも次節はだめですよね。 DFの核、河原・核弾頭竹原が次節札幌戦にいないのはちょっと ハードなゲームになりそうです。

DFは松島をいれるか、宗像でしょうが、仲村を下げるのも 手ですね。仲村は最近攻撃で消えている事が多く、あまり使えて ない。そこで、DFに下げてしまうのも手ではないでしょうか?

中盤はいつもどおりで良いと思うのですが、攻撃はどうしましょ。 鋤柄のワントップで下がり目に瀬川とか、瀬川・裕之もツートップ 後半鋤柄投入とか、中園や竹田を使ってみるとか、、、

前半戦を勝ち越して折り返すために、この4日間にかけましょう。