仙台戦(郡山市の「ひなたぼっこNo.1」さん提供)

ホームの開成山陸上競技場に今季最高の4855人を集めて行われた仙台との一戦は、仙台の決定力不足にも助けられながら劣勢をはねかえして1対0で勝利し、早くも昨季に並ぶ7勝目をあげ再び8位に浮上しました。また勝ち点も20となって前半終了時の10位以上を確定し、念願の天皇杯のシード権を確保しました。これで天皇杯は福島FC出身選手が構成するFCプリメーロ(福島県予選1位)とともにアベック出場、と言うことになります。

97/7/6 14:30

第6回JFL第13節

観衆 4,855

郡山市開成山陸上競技場

福島フットボールクラブ

1

0

前半

0

0

ブランメル仙台

1

後半

0

碓氷(74分)

得点

馬上(19分)

警告

アンテ(73分)

福島フットボールクラブ

ブランメル仙台

GK

菊地

0

GK

松永

0

DF

河原

1

DF

ドゥバイッチ

2

桜井

0

山路

0

波立

1

阪倉

1

MF

馬上

1

MF

斉藤

0

仲村

0

ビンク

3

碓氷

2

古賀

1

八城(84分鋤柄)

0

中村(74分高田)

1

川田

0

本明

1

FW

竹原

2

FW

アンテ(79分中島)

1

川口裕

0

大倉

5

Sub

川口晃

0

Sub

高橋

0

松島

0

田中

0

鋤柄

0

中島

0

0

千葉直

0

瀬川

0

高田

1


鈴木良二さん(KHA01356@niftyserve.or.jp)による
「対仙台戦観戦記」

やや強い西風で夏の暑い日差しが多少和らぐ中試合が始まった。 前半、トスで勝った仙台が風上を取り風に乗って攻勢をかけてきました。 いつもながら、福島はひたすら凌ぐペース。風のせいもあり自陣に へばり付いたままでした。攻め込む仙台の竹原一人残して全員で デフェンスする福島に手を焼きなかなかシュートチャンスを掴めず に試合は進行しました。
前半、福島の唯一のチャンスはゴール前に上がったボールを 川口と松永が競り合いこぼれたボールが竹原の前に出ました。 すかさず竹原が無人のゴールへループシュート、ボールはゴール左 ポストを直撃、残念ながら得点に至りませんでした。 仙台側もこれと言った得点チャンスもなく前半を終了しました。 多分シュート数は福島が3本ぐらい仙台が8本ぐらいだった。

後半、風上にたった福島は前半の劣勢を跳ね返すべく攻勢に出ました。 このため仙台は福島の上がった両サイドを付いて反撃を仕掛けて来ました。 結構、両サイドから鋭いセンターリングが入ってきました。 大倉のボレーシュートやアンテのHSが福島ゴールを襲いましたが ボールはクロスバーを越えて得点には至りませんでした。 (シュートが正確だったらと思うと冷や汗ものでした) 福島も仙台の両サイドの穴を突いて攻め込みセンターリングを 上げましたが殆ど正確性を欠いてシュートチャンスすら至りません。
そんな中、約75分ぐらいに左サイドでボールを受けた碓氷が 相手デフェンスを一人交わしてそのままゴール目掛けてドリブルで 上がり強力な左足シュートが松永の手をはじきボールはゴールに 吸い込まれました。
しかし、碓氷が一人交わしただけでその後ろががら空きだった 仙台デフェンスの集中力が今季の不振の原因なのでしょう。 点を取った福島は前半同様、竹原一人を残して全員でデフェンスして 仙台に得点を許さず試合を終了しました。 終了間際の大倉のHSを菊池がファインセーブ、本当最後まで 冷や汗ものの勝利でした。

デフェンスの集中力の勝利でした。 NTT関東戦ではとても心配だった桜井のデフェンスが今日は 素晴らしい出来でここと言うところに顔を出して敵のチャンスの目を 潰してました。初先発の馬上はまだまだでしょう。ポジショニングと センタリングの正確さどれもままだでした。 しかし、相変わらず中盤は相手チームのしほうだい状態は未だ改善なし。 中盤のプレスから相手ボールを奪って早いカウンターを仕掛けるはず だったのではと・・・? とにかく勝つには勝ってるがそれだけで中盤でのキープレーヤの必要性が つくづく感じてやまない所です。 久々に鋤柄選手が登場!残り2戦は頼んだ鋤柄選手!


牧田 令さん(HQJ07175@niftyserve.or.jp)による
「観戦記」

本日(7/6)の仙台戦は1−0で勝利を収めました。

これでJFLシードとしての天皇杯出場が決定するとともに、 盟友FCプリメーロも天皇杯に福島県代表として出場する事が 決定しました。

ゲームは4:6くらいで仙台に支配されていたでしょうか。 仙台は特に後半、数多くチャンスを掴みましたが、 FWの(特にアンテ)決定力は全くなかった。 大倉だったかのシュートが唯一枠に行ったシュート(しかもどフリー) であったが、直樹の胸直行であった。 あとは、「やべっ」と思ったシュートはことごとく枠を外れていった。 ポストに助けられたのも一つあったけど(思わず「ポストコール」がでた)。

本日はDF陣に拍手でした。特に河原さんが非常によかった。 高さで相手に勝って、PA内でも確実に相手からボールを奪える安定さ。 見ている方はPA内でスライディングされるので冷やっとしましたが。

その中で桜井はやはり今一つであった。あちこち出没して カットしていくのはいいのだが、簡単なところでミスをして ボールを相手にあげてしまう事が数度。もうちょっと頑張って欲しい。

馬上は良く頑張ったと思います。細かいミスはありましたが、 初めてにしては上出来でしょう。 小西が出れないゲームで誰を代りに出すのかと思ったら、馬上とは。 松島かと思ってた。まぁ馬上がある程度使える目処が立ったのは 収穫ですね。ただ、基本プレーに忠実すぎるような気がしました。 トラップして、ターンしてと言うのが、見え見えすぎた。 あそこを狙われるとちょっときついかな? でも、ゲーム後に泣いている馬上は感動的です。 そうだよなぁ、、、
1.初出場 2.フル出場 3.完封 だもんね。
頑張って右サイドを駆け上がっていた馬上に拍手。 まぁ黄紙はご愛敬ですね。

去年は準会員には一度も勝てませんでした。 今年はまず1勝0敗です。(本田はまだ準会員ではなかった) 頑張って川崎・札幌戦に臨みましょう。