97/9/18 19:00

第6回JFL第22節

観衆 585

県営愛鷹多目的競技場

ジャトコFC

0

0

前半

1

1

福島フットボールクラブ

0

後半

0

得点

竹元(21分)

警告

松木(63分)

ジャトコFC

福島フットボールクラブ

GK

中山

0

GK

菊地

0

DF

植田

0

DF

小西

0

吉田

0

波立

0

大石

0

宗像

0

MF

井口

0

MF

桜井

0

中村

1

八城

0

坂口

0

川田

3

井上(82分マルセーロ)

1

碓氷

0

田中

0

鋤柄(60分松木)

0

FW

望月(80分三枝)

0

FW

川口裕(77分瀬川)

2

内田(86分福島)

3

竹元

4

Sub

沖田

Sub

川口晃

渡邊

水島

マルセーロ

0

馬上

福島

0

瀬川

1

三枝

0

松木

0


牧田 令さん(HQJ07175@niftyserve.or.jp)による
「竹元大活躍?」
接戦になってしまいましたが、ほぼ圧勝といってよい内容 であったように思います。 ボールの支配は前半7−3。後半6−4ほどで、福島が支配。 シュート数でも10-5と圧倒しながら、接戦にしてしまったのは、 他でもない、先制のPKを決めた竹元であり、審判でした。
ゲームは台風20号の影響でホームゴール側からアウェイゴールに 向けて北東の強い風が吹き付ける中で始まりました。 前半風下の福島がボールを支配し、優勢にゲームを進めます。 川口裕之や竹元、川田を中心に再三ゴール付近にボールを進めますが、 ジャトコのDFに跳ね返されたり、シュートが枠を外れたりで、 鬱憤が少しずつたまりはじめていきます。 攻め込みながら点が奪えず、そして1点に泣いたゲームを いやというほど見てきている我々にとっては嫌な展開でした。
こうしているうちに前半20分頃、スルーパスを受けて飛び出した 竹元がGKと1対1になりかけます。そこで、GK中山は竹元の足を 手で払ってしまい、PKを得ます。レッドカードが出ていても おかしくない光景でしたが、なぜかイエローさえ出ませんでした。 しかし、ここで得たPKを倒された竹元自身がやや右寄りに蹴り込んで、 福島が仙台戦以来の先取点を挙げます。 先取点さえ挙げれば、負けの無い福島。サポーターが盛り上がっていきます。
さて、この日の竹元ですが、非常に目立っておりました。 彼のシュートはPKを含めて4本。 1本目はPKです。2本目はよく覚えていません。 その後、スルーパスを完全にDFを置き去りにして突破、 と思ったら、ボールが足につかず置き去りにしてしまい、 DFに戻られ点にならないプレーが一回あって、 3本目はこれも相手DFを置き去りにして完全にGKと一対一になりながら、 GKにぶつけてしまい、4本目は左サイドをぬいた川田からの絶妙の センタリングを、これも竹元が完全にフリーでヘディングで打ちながら ゴールをはずすという、大活躍ぶりでした。 全て決めていれば、4点は取れていたでしょうし、1−0と言うスコアが、 4−0にも、それ以上にもなれただけに、フィニッシュに持ち込むまでの 竹元のプレーはよかっただけに、もったいなかったです。
後半、始めこそジャトコに押し込まれますが、徐々にペースを取り戻し、 ゆっくりとボールを支配しだします。 しかし、後半は中盤でのボールのつぶし合いになってしまい、 あんまり面白くなかったです。強風を利用するために瀬川を投入しましたが、 77分に投入するぐらいなら、もう少し早く投入してもよかったのでは ないでしょうか?ただ、瀬川が追いつけないくらいの強風でしたが。
ネネー・ジェルソンという柱二本を欠くジャトコに対して、優勢にゲームを 進めながらも決定力に欠き、ロースコアになってしまいました。 そういう意味では不満が残りますが、リードしている間は 負ける気はしなかったです。 ジャトコは時折すばらしいパス回しと、カウンターを見せますが、 結局それがゴール前まで続く事が少なく、シュートに持ち込めない 状況でした。また、DFはもろく、特に高く跳ねあがったボールや ハイボールの処理が悪く、たてぽんのパスがそのまま福島が相手を 通り越してキープできるなど、相手の守備に悩まされるといった事は 無かったように思います。
不満を言うなら主審と副審。福島のファールは些細な事でもとりますが、 ジャトコのファールはなんでそれを取らんの、というのが多かった。 直接FKの数は福島の方が多いですが、レフェリングには不満が残ります。 スローインの指示も間違えるし。 PKもあと2本はもらえたような気がします。(贔屓目も含む)
愛鷹は始めていきましたが、いい競技場です。ただ案内板がないので、 初めて行く人には不便化も知れません。 あと、副審が走っていくあたりのライン際の芝がちょっと荒れていた。 ただ、ベンチのテントは何とかして欲しい。下の方で見ていると、 むこうのゴール側の手前のライン際はまったく見えなかった。
最後に、後半開始直後物がフィールドに投げ込まれました。 幸いにして福島のサポーターの投げたものではないようですが、 あのような事は無しにしたいものです。
福島は今季先制すると8戦全勝。 先制されると14戦全敗。実にわかりやすい成績であります。